スキンケア

日焼け止めは種類によって効果が異なる?シーン別に使い分けて紫外線対策を

夏場の日差しの強い時期は何もしていないと日焼けをしてしまいますね。「日焼けをして肌が痛い!」とならないように、日差しの強い時期に日焼け止めは必須アイテムです。日焼けをすることで肌は大きなダメージが加わります。日焼けを防ぐ日焼け止め、市販されている種類は様々でどれを選んだらいいかわからない場合も多いです。日焼け止めの種類や効果を知ることで、自分に合った種類の日焼け止めを選ぶことができますよ。

日焼け止めは種類によって効果が異なる?

2018年04月11日更新

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記事の目次

[1]日焼け止めの種類ってどんなものがあるの?

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近年では、日焼け止めの種類も増え沢山の種類が販売されています。日焼け止めを選ぶ際には気を付けたいポイントや、成分の特徴などを知ることで、より自分の肌質にあった日焼け止めを選ぶことができます。

日焼け止めには日焼けをしないように、肌に有害な紫外線をカットする“UVケア”というものが入っていますが、主にどのような働きをするのでしょうか?そして、日焼け止めにはどのような種類があるのでしょうか?

日焼け止めに含まれるSPFとPAって?

販売されている日焼け止めには、“SPF○○”や“PA○○”などの普段数値を表す見慣れない記号がついています。これらの記号は、紫外線から肌を守るために必要な成分の数値です。この、SPFやPAなどの数値はどのようなことを表すのかそれぞれ確認しましょう。

SPF
日焼け止めは種類によって効果が異なる?
SPFとはSun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略です。紫外線防御指数とも言われています。主にUVB波の防止をする効果をもちます。強い紫外線を浴びると肌は赤くなり斑点が出たりしますが、その赤さが出るまでの時間の長さを表す数値で、このSPFの数値が高くなると日焼けをしてしまった時に肌に有害であるUVB波が届く時間を遅くすることができるのです。

現在、日本でのSPFの上限は50+までとなっています。UVB波の測定方法に限界があるため50以上の数値を測ることは、信用性が低いと言われており上限が設定されています。しかし、実際に市販で購入することのできるSPFが30以上の日焼け止め製品は、効果があまり変わることがないため「数値が高ければ高いほどいい」というわけではありません。

PA

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PAとはProtection Grade of UVA(プロテクション グレイド オブ UVA)の略です。紫外線の中でも肌にダメージを加えるA波(UVA)を防ぐ効果を持ちます。

これまでの数値の「PA+ PA++ PA+++」の3段階で表記されていましたが、測定方法と表示方法の改定されたため「PA++++」が加わり4段階の表記に変更されました。+の数が多いと、より紫外線A波であるUVAを防ぐ効果が高くなります。

波長が長い紫外線A波は、肌の深層部まで届き、コラーゲンやコラーゲンを繋ぐエラスチンにダメージを与えます。そのためシミやしわ、弾力性の衰えに発生に大きく関わってくるのです。そして、カーテンや窓を潜り抜けて私たちの肌に届きます。そのため日常生活では避けることのできない紫外線の一種なのです。曇りの日や冬場の日差しの強くない日でもしっかり紫外線A波を防ぐことは、肌を守るために必要なことです。

日焼け止めの種類は大きく分けて2つ

日焼け止めは種類によって効果が異なる?
肌を紫外線から守るために必要な成分を含む日焼け止めですが、大きく分けて種類は2つあります。肌を守るために光を反射させる散乱剤の日焼け止め、紫外線を吸収し肌を守る吸収剤の日焼け止めの2種類です。

肌が受けるダメージも違うため、自分に合った種類を選ぶためには2種類の違いを知っておきたいですね。

散乱剤の日焼け止め

散乱剤の日焼け止めは、太陽から受ける紫外線を反射や散乱させて、日焼けから肌を守るタイプです。配合されている主な成分は、酸化亜鉛・酸化チタンなどでできています。

一般的に販売されているクリームタイプの日焼け止めに多いものですが、肌に塗ると白っぽい印象になるため、場合によってはやや重たい印象を与えてしまいます。しかし、肌にかかる負担は軽く、安全性も高いため敏感肌の人・肌が弱い人・お子様なども手軽に使用することができるタイプです。

散乱剤の日焼け止めに含まれる酸化亜鉛には、日焼けをした時に赤くなってしまったり、熱を持ったりするような炎症を抑える効果があるため、日焼けをした時に赤くほてってしまいがちな人にもおすすめのタイプです。この酸化亜鉛は、日焼けをした後に肌をケアするためのローションなどの化粧品にも含まれているものです。

吸収剤の日焼け止め

吸収材の日焼け止めは、紫外線を吸収し、熱に変えて肌を守る役割を持つ日焼け止めです。そのため散乱剤に比べて肌への刺激は強いです。肌に塗布すると、化学反応を起こして肌を守るような日焼け止めのため、肌が弱い方や敏感肌の方には向かないでしょう。

また、油分も多く含むためしっかり洗い流さないと肌の上で参加して炎症を起こしてしまう場合もあります。散乱剤の日焼け止めも同様ですが、吸収剤の日焼け止めは使用後はしっかり洗い流すことを心がけることで、肌への負担をかけずに使用することができます。

[2]日焼け止めは5つのタイプが主流

主流の日焼け止めのタイプは5つですが、用途や肌質によって選ぶものも変わってきます。それぞれの特徴を知ることで、使い分けることもできます。

クリームタイプ

 
高い保湿効果を持つクリームタイプの日焼け止めは、他タイプの日焼け止めに比べても、肌への負担も少なく幅広い世代の方が使うことができます。また汗やプールなどでも落ちにくいウォータープルーフタイプも多く種類も多いため、幅広い場所で使うことができます。

ジェルタイプ

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ジェルタイプの日焼け止めは軽くべたつきにくいため、肌トラブルが起こりやすい方やニキビがある状態の肌にも使用しやすいです。肌に塗った時も重くならないため、メイクなどもしやすいのがジェルタイプの特徴です。

スプレータイプ

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片手でシューっとスプレーができるスプレータイプの日焼け止めは、時間がない時でも使いやすく、手が届きにくい背中などにも簡単にスプレーすることができます。また、塗るタイプの日焼け止めに比べてムラになりにくいことも特徴です。

「ムラができて少しだけ焼けてしまった…」などのことを防ぐことができるため、時間がなく均等に日焼け止めを塗りたい方におすすめです。

パウダータイプ

 
肌に優しくさらさらしていることから、小さいお子様にも使うことのできるタイプの日焼け止めです。日差しの強い夏場はメイクの仕上げとして重ね塗りすることもできます。

持ち歩いて塗り直しも簡単にできるので、他のクリームタイプやスプレータイプの日焼けと併用して使用することで、より効果を高めることができる日焼け止めます。

~番外編~飲む日焼け止め

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名の通り、飲んで体の内側から日焼け止め効果を得ることのできる日焼け止めです。肌に直接塗る必要はなく、続けやすいタイプの日焼け止めです。市販されている日焼け止めは、比較的肌への負担は少ないですが、毎日塗ると肌への負担も大きくなります。

そのため肌の弱い方や、時間のない朝は日焼け止めを塗れないと感じる方にもおすすめの日焼け止めです。「飲む日焼け止め」は、日焼け止めの成分を含むものを飲むわけではなく、身体の内側から肌をケアするため安全性は高いものです。

サプリメントの一種という分類になりシダ植物の抽出物・クコの実などの天然成分から抽出した成分を主に含み、マルチビタミンのような感覚で飲むことができます。中には美肌を作る成分を含むものもあるため、成分をしっかり見て選ぶことで日焼け止め以外にも嬉しい美肌効果が期待できます。

[3]効果的な日焼け止めの使い方は?

日焼け止めは種類によって効果が異なる?
様々なタイプ日焼け止めがありますが、自分に合ったものを選び用途によって使い分けることで、効果をより実感しやすくなります。効果的に使うためには、下記の3つのポイントを意識することをおすすめします。

肌に合ったものを選ぶ

上記でも紹介しましたが、市販されている主流の日焼け止めのタイプは5つあるため、その時に肌の状態や自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です。「どこで・どのくらいの時間・どんな強さの」紫外線を浴びるかによっても、日焼け止め選びは重要となってきます。

あまり紫外線を浴びないのに、ガード力の強いものを選んでしまっても、肌への負担を増やしてしまいます。その逆でも、ガード力が低いものを選び紫外線を沢山浴びてしまうと、本来の日焼け止めの効果を発揮することができません。自分の肌が敏感肌又は乾燥肌であれば、あまり肌への負担の強い日焼け止めを選ばず、保湿力が高く肌への負担も少ないものを選びましょう。

顔とボディ用をわける

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近年では、顔・ボディ用が一緒になっているタイプも多いのですが,顔用とボディ用は肌へのダメージも異なってくるため使い分けることをおすすめします。

顔の皮膚は身体のパーツの中でも薄くデリケートです。そのため、肌に直接塗るものだからこそダメージの少ないものや顔用として市販されているものを選ぶことで、ダメージをより減らすことができるのです。

小まめに塗りなおす

日焼け止めは、時間が経つと汗や皮脂とともに流れ落ちてしまい、効果が下がってしまいます。そのため2~3時間に1回や汗をたくさんかいてしまった後、小まめに塗り直しをすることでより効果を持続することができます。

時間がなく、あまり塗り直しができない場合はパウダータイプ・スプレータイプなどを使用することで、手を汚さず手軽に塗り直しをすることができます。お化粧直しに出た時に、日焼け止めを塗り直すなどを意識することで、より効果的に日焼け止めの効果を実感できます。

[4]日焼け止めで対策をして肌を守ろう

日焼け止めは種類によって効果が異なる?
日焼け止めを使って、紫外線対策をすることで肌を守り老化防止効果にもつながります。私たちは日々沢山の紫外線を浴びています。夏場の厳しい日差しだけでなく、毎日きちんと日焼け止めで日焼け対策をすることは、美肌を作ることにもつながります。自分の肌質・用途にあったものを選び、効果的に使用して肌を日焼けから守りましょう。


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