肉割れができる9つの原因と予防法!急激な体重の変化は要注意
皮膚にうっすら白い線ができてしまう肉割れは、見えにくい部分にできることから、自分ではなかなか気付くことができませんね。肉割れは皮膚がひび割れるような症状であり、肉割れを防ぐためにも予防法や肉割れを引き起こす原因をご紹介します。肉割れは、一度できてしまうと消すことができないので要チェックです。
2018年04月24日更新
記事の目次
[1]肉割れとはどんな症状?
肉割れとは
肉割れとは、急に体型が変化したことで皮膚が耐えきれなくなり、肌にひび割れしたような白い線が複数できるという症状のことを言います。お腹の妊娠線も肉割れのひとつで、マタニティラインとも呼ばれます。
一度肉割れを起こしてしまうと、完全に消すことは難しくなるので、肉割れを起こさないように予防することが大切です。
肌はなぜ肉割れをするの?
肌は、上から表皮→真皮→皮下組織から構成されています。一番上の表面にある表皮は柔らかい繊維でできているため、柔軟性があるのですが、真皮や皮下組織は柔軟性がないので、急に太ったなどの皮膚の伸びに対応しきれずに肌が裂けてしまいます。
表皮の下の皮膚が裂けると、毛細血管が透けて見えるので赤紫色の線ができますが、時間とともに線が白くなっていきます。
肉割れができやすい部位
「そんな白い線なんてみたことがない」という人もいるかもしれません。しかし、肉割れは身体の背面にできやすいので、できていたとしてもなかなか気付くことができないのです。
そんな肉割れができやすい部位は、
・ふくらはぎ
・太もも
・お尻
・ひざの裏
・ウエスト回り
・背中
・お腹
となっているので、注意してみてみましょう。それでは、詳しくみていきます。
- お腹、お尻、太ももなど脂肪がつきやすい部位
- 太もも、ふくらはぎ、胸
- 手、足
肉割れは脂肪がつきやすい部位にできやすいと言われています。お腹やお尻、太ももなどは要注意です。これらは、急激な体重の増加によって皮膚が引っ張られて起こります。
太ももやふくらはぎ、胸にできる肉割れは、体重の増加が原因となるものと、成長期が原因で起こるものです。どちらも急激な成長によって、皮膚が引っ張られて発症します。
手や足の肉割れの原因は、筋肉が過剰に鍛えられたことによります。これらは、中学校や高校など部活動を始めて、身体を鍛え始める思春期にできやすいと言われています。いつの間にかできていた、ということが多いでしょう。
[2]肉割れが起こる原因
では、なぜ肉割れが起こるのか、その原因をみていきましょう。主な原因は、急激な体型の変化にありますが、それ以外の場合でも肉割れは引き起こされるのです。
急激な体重の増加
急激な体重増加による肉割れは、一番多い原因とも言われており、いわゆる「肥満」が原因となります。急に体重が増えることで皮膚が引っ張られることで肉割れを起こします。
脂肪がつきやすいとされるお腹、太もも、お尻に発症しやすいので、肥満の人や最近体重が増えた人は重点的にチェックを行いましょう。
成長期
成長期の肉割れは、ストレッチマークと呼ばれ、身長が1年で数センチ伸びたり、胸が膨らんできたりと急激に成長するために起こります。
肥満が原因の肉割れと比べると、そこまで発症する確率は少ないですが、成長期の肉割れは避けることができないものです。事前にしっかりケアを行うことが大切です。
激しい運動
急に激しい運動を始めることで肉割れが起こることもあります。身体の激しい動きに皮膚が追いつかずに、ひび割れが起こってしまうのです。特に思春期頃の部活動を始めた時期は、運動による肉割れが起こりやすいとも言われています。
急激な筋肉量の増加
急激に運動をやりすぎることで、筋肉量も短期間で増加します。筋肉が大きくなることに皮膚の伸びが追いつかず、肉割れの原因となる場合もあります。
血行不良
過度な食事制限を行ったり、プチ断食を行ったりなど食事のバランスが崩れることで血行不良を引き起こし、皮膚にまで十分な栄養が行き渡らなくなります。そうなると、皮膚が硬くなり肉割れを起こしやすくなります。
また、血行不良による冷え性も多く、冷えやすいとされているお腹や腰回りは肉割れが起こりやすい場所でもあるので、注意しましょう。
急激な体重の減少
意外かもしれませんが、急激に体重が減った場合もに肉割れの原因となります。急な体型の変化に対応しきれない皮膚は、脂肪がなくなることで皮膚が余ってしまい、肉割れのように見えてしまいます。特にお尻の肉割れの症状に多いと言われています。
せっかくダイエットに成功しても、お尻や太もも、ふくらはぎに肉割れができてしまうということもあるのです。
外反母趾など足裏の異常
体型は細いのに肉割れしている人の多くは、足裏のバランスが悪いため足の筋肉の負担とない、太ももやひざ裏に発症します。うき足や外反母趾、偏平足など足の指を上げて歩くのが癖になっている人は注意しましょう。
皮膚が硬くなる
血行不良や乾燥などで皮膚が硬くなり、柔軟性が失われてしまうと肉割れを起こしがちです。肉割れを予防するためにも、保湿を行うことは欠かせません。
妊娠
妊娠中に発症する肉割れは、マタニティラインとも呼ばれ、妊娠中期から後期に起こりやすくなります。たった1~2ヶ月で、お腹も大きくなり体型も急激に変化するので、皮膚が傷つきやすくなるのです。
また、妊娠中の肉割れはお腹の下部分で発症するので、妊娠中は自分で確認することが難しい位置にあり、知らない間に症状が進行しているということもあります。
“妊娠すると妊娠線ができる=肉割れ”であり、避けることができないものなので、あらかじめ保湿を行うなどのケアをしている人も多いですよね。
[3]肉割れを予防する方法
一度できてしまうと、完全に消すことができない肉割れです。肉割れが起こってしまう前に、しっかり予防をしておきましょう。
保湿ケアをする
皮膚が乾燥していると、肉割れを起こしやすいと言われています。皮膚の乾燥を防いで、柔軟性を保つためにも入念な保湿ケアが重要です。肉割れを起こしやすい部分がもちろん、乾燥している部分にも鏡でチェックしながら、保湿ケアを行いましょう。
マッサージをして血行促進する
お腹まわりやお尻、太ももの肉割れ予防にもマッサージは効果があります。肉割れに効果があるクリームを使用しながらマッサージを行うことで、血行促進効果もあり、代謝を高めることにもつながります。
- お腹のマッサージ方法
- お尻、太もものマッサージ方法
- 胸のマッサージ方法
お腹をマッサージする際には、おへその周りを円を描くようにクリームをなじませて、その後にお腹の下の部分から上に向かって、手のひら全体で撫で上げるようにマッサージを行います。妊婦さんの肉割れケアにもおすすめです。
ふくらはぎの真ん中部分からお尻に向かうように、マッサージをしつつクリームを伸ばしていきます。両サイドの太ももや表面もマッサージを忘れずに行いましょう。
胸全体にクリームを塗った後に、外側から内側に向かって半円を描くようにマッサージを行います。妊娠中の方は、胸をマッサージすることが刺激につながり、子宮が収縮してしまうことも考えられるので、違和感を感じたりお腹が張ってきた場合にはすぐにやめるようにしましょう。
食事管理を行う
バランスの良い食事を摂ることで、身体の基礎作りができます。野菜を中心とした栄養のあるものを食べることで、肌の新陳代謝も良くなり、肉割れで傷つく真皮のターンオーバーも正常に行われます。特に肌に良いとされているビタミンCやコラーゲンを含んでいる食品を摂取するようにしましょう。
適度な運動をする
身体の基礎作りのためには、適度な運動も欠かすことができません。運動を行うことで体力をつけ、血行を促進させ、代謝の良い身体作りにつながります。しかし、急激な激しい運動は肉割れの原因ともなるので、ウォーキングやジョギングなど軽い運動を行うようにしましょう。
また、ストレッチや筋トレも過度に行うと肉割れの原因となることもあるので、無理をしないようにしましょう。運動をすることは肥満を防ぐこともできるので一石二鳥ですね。
毎日身体をチェックする
気づかないうちに肉割れができてしまった、なんてことのないように、全身を毎日チェックしましょう。特に脂肪がつきやすい太ももやお腹周り、お尻は要チェックです。
毎日身体をチェックすることで、変化に気づくことができますし、乾燥している部分には入念に保湿ケアを行うこともできます。
[4]肉割れを治す方法
レーザー治療
「肉割れでレーザー治療か…」と思ってしまうかもしれませんが、時間をかけずに綺麗に治したいと言う人にはおすすめの方法で、高い効果も得ることができます。レーザー治療は、美容外科で施術を行っており、伸びた皮膚を収縮させることで、症状を改善していきます。
しかし、基本的に保険が適用外となりますので、費用が高額となることを覚えておきましょう。レーザー治療でもいくつか種類があるので、ご紹介します。
- ラジオ波
- サーマクール
- フラクセルレーザー治療
一番多いレーザー治療法がラジオ波です。お腹周りにラジオ波を当てることで真皮を収縮させて、時間をかけてコラーゲンの再生を促します。肉割れケアだけでなく、美肌効果も期待できるというメリットもあります。
自己のコラーゲンの産生を促し、肉割れでできた肌の凹凸を改善します。
皮膚の再生能力を促し、新しい皮膚に生まれ変わるという方法です。レーザーの熱によってコラーゲンを活性化させて、肌の再生を促進し、肉割れを薄くします。サーマクールよりは費用は安いですが、それでも6万ほど必要となり、1~2ヶ月ほどかかります。
[5]肉割れの原因を知って対策をしよう
誰にでもできる可能性がある肉割れですが、できてしまうと完全に消すことができないというのが厄介ですよね。妊娠や成長期などの体型の変化で、いくら予防をしていてもできてしまうこともあります。
しかし、できるだけ目立たないようにするため、そして肉割れを発症しないためにも肉割れ予防は十分に行っておきたいですよね。また、治療を行うにしても時間もお金もかかってしまうので、状態を把握して納得のいくものを選んでくださいね。
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