ココナッツオイルがもたらす16の効果とは?肌荒れやニキビ改善にも期待
ココナッツオイルは体に良いと言われていますが、具体的にどのような効果があるのでしょうか。芸能人も愛用していると聞くと美の秘訣はココナッツオイルにあるのでは?と考えてしまいますよね。そこで今回はココナッツオイルの効果や食事に取り入れやすいココナッツオイルを使ったレシピなどもご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
2018年05月02日更新
記事の目次
[1]ココナッツオイルについて
そもそもココナッツオイルとはどのようなものなのでしょうか。まずはココナッツオイルについて知っていきましょう。
ココナッツオイルとは
ココナッツオイルとはココヤシの種子内部の胚乳から採れるヤシ油のことです。ココナッツオイルとヴァージンココナッツオイルといわれる2種類のオイルがあります。
ココナッツオイル:生成過程の温精製や脱臭工程、漂白工程などによって大事な成分が失われてしまう
ヴァージンココナッツオイル:無精製、無添加、非加熱抽出なので大事な成分がしっかりと残っている
このように体に良いココナッツオイルとはヴァージンオイルのことなのです。購入する時はヴァージンオイルと表記されているものを選びましょう。ココナッツオイルに含まれるラウリン酸やビタミンE、ミネラルが肌を保湿して乾燥を防ぎます。他にもココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は水に溶けやすくより早くエネルギーへと変えてくれます。また、肝臓で脂肪が分解される時にできる成分ケトン体は脳やてんかんに良い影響をもたらすといわれています。
ココナッツオイルの匂い
メーカーによって多少違いますが、精製度を抑えて作られているヴァージンオイルなのでココナッツの甘い匂いがほんのりとします。この甘ったるい匂いは好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。
ココナッツオイルは酸化が起こりにくい?
ココナッツオイルは酸化しにくく、2年間品質を保つことができます。理由としては酸化しにくいといわれる飽和脂肪酸が90%も含まれているからです。熱帯地方の強い紫外線を浴びて育つココヤシは紫外線に負けないように抗酸化作用が高くなっているのです。体に良くて長持ちするのは嬉しいですね。
[2]ココナッツオイルの効果
ココナッツオイルが肌や髪、体にどのような効果があるのかご紹介します。
ココナッツオイルが肌や髪にもたらす効果
乾燥やニキビ、アトピー対策
ココナッツオイルに含まれる免疫強化成分のラウリン酸には抗酸化力や抗菌力、抗炎症作用があるのでニキビやアトピーの炎症を抑えてくれます。また、ココナッツオイルは皮脂と成分が似ており、肌のバリア機能を高めてくれるため乾燥肌にも効果があるのです。肌が敏感な方や荒れやすい方はヒリヒリして化粧水も付けられないことがありますよね。肌に優しいココナッツオイルなら安心して使用することができます。
美肌効果
ココナッツオイルにはミネラルやビタミンが豊富に含まれており、これらが殺菌作用や新陳代謝を促してくれます。他にも天然保湿成分のグリセリンが硬くなった肌を柔らかくしてくれたり、最強のビタミンEといわれるトコトリエノールがメラニン色素精製を抑制、飽和脂肪酸が肌の酸化や老化を防いでくれます。美肌を目指したい方にはおすすめですね。
美髪効果
すばやくエネルギーに変えてくれる中鎖脂肪酸は分子が細かいので髪にも浸透しやすく、乾燥しがちな髪をしっかりと保湿してくれます。また、ココナッツオイルの抗酸化成分が頭皮にも潤いと栄養を与えてくれ、フケやかゆみの改善にもつながります。血行を促進する成分も含まれているので早く髪の毛を伸ばしたい方や薄毛対策をしたい方におすすめです。
擦り傷の手当
ココナッツオイルには殺菌作用があるので擦り傷や虫さされ、やけどなどの薬として使用することもできます。しみることがないので子どもにも安心して使用できます。
ココナッツオイルが体にもたらす効果
ダイエット効果
オイルと聞くと太るイメージがありますが、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が含まれているので普通のオイルに比べて4倍もの吸収力と10倍もの代謝が期待されるので脂肪が燃えやすくなるのです。栄養価が高く代謝が良いなんて驚きですよね。
腸内環境を整える
ココナッツオイルにはビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれており、食品添加物を除去する効果があります。食物繊維不足で起こる便秘に効果があり、腸内環境を改善してくれます。
冷え性の改善
ココナッツオイルに含まれるビタミンEは血液の流れを良くしてくれる働きがあります。冷え性の改善だけでなく冷えからくる肩こりなどにも効果的です。
歯周病の予防
ココナッツオイルに含まれる殺菌作用のあるラウリン酸が歯周病や口臭の予防に効果があります。
心臓血管疾患の予防
狭心症や心筋梗塞などの心臓血管疾患の原因にもなるのが悪玉コレステロールです。ココナッツオイルはこの悪玉コレステロールの低下やインスリン抵抗性に効果があります。
糖尿病の予防
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸がインスリンの分泌を改善してくれることで糖尿病の予防も期待できます。
免疫力向上
母乳に多く含まれているといわれるラウリン酸は免疫系の機能を高める効果があるので疲れている時や季節の変わり目など免疫力が低下している時にココナッツオイルを取り入れるといいですね。
カンジダ菌の殺菌
カンジダ菌というのは体に住み着いている常在菌の1つで、体調不良などを引き起こす原因にもなります。ココナッツオイルに含まれるカプリル酸はカンジダ菌を殺菌してくれます。
認知症の予防
肝臓で中鎖脂肪酸が分解される時にできるケトン体が脳に良い働きをしてくれることから認知症の改善や予防に効果があります。
甲状腺低下の改善
甲状腺ホルモンは細胞の代謝を活発にする働きがあります。ココナッツオイルはその甲状腺ホルモンを適度に維持してくれるので増えたり減ったりすることがなく、代謝を助けてくれます。
コレステロール値の改善
ココナッツオイルは善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす働きがあるので心臓血管疾患や脳血管障害の予防にもつながります。
活性酸素除去
中鎖脂肪酸からできるケトン体には活性酸素を無害化する働きがあるので老化防止が期待できます。
[3]ココナッツオイルの副作用
体に良いといわれるココナッツオイルですが気をつけなければいけない副作用もあるのでご注意ください。
知っておきたい副作用
かゆみなどのアレルギー反応
湿疹や下痢、アナフィラキシー、皮膚炎などのアレルギー反応をおこす場合があります。特にナッツアレルギーの方はご注意ください。アレルギーはないと思っていても大人になってから反応が出る方もいるのでまずは少量摂取したり、肌に使う時はパッチテストをおこなってから使用するようにしてください。
イースト菌の死滅
イースト菌はパンを作る時などによく聞かれるものですが、実は体の中にも存在します。イースト菌が増えると腸内細菌のバランスが崩れてしまうといわれています。ココナッツオイルを摂取すると抗菌作用によって逆にイースト菌が死滅してしまう可能性があるのです。死滅したからといって危険なことはありませんが、症状としてめまいや食欲不振、頭痛、吐き気、のどの痛みが出る場合もあります。
ケトン体の増加
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸はケトン体を作り出しますが、それによって口臭や体臭を引き起こす方もいます。ココナッツオイルを摂取しすぎた場合に起こりやすいので摂りすぎにはご注意ください。
[4]飲むだけじゃない?ココナッツオイルを使ったレシピをご紹介
シリアルバー
<材料>
・シリアル 50g
・クルミ
・アーモンド 3種類のナッツあわせて100g
・カシューナッツ
・梅みそ(生はちみつやアガぺシロップ、メイプルシロップでも可) 大さじ4(お好みで調整)
・ココナッツオイル 大さじ6(約72g)
<作り方>
①生のナッツの場合には、オーブン160℃約10分空焼きする。
②ココナッツオイルが固まっている場合には、湯せんにかけて溶かす。
③材料を全部混ぜ合わせる。
④バットなどに広げて、冷蔵庫で冷やしたらできあがり。
※ナッツはお好みのものを使用して大丈夫です。使用するナッツは無塩のものを使用しましょう。
ドレッシング
<材料>
・玉ねぎ 1/4玉
・ココナッツオイル 大さじ3
・醤油 大さじ1
・酢 大さじ1
<作り方>
①皮をむいた玉ねぎをすりおろしておく。
②ココナッツオイルが固まっている場合には、湯せんにかけて溶かす。
③①と②、醤油、酢を全て混ぜ合わせたらできあがり。
クッキー
<材料>
・全粒粉(小麦粉でも可)200g
・生はちみつ(アガぺシロップ、メイプルシロップでも可)40g
・ココナッツオイル 100g
<作り方>
①全粒粉はふるっておく。
②ココナッツオイルが固まっている場合には、湯せんにかけて溶かす。
③材料を全て混ぜ合わせて、滑らかな生地になるまでもむ。
④棒状に伸ばしてあげて、四角や丸などお好みの形に整える。
⑤5㎜くらいの厚さに包丁でカットする。
⑥クッキングシートを敷いた天板に並べる。
⑦あらかじめ、170℃に温めたオーブンで約15分焼く。(オーブンによって焼き時間は調整してください)
⑧焼きあがって、冷ましたらできあがり。
アボカドトースト
<材料>
・食パン 1枚
・アボカド 1/2個
・マヨネーズ 小さじ1
・ミニトマト 2個
・ココナッツオイル 小さじ2
・とろけるチーズ お好み量
<作り方>
①アボカドは種を取り除き皮をむいて、つぶしてあげる。マヨネーズと混ぜ合わせる。
②ミニトマトは水で洗って、半分にカットする。
③食パンにココナッツオイルを塗り広げる。
④その上に、①を塗り広げて、②をトッピングする。
⑤お好みの量のとろけるチーズを全体にトッピングする。
⑥トースターでチーズがとろけるまで焼いたらできあがり。
にんじんとバナナのスムージー
<材料>
・バナナ 2本
・人参 1/2本
・ココナッツオイル 大さじ2
・ヨーグルト 1/2カップ
<作り方>
①バナナは皮をむいてざく切りしておく。人参は浄水で洗って、(無農薬でなければ皮をむき)ざく切りしておく。
②ココナッツオイルが固まっている場合には、湯せんにかけて溶かす。
③材料を全てミキサーにかけたらできあがり。
[5]ココナッツオイルの活用法
食事以外にもココナッツオイルには肌に効果的な活用法があるのでご紹介します。
スキンケア
毎日のスキンケアにココナッツオイルを取り入れてみましょう。使用する時は必ずパッチテストをおこなってから使用してくださいね。
※パッチテストの方法
1.二の腕や内ももなど皮膚の柔らかい部分にココナッツオイルを少量つけます。
2.24時間放置して、かゆみやかぶれ、赤み、腫れなどがないか確認します。
3.変化がない場合は顔の目立たない部分にココナッツオイルを付けて24時間様子をみます。
4.両方とも変化がなければ大丈夫です。途中で変化が出てきた場合はすぐにオイルを洗い流してくださいね。
化粧水の前に
皮脂に成分が近いココナッツオイルは化粧水の前に使用することで化粧水の浸透がよくなります。
1.クレンジングや洗顔の後に軽くタオルで水分を拭き取ります。
2.ココナッツオイルを1~2滴手にとって肌になじませます。
ボディクリーム代わりに
お風呂上がりに全身に使用してください。浸透性があるので肌がべたつく心配がありません。付けすぎないように少量ずつ使うことをおすすめします。
マッサージオイルとして
1.クレンジングや洗顔の後、軽くタオルで水気を取ります。
2.5~6滴のココナッツオイルを手に取り、顔からデコルテになじませます。
3.人差し指、中指、薬指を使ってあごから頬、目の周り、額へと下から上に持ち上げるようにして優しくマッサージしていきます。
4.耳の後ろから鎖骨に向けて少し力を加えて押していきます。
5.ぬるま湯で洗い流します。
日焼け止めとして
ココナッツオイルは紫外線をカットしてくれる働きもあるので、日差しの強い日や紫外線の多い日に日焼け止めとして使用してください。
ヘアケア
ココナッツオイルは25度以下になると固まってしまうので、その場合は湯煎をして人肌になるまで溶かしてください。電子レンジや直接火にかけると品質が悪くなるのでご注意ください。
ヘアパックとして
1.毛量によって使う量は多少変わりますが、だいたい大さじ3~5杯くらいのココナッツオイルを用意します。
2.頭皮の部分からマッサージをしながらココナッツオイルをなじませていきます。
3.髪の毛全体へとオイルをなじませていきます。
4.頭皮をほぐすようにマッサージします。
5.ほぐし終わったらラップで髪全体をまとめて覆います。
6.電子レンジで1分ほど温めた蒸しタオルをその上からかぶせます。
7.そのまま30分間放置します。
8.30分経ったらいつも通りシャンプーやトリートメントをします。
※週に1回のペースでおこなうことをおすすめします。ココナッツオイルにはちみつをプラスすると効果が高まりますよ。
リバースケアに
リバースケアとはトリートメントの後にシャンプーをするという通常とは反対の手順のことです。シャンプー前にトリートメントをすることで髪の摩擦を防ぎ、汚れを浮き立たせてくれます。傷みがひどい方や髪が細い方におすすめです。
1.大さじ3~5杯のココナッツオイルを髪の毛全体にもみこむようにしてなじませます。
2.10分~30分放置します。
3.オイルが少し残るくらいにぬるま湯で洗い流します。
4.いつも通りシャンプーをします。いつもよりも洗い上がりが軽くなりますよ。
※週に1~2回のペースでおこなうことをおすすめします。
リンスに混ぜて
リンスやコンディショナーに10~20%混ぜて使用してください。混ぜて使用することで相乗効果を発揮します。毎日おこなうことで髪がきれいになっていくのがわかります。
アウトバストリートメントとして
お風呂上がりや朝のセット時に大さじ1~2杯のココナッツオイルを毛先に付けてなじませてください。髪がしっかりとまとまります。また、ドライヤーからの熱からも髪を守ってくれるのでお風呂上がりに使用する際はドライヤーの前に使用することをおすすめします。
オイルプリング
オイルプリングという言葉を初めて聞いた方もいるのではないでしょうか。オイルプリングとはオイルで口うがいをして口内を整えることです。効果としては歯肉炎の改善や歯が白くなる、ツルツルになる、うがいをすることで顔の筋肉を使うのでほうれい線が消えます。
1.大さじ1杯のココナッツオイルを口に含みます。
2.20分間、口の中でクチュクチュします。口の中隅々まで行き渡るように意識しながらおこなうといいでしょう。
3.排水溝が詰まる原因になるのでビニール袋や新聞紙などに吐き出しましょう。
4.歯磨きをします。
※オイルを直接口に含むので始めの2.3分は気持ち悪いと感じる方もいますが時間が経つと慣れてくるので安心してください。汚れがたまりやすい朝の時間にすることをおすすめします。20分間なので根気がいりますが顔の運動だと思って試してみてください。
[6]効果や使い方が多様なココナッツオイルで肌も体もきれいになりましょう
今回紹介した以外にも肌に効果的なさまざまな活用法やココナッツオイルを使用したレシピはたくさんあります。ホルモンバランスが乱れてニキビができやすい、乾燥しがちといった女性ならではの肌トラブルにココナッツオイルは最適ですね。普段のお手入れに加えてココナッツオイルを使用することで美容効果を最大限に引き出すことができます。スキンケアやヘアケア対策で見た目もきれいに、食事を通して病気の予防にと嬉しいことだらけです。いつまでも若々しくきれいでいられるためのマストアイテムとしてココナッツオイルを日常に取り入れていきたいですね。副作用があることをしっかりと理解し、過度な摂取に気をつけながら使用していくことが大切です。ココナッツオイルの香りに癒やされながらツルツルですべすべの肌を手に入れましょう。
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