ノンケミカルの日焼け止めが選ばれる理由って?敏感肌の人も安心して紫外線対策
白い肌をキープして日焼けを気にする女性の必須アイテムである日焼け止め。「直接肌につけるものだから、肌に負担のないものを選びたい。」「敏感肌の私でも安全に安心して使える日焼け止めってどんなもの?」という方におすすめなのが、“ノンケミカルの日焼け止め”です。普通の日焼け止めとの違いや効果などをご説明します。これからノンケミカルの日焼け止めを使おう!と考えている方は特に必見です。
2018年04月26日更新
記事の目次
[1]ノンケミカルってなに?
量販店などで簡単に手に入れることのできる“日焼け止め”ですが、その成分表記をしっかりと見たことはありますか?日焼け止めにはたくさんの種類がありますが、酸化チタン・紫外線散乱剤・強い防腐剤・人工香料などの肌に刺激を与える成分が含まれているものも多く存在します。
肌の弱い方はこれらの成分がが刺激となって、肌トラブルを引き起こしてしまったりしますが、ノンケミカルの日焼け止めには“紫外線散乱剤”と呼ばれるものしか含まれておらず、肌に大きな負担を加えることなく日焼け止め効果を発揮するのです。
ケミカルとノンケミカルの違い
ケミカルとノンケミカルの大きな違いとは科学物質である“紫外線吸収剤”が入っていないことです。紫外線吸収剤とは紫外線をカットする効果が大きく、肌に紫外線を一度取り込んで化学反応を起こし熱に変換させることで、紫外線を肌に取り込むことを避ける成分です。
紫外線吸収剤は肌の上で化学反応を起こすことから、肌に負担をかけてしまいます。そのため敏感肌の方や、肌の弱い方は肌が赤くなったり痒みを感じたり乾燥しやすくなったりしてしまいます。
一方ノンケミカルの日焼け止めは、紫外線吸収剤が含まれておらず代わりに“紫外線散乱剤”を使っているものが多いのです。では、紫外線散乱剤とはどのようなものなのでしょうか?安全性は紫外線吸収剤とどのくらい異なるのでしょうか?
紫外線散乱剤の働き
ノンケミカルの日焼け止めで多く使われている“紫外線散乱剤”ですが、紫外線を鏡のようにはね返して、肌に紫外線が浸透しないよう防いでくれるものです。
この反射を利用して紫外線の浸透を防いでくれる紫外線散乱剤は、自然由来成分を使っているものが多いため、敏感肌の方の方でも使いやすいものが多いのが特徴です。
肌への負担は少なく多くの成分が入っていないため、汗をかいたり水にぬれたりすると流れてしまいやすいというデメリットもあります。そのため、ノンケミカルの日焼け止めを使用する際はこまめに塗りなおすことが大切です。
たくさんの化学物質を含む紫外線吸収剤の日焼け止めは、落ちにくく紫外線から肌を守る力の強いものですが、紫外線散乱剤を使ったノンケミカルの日焼け止めも、充分な効果を発揮するため上手に使いこなせるようになることが重要です。
[2]ノンケミカルの日焼け止めの効果は?
ノンケミカルの日焼け止めの効果は、紫外線吸収剤を使用する日焼け止めと比べてやや弱いというレベルです。効果が強いから良いというわけではなく、効果が強ければその分肌への負担も大きいということを理解することが大切です。
SPFと呼ばれる紫外線B波を防ぐ数値や、PAと呼ばれる紫外線A波を防ぐ数値について知っておくことや、どのくらい継続して日焼け止め効果を得ることができるのかなどを頭に入れて使うことで、その効果を充分に引き出すことができますね。
SPFはどのくらい?
SPFとは紫外線B波を防ぐ数値のことです。この紫外線B波はシミそばかすの原因を作る紫外線のことです。市販されている日焼け止めのなかにも「SPF50」や「SPF35」などと数字が書いてありますが、この数字が大きいものの方がより紫外線B波を防いでくれるのです。
紫外線を浴び始めてから日焼けをするまでの時間は個人差がありますが、SPFの数字が大きいものほど紫外線を受けてから肌へ届く時間を遅らせることができます。
紫外線吸収剤を使った日焼け止めは「SPA50」程度のものが非常に多いのですが、ノンケミカルの日焼け止めは「SPA20」や「SPA30」のものが多いです。
ただし、SPAの数字が小さいからと言って効果が薄いわけではなく、あくまでもSPFは紫外線B波が肌の深層部に届く時間を遅らせる役割を持つものです。そのため、こまめに塗りなおしたり、日焼けをしてからのケアを充分に行うことで、ノンケミカルの日焼け止めの効果を十分に引き出すことができるのです。
PAはどのくらい?
PAを防ぐ値は「+」の数で表します。ノンケミカルの日焼け止めのPAは「PA++」や「PA+++」などが多いです。これも紫外線吸収剤の日焼け止めに比べて少なくはなりますが、しっかりとムラなく小まめに塗ることで日焼けを防いでくれます。
主に目安として「スポーツやレジャーなどにはPA+++~」、かなり強い日差しを長時間浴びるというわけではなけれは「PA++~」で十分日焼けを防止できるでしょう。
また、紫外線吸収剤を含んだ日焼けはクレンジングを行わないと十分に洗い流すことができません。その点ノンケミカルの日焼け止めは、石鹸で洗い流すことができるものが多いので、バスタイムなどでしっかりと洗い流すことができます。
日焼け止めの洗い流しも肌トラブルのもとになるため、どんな日焼け止めもしっかりと洗い流すことが大切なのです。
日焼け止めとしての効果の継続時間は?
通常の日焼け止めの継続時間は2~3時間と言われています。ノンケミカルの日焼け止めだからといって効果の継続時間が短いわけではありません。夏場などの厚い時期は汗をかきやすいため、2~3時間で塗りなおすことで、より日焼け止めの効果を得ることが出来ます。
またムラのある塗り方をしてしまうとまだらに日焼けをしてしまうため、それを防ぐためにも小まめに塗りなおすことが大切です。
[3]ノンケミカルの日焼け止めの種類は?
ノンケミカルの日焼け止めの種類は近年増えてきています。手で塗るタイプのミルクタイプ・サラッとしている手触りのジェルタイプなどたくさんの種類がありますが、ノンケミカルの日焼け止めで主流となっているものを今回はご紹介いたします。
ミルクタイプ
さっぱりした塗り心地のミルクタイプのノンケミカルの日焼け止めでは、とてもなめらかで手触りも良く保湿成分を多く含むものがあるのが特徴です。
また化粧下地などの役割も果たしてくれるため、とても使いやすいのがミルクタイプのノンケミカルの日焼け止めです。
乾燥肌の方でも使いやすいのもミルクタイプのよいところです。ミルクタイプのノンケミカルの日焼け止めは市販されているため、たくさんのバリエーションから選ぶことができます。
オーガニック成分配合
天然由来成分が配合されていることが多いノンケミカルの日焼け止めですが、なかにはこだわりの原料だけで作られたオーガニックのノンケミカルの日焼け止めも存在します。
オーガニック成分配合のノンケミカルの日焼け止めには、シアバター・ローズウォーター・アロエエキス・ヒアルロン酸などが含まれています。オーガニック思考の方や、敏感肌で成分が気になる方にはおすすめのノンケミカルの日焼け止めです。
ジェルタイプ
ジェルタイプのメリットは白浮きしにくいところです。水のようなテクスチャーでさらりと肌の上を滑るようににぬることができるため、付け心地を重視する方にはおすすめです。べたつかないので、サラッとした手触りを好む方はジェルタイプが良いでしょう。
[4]ノンケミカルの日焼け止めはどんな人が向いてる?
ノンケミカルの日焼け止めは「肌への負担が少ない」ということから、どんな人でも使いやす胃のが特徴です。「夏場や外に出るときは毎日使うから、刺激が少ないものがいい」「年を重ねて肌質が変わってきたな…」と感じてる方にもノンケミカルの日焼け止めはおすすめです。
ノンケミカルの日焼け止めは、小さなお子様用も出ているため幅広い年齢層の方に使っていただきやすいものなのです。
敏感肌の人
「肌が乾燥しやすい」「季節によって肌質が変わる」「刺激が強いものは苦手」という敏感肌の方は、ノンケミカルの日焼け止めを選ぶことをおすすめします。
ノンケミカルの日焼け止めを使うことで日焼けから肌を守り、日焼けによる肌トラブルを避けることができますし、また刺激も少ないため違和感なく日常使いもしやすいものが多いのです。
バスタイムで簡単に洗い流せるため、日焼け止めだけでなくその後強いクレンジングを使うことものないので、肌へ負担が少なく使うことができます。
お子様
お子様の日焼け止めを気にする方も多いのではないでしょうか。ノンケミカルの日焼け止めは、小さなお子様でも使えるベビー用などの種類もあるため、お子様用のノンケミカルの日焼け止めで日焼けを防ぐことができます。
デリケートなお子様の肌にも使用できるため、海やプール普段使いでも安全に使用することができます。また多くのノンケミカルの日焼け止めには、保湿成分が入っているため、肌のケアも同時に行えます。
[5]ノンケミカルの日焼け止めは肌への負担が少ない!
紫外線は肌トラブルを引き起こす一つの原因です。日焼け対策を怠って後になって後悔をしたくありませんよね?日焼け対策は早くから行うことが大切です。毎日日焼け止めを塗るのなら、ノンケミカルの日焼け止めで肌の負担を減らしてシミそばかす・シワを増やさないためにも紫外線から肌を守りましょう。
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