肌に優しいオーガニックの日焼け止め!敏感肌の方や赤ちゃんにも安心の自然由来成分配合
日焼け止めというと白く浮いたり、肌が荒れたり、むしろ肌に悪そうなんてイメージがありませんか?実は日焼け止めにもオーガニック製品というものがあります。オーガニック日焼け止めは、低刺激で肌に優しいため、敏感肌の方や赤ちゃんでも使えるものが多くなっています。
2018年03月23日更新
記事の目次
[1]オーガニック日焼け止めとは?
需要が高まっていて、色んな製品で耳にすることが多くなった「オーガニック」製品は、実は日焼け止めもあります。外に出ていると少なからずとも肌はダメージを受けていて、夏場はもちろんのこと、年中紫外線は気になりますよね。
帽子や日傘、サングラスや長袖でガードをしていても暑いしかさばるため、嫌な気持ちになります。そのため、肌に塗るだけという日焼け止めを使用する方が楽なのですが、白く浮いたり肌が荒れたり、むしろ肌に悪そうなんてイメージもあります。しかし、オーガニックの日焼け止めは、敏感肌や赤ちゃんでも使えるものが多い、低刺激なのでおすすめです。お肌に合った優しい日焼け止めがあるなら、そちらを使って毎日の紫外線を予防したいですね。
オーガニックコスメの定義
オーガニックコスメとは、石油由来成分を使用しておらず、さらに農薬や化学成分を使用せずに栽培された天然の植物成分(オーガニック成分)を配合したコスメのことを言います。肌に刺激を与えやすい化学成分をカットしている分、お肌に優しくなっています。更に、肌に負担をかけないだけでなく、人間が本来持つ自然治癒力を高め、お肌本来の力を引き出しケアしていく効果もあるため、ゆっくり健康的な肌に整えられていきます。
ちなみに、無添加化粧品や自然派化粧品というのもあります。無添加化粧品というのは、防腐剤や合成香料などといった人口の添加物が配合されていない化粧品のことを指しますが、明確な基準がないため販売している会社によって何が無添加なのかという基準が変わってきます。自然派化粧品は天然の原料を加工したものをベースに作られている化粧品で、天然成分が多く配合されていますが、配合されている成分の中には合成された化学成分も含まれています。
そのためオーガニックコスメは、肌の弱い方や、できるだけ肌に優しい成分を使用したい方に人気がありますし、肌に優しい成分なので赤ちゃんにも使用できる商品も多くあります。
普通の日焼け止めとの違い
オーガニック日焼け止めと普通の日焼け止めの違いは、成分にあります。日焼け止めには紫外線を防ぐための成分が2種類あります。それは「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」です。
- 紫外線吸収剤
- 紫外線散乱剤
こちらは普通の日焼け止めに使われている石油由来の化学成分です。紫外線を吸収して、科学的に体外へ放出することにより肌を紫外線から守ってくれます。
ただし、紫外線を防ぐ力は高いのですが、お肌への負担が大きくなってしまい、人によっては刺激を感じてしまうこともあります。他にも化学成分が含まれているため、敏感肌などお肌が弱い人には刺激が強すぎることもあります。
オーガニック日焼け止めに使われていて、ノンケミカルとも表記されています。紫外線を反射させることにより、肌を守る成分で金属由来の成分で、化学成分ではありません。特徴としては、肌への負担が少ないため、敏感肌の方やお子様でも使いやすくなっています。
無添加ノンケミカル日焼け止めとの違い
オーガニック日焼け止めでない商品でも、ノンケミカルの日焼け止めというものがあります。こちらも違うのは成分で、無添加ノンケミカルの日焼け止めは紫外線吸収剤を使用していませんが、それ以外の化学成分を使っている可能性があります。オーガニック日焼け止めですと、自然由来のものを使用しているためお肌に優しいということになります。
[2]オーガニック日焼け止めの選び方
成分の確認
使われている原材料は何かしっかりと確認しましょう。実は原材料の一部にオーガニック製品を使っただけでオーガニック日焼け止めとして販売しても全く問題はないため、「オーガニック日焼け止めと書いてあるから」と成分を確認せず購入してしまうと、化学成分が入っていた、ということになりかねません。
そのため、化学成分が入っていないことはもちろんのこと、まずはノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)で天然成分が何パーセント使われているのか確認しましょう。さらには保湿効果などの、美肌に導いてくれる効果が期待できるものが入っていると良いですね。
- 保湿成分
- ダメージケア成分
シアバター、マカダミアンナッツオイル、ヒアルロン酸など
ローズウォーター、アロエエキス、カモミールエキスなど
※オーガニックコスメとしての認証というものもあります。認証機構によって、認証基準が変わりますが、しっかりとした基準がないままオーガニックと名乗るのではなく、きちんと認証を取得してあると安心しますし、どんな基準がクリアしているのかも明確になり判断基準の一つになります。
SPF・PAの値
日焼け止めには必ず表記されていて、紫外線をどれくらい防げるのかを示す指標となっています。こちらは日本化粧品工業連合会UVA防止効果測定基準によって定められているため、海外の日焼け止め製品には記載がありません。
- SPF(Sun Protection Factor)
- PA(Protection Grade of UVA)
- クリームタイプ
- 乳液(ミルク)タイプ
- スティックタイプ
- ローションタイプ
- パウダータイプ
肌に赤みや炎症を引き起こしたり、火傷させたりする紫外線B派(UVB)をどれくらい防げるか表した値です。10~50の数値で表されていて、数値が高いほど紫外線を浴びてから皮膚が赤くなるまでの時間を伸ばせます。
つまり紫外線を浴びてから肌に炎症ができる平均時間は約20分なので、SPF30の日焼け止めを塗ることにより、30倍に遅らせることができるということになります。
肌を黒くなるのを防いだり、シミやたるみの原因となる活性酸素を肌内部に作り出す紫外線A派(UVA)の防止効果を表した値で、色素沈着を起こしてしまう時間を2~4倍にのばすことができます。PAには数値がなく、+の4段階で効果の高さを表しています。
PA++++
極めて高い効果がある
PA+++
非常に高い効果がある
PA++
かなり効果がある
PA+
効果がある
SPFやPAが高いものは肌への刺激が強く、大きな負担をかけてしまいます。オーガニックの日焼け止めはSPF20~30、PA+++程度のものが大半を占めていて、日常生活には十分ですが炎天下でレジャーを楽しむ時などは、もう少し高い値の普通の日焼け止めを使う方が良いでしょう。
テクスチャー(質感)
好みのテクスチャーや、使いかっての良さで選ぶのも基準の一つになります。さらに自分のライフスタイルに合わせてみるのもいいですね。
しっかり肌に塗ることが出来ます。油分を多く含んでいることが多いため、保湿力が高くなっていて、乾燥肌の人に向いています。落ちにくい場合があり、ムラになりやすいこともあります。
伸ばしやすく塗りやすいタイプで、使用感も軽いです。
手を汚すことなく細部にまで塗ることができます。密着性が高いため落ちにくくなっています。
化粧水のような使用感で使いやすくなっています。SPFが低いため、屋外での使用には不向きとなっています。
お肌に優しく、軽く乗せることができます。ただし単品使用では落ちやすいため、クリームタイプや乳液タイプと併用する必要があります。
他にも様々なテクスチャーがありますので、自分が使いやすく好みなテクスチャーを探してみて下さいね。ちなみにオーガニック日焼け止めに多くみられるのは、クリームタイプや乳液タイプです。
[3]オーガニック日焼け止めの使い方
肌に優しいオーガニック日焼け止めですので、せっかくなら効果をきちんと発揮させて、肌をキレイに保ちたいですよね。
こまめに塗りなおす
日焼け止めは一度塗ったら終わりではありません。各メーカーによって塗り直しの指定時間の表記が違いますが、だいたい2~3時間ほどで効果が落ちてしまいます。塗り直しをせずにいると、汗や皮脂により日焼け止めが落ちて効果がなくなります。
空調の効いた室内にいた場合でも、回数は減らしても塗り直すことは大切です。SPFやPAの値によって変化しますが、オーガニック日焼け止めはどちらも低めとなっていますので、こまめに塗り直すことを意識しましょう。
指定の方法で落とす
合成化学物質や石油由来の成分が含まれていないオーガニック日焼け止めは、ゴシゴシこすらなくても石鹸や洗顔料で簡単に落とすことができます。何度もクレンジングする必要もないため、皮脂を洗い流しすぎて乾燥したり、肌を傷めたりする心配もなくなります。
ただし、油分が多く配合されている商品や、ウォータープルーフタイプなどクレンジング剤が必要になってしまう製品もありますので、各商品が指定している方法で日焼け止めを落として下さい。
[4]オーガニック日焼け止めの注意点
お肌に優しいオーガニック日焼け止めですが、注意点もいくつかあります。効果をしっかりさせ、安全に使うためにも守っていきたいですね。
パッチテストを行う
自然由来の成分を使っていますが、その自然素材自体が肌に合わず刺激を感じてしまうこともありますし、肌に効きすぎてしまうこともあります。さらに成分でのアレルギーがある方は要注意です。
必ずお肌に合うかどうか確認するためにもパッチテストを行って下さい。特に敏感肌の方は、自然由来の成分といえども肌荒れを起こしてしまう可能性はあるので必ずパッチテストを行うことをおすすめします。
保存方法を確認する
オーガニックコスメは自然由来の成分でできているため、野菜や果物と変わらない保存方法になります。高温で劣化しやすくなっていることを含め、直射日光や多湿の場所を避けた涼しい場所で保存することをおすすめします。製品ごとに違いがありますので、パッケージに記載されている保存方法を守ってくださいね。
使用期限を守る
オーガニック日焼け止めは、ハーブやビタミンEの防腐効果を利用しており、防腐剤フリーとなっているため、使用期限が1~3ヶ月と短くなっています。期限を過ぎて使用してしまうと、成分が酸化してしまい肌トラブルに発展する原因になってしまう可能性もあるため、使用期限は必ず守るようにしましょう。
[5]オーガニック日焼け止めをうまく使い分けよう
オーガニック製品は日々進化しています。肌に優しい商品があるのは嬉しいですね。自分のお肌に合った日焼け止めをぜひとも見つけて下さい。オーガニックに固執しすぎて、海やプールに行く際もオーガニック日焼け止めだけにしてしまい、長時間紫外線を浴びてしまうと肌に負担をかけてしまうことにもなります。
そういう時はSPAやPAが強くウォータープルーフタイプのものを使ったりして、上手に使い分けて下さいね。
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