種類別にみるクレンジングジェルの違いとは?肌質にあわせて正しく使いこなそう
クレンジングと一括りに言っても、その種類は多岐に渡り様々なお肌に合わせたものが発売されています。その中でもクレンジングジェルは、滑らかなジェルのテクスチャーが人気を呼び、種類も選べることから多くの女性に選ばれています。今回はそんなクレンジングジェルの種類や使い方についてまとめてみました。
2018年04月24日更新
記事の目次
[1]クレンジングジェルって何?
お化粧を落とすときに欠かせないアイテムであるクレンジングですが、様々な種類が販売されています。その中でもとろりとしたプルプルなテクスチャーを持つクレンジングジェルとは、一体どのようなクレンジングなのでしょうか。
どのようなものを選ぶかで、お肌に与える影響も変わってきますので、今回は最近人気が高いクレンジングジェルについて、調べてみましょう。
クレンジングジェルの成分は何?
基本的に、クレンジングの成分は「界面活性剤」と「油分」が中心となっています。その配合比率で様々な種類に分かれていきます。そして、クレンジングジェルには「ゲル化剤」という成分が含まれています。これは液体をジェル状の半固体に固めるための成分です。
そのため、まるでゼリーのようなプルプルとした感触のクレンジングとなるのです。クレンジングジェルの中にはゲル化剤ではなく、粘度のある保湿剤「ソルビトール」や「グリセリン」、「DPG」でジェル状にする商品もあります。
このようなものはとろみを感じるジェルになりますので、プルプルよりもトロンとしたテクスチャーになります。クレンジングとしての性質にはほぼ変わりはないので、テクスチャーの好みで分かれるところとなります。
他のクレンジングとの違いは?
クレンジングの種類はジェル以外にも、オイルやリキッド、クリームにミルクなどがあります。他にも、ポイントメイク専用のクレンジングや、シートタイプになっているクレンジングなど、その種類は多岐に渡ります。それぞれ配合されている成分などで効果やテクスチャーが変わってきます。
特に濃いメイクをした時などに、しっかりと落とすことができるのがオイルやリキッド系のクレンジングで、逆に肌に負担をかけないようにメイクを落としたい時はミルクタイプを選ぶと良いでしょう。ジェルタイプはその丁度中間くらいに位置したクレンジングとなっています。
ゼリー状のテクスチャーはオイルのものより伸びが良く肌への馴染みが良く、お肌への摩擦が少なめです。しかし洗浄力は少し弱くなってしまう特徴があるので、自分の肌質やメイクの種類によって使い分けると良いでしょう。
また、クレンジングジェルの中でも種類が分かれていますので、次はその細かな種類を見ていきましょう。
[2]クレンジングジェルの種類
クレンジングジェルの使いやすい使用感が人気を呼び、今ではクレンジングジェルだけでも様々な種類が発売されています。ジェル状のクレンジングはひとくくりにクレンジングジェルとまとめられてしまいますが、どのような成分が入っているかで性質は異なってきます。
性質に合わせてまつエクをしていても使用できるものや、ダブル洗顔が不要なものなど、それぞれの用途に合わせた使い方が可能です。しかし種類が多いだけに、選ぶのも難しくなってしまった部分もあります。いざ選ぶ時に迷うことがないよう、クレンジングジェルの種類をご紹介いたします。
水性ジェル(オイルフリー)
オイルが入っていない水性のクレンジングジェルです。油分を一切含んでいませんので、メイクを落とす力は非常に弱いものです。そのためメイクが薄い人向けのクレンジングジェルとなります。洗浄力でメイクを溶かすことを目的としていますので、肌が乾燥しやすくなってしまう特徴があります。
乾燥肌の方には向きませんが、脂性の方などには使いやすいタイプとなっています。また、オイルフリーの特徴として、まつエクをしている方にとても向いています。まつエクを落としてしまうことがないので、安心して使用できるでしょう。
水性ジェル(オイルイン)
水性ジェルはオイルフリーのものが多かったですが、今では少しだけオイルを加えたものがクレンジングジェルの主流となってきました。やはりオイルを一切含まないものは、メイク落ちが悪くなりがちなので少量オイルを加えることでメイクにより馴染むようになっています。
だいたい10%未満ほどのオイルが含まれ、基本的には「シリコン」という油分を加えていることが多いようです。これが少し入るだけで、シリコン系のメイクや日焼け止めも落とせるようになります。とは言え、ウォータープルーフのメイクやかなりしっかりとメイクをした時などはなかなか落とすのは難しいようです。
また、これも乾燥肌の方にはあまり向いていないクレンジングなのは変わりませんので、注意してください。
油性ジェル
クレンジングクリームをジェル状にしたような、油分と水分が半分ずつになったタイプが油性ジェルです。オイル感がないことを押し出しているジェルタイプとは全く別物になり、クリームほどの油分を感じるクレンジングです。
そのため、メイク落ちは劇的に良くなり、界面活性剤の使用量も少なくなるのでお肌に対しての刺激も減る傾向にあります。乾燥肌の方でも安心して使用できるのはこのクレンジングジェルタイプでしょう。しかし、どちらかというとクレンジングクリームよりとなりますので、テクスチャーなどもこってりとしがちです。
普通のジェルタイプのものとは別物と思って使用しないと少し驚いてしまうかもしれません。
オイルジェル
さらにオイルの量を増やしたのがオイルジェルです。イメージとしては、クレンジングオイルをジェル状に固めたものです。そのため、性質もクレンジングオイルとほぼ同じと考えて良いでしょう。
メイク落ちを最優先にさせたい方にはおすすめできますが、オイルの量を考えるとお肌への負担も大きくなります。特別なメイクをした時だけの使用などにすると、使いやすいかもしれません。
[3]クレンジングジェルのメリット、デメリット
一言にクレンジングジェルといっても、様々な種類がある事が分かりました。どれを選ぶかでメリットデメリットはかわってきますので、それをまとめてみました。
水性ジェル(オイルフリー)
メリット
オイルフリーの水性ジェルのメリットは、クレンジングジェルの最大のメリットと言える油分を一切含まないところです。オイルが苦手な方や、脂性肌の方、まつエクをしている方には嬉しいメリットです。洗い上がりもさっぱりとしていますので、清涼感が欲しい方にも向いています。
デメリット
オイルが含まれていないということは、メイクの落ちはあまり期待できません。ばっちりメイクの時には活躍できない事を覚えておきましょう。また、油分を与えてくれませんのでお肌が乾燥しやすくなることもあります。乾燥肌の方にはあまり向いていません。
水性ジェル(オイルイン)
メリット
オイルが少し入るだけでメイク落ちはだいぶ良くなります。ニキビがある方や、脂性肌の方でも使用しやすい量の油分となっていますので、使用できる幅が広がります。また、オイルがメインとなっているクレンジングに比べるとお肌への刺激は少なくなっています。
デメリット
オイルフリーと比べるとメイク落ちはいいですが、クレンジング剤全体で見るとメイク落ちは悪い部類になります。メイク落ちが良いものは界面活性剤が多く含まれている可能性がありますので、お肌への刺激も心配されます。また、ミルクタイプやクリームタイプに比べると、まだまだ乾燥しやすくなっています。
油性ジェル
メリット
油分が多くなると界面活性剤の量が少なくなり、お肌にとってマイルドな刺激となります。そしてメイク落ちも格段に良くなり、乾燥もしにくくなります。
デメリット
クレンジングジェルというのはオイルフリー、またはオイルの少なさを売りにしているところがあるので、そこを打ち消してしまっています。ジェルとついても、オイルが苦手な方には向いていません。
オイルジェル
メリット
メイク落ちはクレンジングジェルの中で1番良いです。ウォータープルーフもするりと落ちるものが多いので、ばっちりメイクの時はおすすめです。
デメリット
オイルが多くなるほど、お肌への負担は多くなります。また、クレンジングジェルは脂性の方でも使えるというイメージですが、オイルジェルになってしまうと向いていないので注意してください。
[4]自分に合ったクレンジングジェルの選び方
クレンジングジェルは3つのことに注意しながら選ぶと、自分に合ったものが選べます。自分がどのタイプなのかをチェックしてみましょう。
まずは自分の肌質に合わせる
お肌の状態というのは人それぞれ千差万別で、自分の特徴や癖を見極める必要があります。特に注目したいのが肌質で、皮脂分泌量と表皮の角質層の水分量でお肌のタイプというのは分かれます。具体的には脂性肌、普通肌、乾燥肌、混合肌の4タイプです。
普通肌の方は比較的どのクレンジングジェルでも使いやすいですが、脂性肌の方はオイルインの物には注意が必要ですし、乾燥肌の方はオイルインの方が使用しやすい傾向にあります。自分の肌質がどれに当てはまるかで、クレンジングジェルの種類を見極めましょう。
今のお肌の状態に合わせる
自分の肌質を根本にしてクレンジングジェルを選ぶのが基本ですが、お肌というのは日々状態が変化しています。季節によっても乾燥の仕方が違いますし、ニキビやできものができてしまっている時も注意して選ぶ必要があります。
敏感肌の方などは特に日々の変化があると思いますので、複数のクレンジングジェルを用意しておくことで、その都度合わせたクレンジングを行うことが可能です。また、使用してみた後の使い心地をしっかりと確認しておくことも大切です。
メイクのタイプに合わせる
ご自身が普段どのようなメイクをしているのかも、クレンジングジェルを選ぶ時の大きなポイントとなります。メイクの落とし残りがあると、肌トラブルを招いたり、肌老化を早める原因となってしまいます。メイク残しをしないためにはメイクの濃さに合わせたクレンジングジェルを選ぶ必要があります。
普段からばっちりメイクの方は、オイルが多めのクレンジングジェルを選ばないとお肌への摩擦も心配ですし、落とすのにも時間がかかってしまいます。
[5]クレンジングジェルの使い方
クレンジングという作業は、メイクを落とすもので、洗顔ではありません。メイクは基本的には油性のものが多く、水ではなかなか落とすことができません。そのため、クレンジングに含まれる油分や界面活性剤を使ってメイクを落としていきます。
クレンジングジェルの正しい使い方を知り、メイクをしっかりと落としながら、お肌を労わることも忘れずに行っていきましょう。
1.クレンジングを行う前に手を清潔にする
まずは手をしっかりと洗い、清潔にしておきましょう。汚れのある手では、メイク落としの邪魔になりかねません。また、繊細な目などに触れますので、しっかりと除菌をしておくと尚良いでしょう。手を洗い終わったらしっかりと乾かします。
2.クレンジングジェルを手に取り温める
オイルフリーのクレンジングジェルならこの作業はひ必要ありません。オイルインの場合は手の温度で温めることでメイク落ちを良くします。クレンジングジェルは出した瞬間は油分が水分に包まれていますが、温めることで水分を蒸発させます。
これを「乳化」と呼びます。こうすることでメイクによく馴染み、落としやすくなります。
3.顔に乗せメイクに馴染ませる
クレンジングジェルを温め乳化させたら、メイクに馴染ませていきます。この時大事なのが、皮脂の多いT ゾーンから乗せていくことです。指先でクレンジングジェルを取り、指の腹で優しくなでるように馴染ませ、次に両手を使いUゾーンに伸ばしていきましょう。
馴染んできたら、小鼻や額も指の腹を使いくるくるとした動きで細かなところを馴染ませていき頬全体まで広げていきます。最後は目元や口元など、皮膚の薄い所のメイクを落としていきます。アイメイクやリップが濃い場合はクレンジングジェルを追加したり、事前にポイントメイク専用のクレンジングを使用して落としておきましょう。
4.最後はぬるま湯で洗い流す
メイク全体とクレンジングジェルがよく馴染んだら、ぬるま湯で洗い流していきます。人肌程度の温度が理想的です。ダブル洗顔をしない場合は、ここでしっかりとヌルつきを取っておきましょう。そのためにはぬるま湯での洗顔がベストです。
[6]クレンジングジェルを使う時に気を付けたい事
クレンジングジェルの選び方や使い方の中にも、注意するべき点があります。そこを理解すると、さらにクレンジングジェルの良さを引き出しながら使えるようになります。
クレンジングジェルで顔をこすらない
クレンジングジェルをメイクに馴染ませている時、ついつい力を入れて擦ってしまいがちです。しかし摩擦が起きるとお肌への負担は想像以上に大きくなり、長い目で見るとシミやシワの原因にもなりかねません。
クレンジングは指先で優しくマッサージをするように行い、手のひらで行わないだけでも力加減が調整できます。
すすぎの時は水でもお湯でもなく、ぬるま湯を使う
クレンジングジェルの使用方法でも触れましたが、すすぎの際は人肌程度の温度のぬるま湯を使用しましょう。水ではしっかりとクレンジングジェルを洗い流せず、メイクが残ってしまう可能性があります。また、熱めのお湯は良く落ちると思われていますが、必要以上に皮脂を落としてしまう可能性があります。
そうなると乾燥の原因になり、その状態が続いてしまうと皮脂が過剰に出るようになってしまうこともあります。人肌程度の温度で洗い流すのが理想です。
アイメイクはクレンジングジェルで無理に落とそうとしない
アイメイクやリップなど、メイクの中でもどうしても濃くなりがちな部分は、クレンジングジェルのみで落とし切ろうとするのは危険です。ご自身のメイクの濃さでクレンジングジェルを選ぶ必要がありますが、メイクの濃さはベースメイクの濃さで選ばなくてはいけません。
ポイントメイクの濃さで選んでしまうと、どうしても強力なクレンジングジェルを選ばなくてはいけなくなり、お肌への負担も大きくなります。ポイントメイクもクレンジングジェルで落とそうとするのではなく、ポイントメイク専用のクレンジングを用意しておくことで、お肌への負担を減らすことができます。
クレンジングは基本的に、ベースメイクを落とすものと考えておくと良いでしょう。
メイクはその日のうちにきちんと落とす
クレンジングジェルの種類でお肌への負担は変わってきますが、メイクをしたままの状態が続くことが1番お肌に負担を与えてしまいます。外出から帰ってきたら、なるべく早くメイクを落とす習慣をつけ、メイクしたまま寝てしまうことがないよう気を付けてください。
外にいると、様々な汚れがお肌に付着していますので、しっかりと洗顔まで行うようにしてください。
[7]自分に合ったクレンジングジェルを選んでメイクをきれいに落とそう
クレンジングの種類は様々ありますが、その中でも伸びの良いテクスチャーとお肌への負担が少ないことから、クレンジングジェルは多くの方に使われています。とは言え、自分に合っていないものを誤った使用方法で使っていたら、お肌に負担がかかるばかりです。クレンジングジェルのメリットを最大限に活用し、正しい使い方をしてメイクを落としていきたいですね。
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