万能すぎる「オーバニックバーム」ってなに?その効果と正しい使い方を知って毎日の生活に取り入れよう!!

湿度が低くなるとお肌はカサカサ、髪の毛はパサパサ、唇や指、かかとはひび割れてしまっている…なんてことになっていませんか?乾燥の季節、全身のスキンケアは、とても大切ですが、みなさんは何を使っているでしょうか。今回ぜひおすすめしたいのが、オーガニックバームです。『バーム』は聞いたことがあるけれど、使用したことがない方は意外に多く、その魅力を知らないなんてもったいないことです。オーガニックだから安心して、全身に使用できる万能なバームの魅力をご紹介いたします。

オーガニックバームは万能すぎる!その効果と正しい使い方を知って毎日の生活に取り入れよう!!

2018年01月16日更新

スキンケア

服部 仁実

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[1]オーガニックバームとは?

オーガニックバームって何?

バームは日本語で「軟膏」のことで、みつろうや、ワセリンをベースにしたものが多く半固形状なのが特徴です。容器の蓋を開けて逆さまにしても、中身が垂れてこないほどの粘度です。

バームは、もともとハーブなどを原料に作られていて、家庭薬として使用されていた歴史があります。確かに軟膏と聞くと、日本でも薬のイメージが強いですよね。しかし現在では美容品としての役割も担っているのです。バームは油脂性が高く、肌に塗ると膜を張り、水分を閉じ込め、逃がさない働きをします。肌に浸透するというより、肌表面を守る効果が強いものです。

かなり硬めのテクスチャーではありますが、皮膚温でじわじわと溶けて柔らかくなるので、肌に塗っているとだんだん伸びが良くなります。種類が幅広く、形態も豊富にあり、ビンや缶に入っていて手に取るタイプや、スティック状になっているものもあります。バームは顔だけでなく、ボディや髪にまで使用できますので、用途に応じて選ぶことができるのが嬉しいですね。

また、今回特におすすめしたいのがオーガニックのバームです。オーガニックとは天然植物成分で作られたものを指し、化学物質などが入っていないので、敏感肌の方や、赤ちゃんでも安心して使用することが出来ます。また、エッセンシャルオイルが配合されていて、天然の植物の香りを楽しめるものも多いので、人工香料に敏感な方でも使用しやすいのではないでしょうか。

バームとクリームの違い

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バームと付いた名前の商品は多くありますが、実はくくりがあいまいでもあります。よく混同されるのが、保湿クリームですがこの二つの役割は、似ていますが別物です。

まず保湿クリームですが、テクスチャーはバームより断然柔らかく、乳液よりは硬いものです。見た目は名前の通りクリーム状で、伸びがよくべたつきが少ないものも多いようです。水に馴染みやすいのも特徴で、肌に浸透しやすいスキンケア商品です。化粧水、乳液の次に使用されることが多いかと思いますが、肌の水分を閉じ込めるだけでなく、美容成分を吸収させる働きもあります。

一方バームは、とにかく水には馴染まず、はじく特徴があります。それはミツロウやワセリンなど油脂性のものを主原料として作られているからです。そのため、肌への浸透力はクリームに劣りますが、外からの刺激に対しては高い効果を発揮し、がっちりと肌を守ってくれます。また、傷口などに塗ってもしみにくいので、例えば既にひび割れてしまった部分の肌をいたわりながらケアできます。

ただ、べたべたとした感覚が強いという声も多く、そこで好みが分かれてしまうこともありますが、肌への保護作用はとても高いことは間違いありません。酷い乾燥や、傷がある時などはバームを使用し、軽度の乾燥の時は、クリームを使用するというように使い分けるといいでしょう。

[2]オーガニックバームの効果とは

さらにオーガニックバームの効果を詳しく見ていきましょう。バームならではのメリットがたくさんありますよ。

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角質が柔らかくなる!

角質が硬くなる箇所と言えば、ひじやかかとですよね。バームは身体にも使用できますので、特に乾燥が厳しく角質が固くなりやすい箇所に、積極的に使用してみましょう。

特にかかとは体重を支えていることで、かなりの刺激や摩擦を受けています。血流も悪くなりやすいので、放っておくとどんどん角質が分厚く硬くなってしまいます。もしすでにそうなってしまっていても、バームを取り入れることで角質を柔らかくできることもあります。

服部仁実

状態にもよりますが、あまりにも角質が硬くなってしまっているようでしたら、フットパドルと言われる、ヤスリで表面を少し削ってみましょう。それから、お風呂上がりなど、皮膚が柔らかくなっている時に、クリームなどでしっかりと保湿をします。さらにその上からバームを塗ることで、クリームだけでは逃げてしまう水分をしっかりと閉じ込めることが出来ます。これを毎日行っていると、次第に角質が柔らかくなってくるのを実感できるはずです。

様々な刺激からお肌を守ってくれる!

バームの1番の特性は、その油分の多さです。その油分でお肌にしっかりと膜を張ってくれるところが、他のスキンケア用品と違うところです。スキンケアの基本は、しっかりと肌を保湿することです。化粧水や乳液がその役割を果たしますが、表皮の水分は、放っておくとどんどん蒸発していってしまいます。そしてそのまま時間が経つと肌表面はカサカサとしてきてしまうのです。

そこで、お肌に入れた水分を閉じ込めるために、化粧水などでしっかりと保湿をした後には、バームを塗ってみてください。水にも溶けにくい性質が相まって、しっかりと膜を張ってくれるので、水分の蒸発を防いでくれます。また、乾燥から守ってくれるだけでなく、外にいると当たり前にある雑菌やほこりからも守ってくれます。乾燥からの敏感肌には特にその効果を期待できます。

香りで癒しの効果も!

オーガニックバームならではの特性と言えば、そのナチュラルな香りです。人工的な香料が入っていませんので、きつい香りが苦手な方にはとても使いやすくなっています。また、自然の香りを楽しむために、香りの配合に力を入れている商品などもありますので、お肌に塗っている時間を癒しのリラックスタイムにすることもできますよ。

オーガニックバームは万能すぎる!その効果と正しい使い方を知って毎日の生活に取り入れよう!!

ユーカリ油やハッカ油が配合されていれば、こんな効き目も期待できる!

  • 肩こりにも効く
  • ユーカリ油やハッカ油が含まれているバームもあり、そのような商品は肩こりにも効果が期待できます。ユーカリ油やハッカ油は、血行を促進する働きがあり、湿布などにも使用されているものなのです。塗った感覚はスーッとした清涼感がありますが、それと同時に血行が促進、塗った箇所がポカポカと暖かくなり、コリの改善につながるのです。

    もし、ユーカリ油やハッカ油が配合されたバームを持っているなら、マッサージをするように筋肉の張っている部分や、足首など冷えやむくみの気になるところ、リンパ節周辺に塗ってみると、肩こりや関節痛の改善、血流促進からリンパ液の促進にも繋がり、むくみなどにも効果が期待できます。

  • 虫に刺される前も、刺された後も使える
  • ユーカリ油やハッカ油は、虫を寄せ付けない香りと言われています。人間にとってはすっきりとした清涼感のある香りですが、虫にとっては大嫌いな香りの様です。夏場の蚊の対策に、ちょっと塗っておくのも効果的です。1回塗ると、3~4時間は効果が持続しますよ。

    また、すでに虫に刺されてしまった箇所にも、擦っておくと炎症を抑えてくれる効果も期待できますので、虫が多い時期にも活躍してくれそうです。

[3]オーガニックバームの使用の仕方

オーガニックバームの素晴らしい所は、全身に使用できる所です。まずは基本の塗り方ですが、バームは水分を逃がさない様膜を張ることが出来ます。そのため、お肌にしっかりと水分が含まれている必要があります。カサカサと乾燥したお肌にいきなり塗ることはおすすめできません。化粧水などでしっかりと保湿してからその上にフタをするように塗りましょう。

また、硬いテクスチャーですので、手のひらの温度でしっかりと温めてから塗ると良く伸びます、そのため、使用する量は少なめから始めて、つけすぎに注意しましょう。油分が多いものなので、つけすぎるとべたつき感が強くなってしまいます。お風呂上がりなど、身体が濡れていて、温まっている時に使用するのが1番効果的です。

オーガニックバームは万能すぎる!その効果と正しい使い方を知って毎日の生活に取り入れよう!!

ハンド、ボディケア

顔はもちろん、ハンドやボディにも同じような使用方法で使うことが出来ます。特に、水仕事が多い方のハンドケアなどには最適です。また、肘やかかとなど、乾燥が厳しい所にはたっぷりとパックのように塗ると、角質が柔らかくなり潤ったお肌を手に入れることが出来ます。

リップケア

乾燥が厳しい時によく割れてしまうのが唇ですが、オーガニックバームはリップクリームと同じように使用することが出来ます。唇全体にたっぷりと塗りラップをして少し待つと、パックと同じ効果が期待でき、ひび割れやかさつきが抜群に回復します。

ヘアケア

オーガニックバームは髪の毛にも使用することが出来ます。紫外線や乾燥のダメージからパサつくか見には、バームを手のひらで伸ばし、ワックスを使用する感覚で髪に塗り込んでください。しっかりと温めてからでないと、ダマになってしまうことがあるので、手のひらで充分に溶かしてください。

ネイルケア

乾燥は爪にもダメージを与えます。また、ネイルのおしゃれを楽しんでいる方も、爪自体が若干薄くなってしまっている可能性があります。そんな時は、しっかりと洗った爪にバームを塗り込んでください。外からの刺激から守ってくれるので、爪の健康状態を早く回復することが出来ます。また、ささくれなどがある時もおすすめです。

[4]手作りオーガニックバームにチャレンジ!

オーガニックバームは、少ない材料で意外と簡単に作ることが出来ます。オーガニック製品だからこそ、自分で信頼できる材料を集め、好みの物を作ってみるのがいいのではないでしょうか。今回は20mlの分量で作ってみましょう。

オーガニックバームは万能すぎる!その効果と正しい使い方を知って毎日の生活に取り入れよう!!

必要な材料は?

【素材】

  • みつろう4g
  • スイートアーモンドオイル16ml
  • お好きなエッセンシャルオイル4滴

【道具】

  • ガラス容器
  • ビーカー
  • 攪拌用の棒
  • 湯煎用の鍋

 

作り方

  1. みつろうとアーモンドオイルをガラス容器に入れ、湯煎用の鍋でとろとろに溶かします。
  2. みつろうはミツバチの巣から取れる成分で、保湿効果、抗菌作用がとても高いです。バームを作る際には欠かせない材料となっています。

    種類が精製タイプと未精製タイプの2種類あり、未精製タイプは黄色みがかっていて、みつろう本来の香りを楽しめます。エッセンシャルオイルの香りを楽しみたい場合は精製タイプがおすすめです。

  3. ガラス容器に中身が溶けたら温めるのをやめ、エッセンシャルオイルを入れましょう。
  4. エッセンシャルオイルは熱に弱く香りが飛びやすいので、必ず温めるのをやめてから入れるようにしましょう。

    今回はボディ用の分量で4滴ですが、フェイス用の場合は2滴に減らして濃度を薄くしましょう。また、妊娠中、授乳中の方、3歳未満のお子様が使用する場合は刺激が強い場合があるので、エッセンシャルオイルは入れないで作るようにしましょう。

  5. 攪拌棒でよく混ぜ固まったらたら完成です。
  6. 自家製コスメは使用期限が短いのが難点ですが、バームには水分が含まれていないので1か月程持ちます。ただし保存状態で変動しますので、なるべく早めに使い切りましょう。

[5]オーガニックバームを上手に取り入れて、快適な毎日を過ごそう!

オーガニックバームは全身に使用でき、また天然成分から作られているので赤ちゃんにでも安全に使用できる万能スキンケア商品です。これ一つ持っているだけで、ハンドクリームにもリップクリームにも、ヘアケアにもなりますので、いざという時に使い勝手が良いものです。カバンに忍ばせておくと、乾燥が厳しい季節には心強いですね。全身を守るために、ぜひお気に入りのオーガニックバームを生活に取り入れてみてください。

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