気になる肌荒れの症状や原因を徹底解明!日常生活で気をつけることは?

肌がなんだかカサカサしたり、ニキビが出来たり、痒みが出たり、赤くなったり…肌荒れしてしまった経験は誰でもあるのではないでしょうか?肌荒れすると化粧ノリも悪く、気分も上がらず、がっかりですよね。そもそも、どうして肌荒れしてしまうのか、原因や仕組みについてご紹介します。

どうして肌荒れするの?原因は?

2017年12月30日更新

スキンケア

服部 仁実

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[1] 肌荒れってどんな症状がある?

どうして肌荒れするの?原因は?

肌荒れと一言で言っても、その症状は様々です。肌がカサカサする、吹き出物(ニキビ、大人ニキビ)が出来る、かゆみや赤み、といった症状があります。
また、肌荒れはおでこや頬、口周りやあごなどに症状が出やすいと言われています。

[2] 肌荒れはどんな仕組みで起こっている?

肌のターンオーバー

ターンオーバーとは、肌の細胞が新しく生まれ変わる、肌の新陳代謝のことを言います。肌は上から表皮、真皮、皮下脂肪という三層で形成されていますが、肌細胞はその中の表皮で作られています。表皮層の一番下層部分の基底層で作られた新しい肌細胞が少しずつ上へ押し上げられて、肌表面の角質層へと変わっていきます。

肌表面まで押し上げられたあとは、自然に剥がれ落ちていき、また新しい細胞が押し上げられていきます。角質層には、水分の保持や外部からの刺激から肌を守るバリア機能といった大事な役割があります。このターンオーバーのサイクルが正常であれば、肌の状態も正常な状態をキープすることができます。

サイクルが遅い場合は、老化角質が肌表面に留まってしまうので、乾燥やくすみなどの原因となり、角質層が肥厚することで、化粧水や美容液など毎日のスキンケアも中々効果をなさず、潤い不足から肌荒れを引き起こしてしまいます。

また、サイクルが早い場合も、新しい細胞が未熟のまま肌表面に出てきてしまうので、角質層としての機能も未熟なため、肌荒れを引き起こしてしまいます。

保湿成分のバランス

まず、肌のうるおいを保つために欠かせないのが、皮脂膜の存在です。
どうして肌荒れするの?原因は?

服部 仁実

私たちの肌は皮脂と汗によってできる皮脂膜で表面覆うことで潤いのバランスを保ち、ph値を弱酸性にして、外からの刺激から肌を守るバリア機能を果たしています。

 
どうしても、潤い=水分と捉えやすいですが、乾燥による肌荒れ、敏感肌の多くは皮脂膜が、正常に作られない、機能していないことによるものが多いのです。

また、角質細胞内の天然保湿因子、角質細胞間を繋ぎとめる細胞間脂質も大事な成分です。これらのいずれかが減少することで、バリア機能としての角質層の働きが鈍くなり、肌荒れが起こりやすくなります。細胞間脂質は角質細胞と角質細胞の間に存在し、水分の蒸発を防いでくれる働きがあるので、細胞間脂質の減少は、肌の乾燥を進行させてしまいます。

また、細胞の間に隙間が生じるので、外部からの雑菌の進入を許してしまい、皮膚炎を引き起こす可能性も出てきます。また、水分と油分のバランスが悪くなると皮脂の分泌量が増え、ニキビや吹き出物の原因になることもあります。

免疫力の低下

免疫力が低下していると病気にかかりやすくなるのは知られていますが、実は肌荒れも起こりやすくなっているのです。免疫力の低下によって、通常備わっている肌の恒常性(ある一定の状態を保とうとする力)も低下してしまい、紫外線やほこり、雑菌などの外部刺激の影響を受けやすくなります。そのため、肌荒れも起こりやすくなっています。

加齢による変化

加齢により、肌のターンオーバーのサイクルは遅くなってしまいがちです。肌細胞を新しく作る力や肌の水分量、皮脂の分泌量などが減少していきます。肌機能が低下しているので、外部刺激の影響を受けやすく、肌荒れに繋がっている場合もあります。

[3] 肌荒れの原因

肌荒れを起こしてしまう、そもそもの原因にも様々なことが考えられます。どんな原因があるのか、主な原因をご紹介しますので、当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

食べ物によるもの

野菜や果物など、美肌に欠かせないビタミン類を多く含む食事を心掛けている方も多いのではないでしょうか?肌は食べ物の影響も受けるので、食べ物によっては肌荒れを起こしやすくなることがあります。では、どういった食べ物が肌荒れの原因になるのかご紹介します。まずは、油分の多い食事です。油分の多い食事は過剰に皮脂を分泌させてしまい、ニキビなどの吹き出物の原因に繋がります。

 どうして肌荒れするの?原因は?

服部 仁実

油分が全て良くないというわけではありませんが、ジャンクフードやスナック菓子は特に気をつけましょう。皮脂分泌を活性化させます。

 
また、美肌にいい、ビタミンEが豊富だとされているナッツ類も油分が多いため、食べ過ぎには注意が必要です。糖分の摂り過ぎも肌荒れに繋がることがあります。糖分はビタミンB群を消費して分解・吸収されます。ビタミンB群は肌の代謝や免疫力などに関係しているので、糖分の摂り過ぎでビタミンB群を消費してしまうと肌機能の低下を招くことがあります。

また、鉄分不足も肌荒れに繋がります。女性は生理などにより鉄分不足の方も少なくありません。鉄分が不足していると血液中のヘモグロビン量が減少し、ヘモグロビンによって運ばれる酸素も減少します。

酸素が細胞へ十分に行き渡らない場合、酸素不足によって新しい細胞をつくることが出来ず、肌の新陳代謝であるターンオーバーにも影響が出て、肌荒れの原因になることがあります。

生活習慣が原因の場合

夜更かしや寝不足など、不規則な生活を送っていると、ホルモン分泌も悪くなり、肌のターンオーバーのサイクルも乱れてしまい、肌荒れの原因となります。また、自分の肌質合わない化粧品を使っていたり、スキンケアの際の過度な洗顔やピーリング、何度もこすったりするのは肌への刺激となり、肌表面の皮脂膜を壊し、肌荒れを起こすことがあります。

また、化粧の際に使うブラシやチップ、パフなどは雑菌が繁殖しやすくなっていて、雑菌が繁殖したまま使っていると、肌へ雑菌を移すことになり、肌荒れを引き起こす原因となります。シーツや枕カバーなどの寝具も、就寝中の汗や皮脂などによって雑菌やダニが繁殖しやすいため、注意が必要です。

顔周りに髪がかかるようなヘアスタイルの場合、髪の毛についている整髪料や雑菌を肌につけてしまうこともあります。喫煙もビタミン不足や血管収縮を招くため、肌荒れの原因となることがあります。

ストレス性のもの

体は過剰にストレスを感じた場合、ストレスに対抗するためアドレナリンといったホルモンを分泌します。アドレナリンには血管収縮の作用があり、血管が収縮すると肌細胞に十分な栄養成分が行き渡らなくなります。すると、肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れに繋がります。

また、ストレスによって活性酸素も発生します。活性酸素は、本来は外部刺激から細胞を守る働きがありますが、過剰に発生してしまった場合は肌細胞も酸化させ免疫力の低下や肌機能の低下に繋がり、肌荒れの原因となります。

ホルモンバランスの変化

生理周期によるホルモンバランスの変化も肌荒れに関係しています。生理前には「黄体ホルモン」と呼ばれるホルモンが多く分泌されます。この黄体ホルモンは男性ホルモンに似た働きがあり、皮脂の分泌が増えるようになります。皮脂の分泌が増えるので、ニキビなどの肌荒れを引き起こしてしまうことがあります。

生理後は「エストロゲン」と呼ばれるホルモンによって肌の調子を取り戻すことが出来ますが、生活習慣の乱れや無理なダイエットにストレスよってホルモンバランスが崩れている場合も多く、エストロゲンの分泌が減少して、肌荒れしやすい状態のままになってしまうこともあります。

紫外線によるもの

紫外線は、肌へのダメージが外的要因の中で最大と言われているほど、肌への影響が大きいです。紫外線を浴びることで、活性酸素が発生し、肌の酸化を進ませます。また、肌の真皮層内のコラーゲンの劣化や、紫外線の熱量による肌表面の乾燥、更に肌を守ろうとして角質肥厚を起こします。すると肌機能も低下し、肌内部へも紫外線が侵入しやすくなり、乾燥や炎症などといった肌荒れに繋がります。
どうして肌荒れするの?原因は?

アレルギーが原因

アレルギー反応として肌荒れが起こっている可能性もあります。体内には、ウイルスや細菌などの異物が侵入した時、それらを体外に出そうとする免疫機能が備わっています。この免疫機能が過剰に反応したものが、かゆみや炎症などといったアレルギー反応となります。

アレルギーの原因物質は、植物の花粉やダニ、ハウスダスト、犬や猫などの動物、食べ物など多岐に渡ります。病院でアレルギーの検査をすることが出来るので、アレルギーによる肌荒れが考えられる場合は、病院での検査により、原因をある程度特定することが出来ます。

[4] 肌荒れの原因を把握しよう!

肌荒れが起きる原因として、肌のターンオーバーの異常や油分と水分のバランスの悪さ、免疫力の低下、加齢などが挙げられますが、それらには、食べ物や生活習慣、ストレスやホルモンバランス、紫外線、アレルギー物質などが関係しています。。肌荒れが起きる仕組みや原因は様々ですが、どうして肌荒れになってしまうのか、まずは原因を把握するところから始めましょう。

どうして肌荒れするの?原因は?

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