かかとのひび割れの原因ってなに?自宅で簡単にできる角質ケア方法のご紹介と注意点について
「ストッキングやタイツが引っかかる。」「かかとがひび割れて痛い。」かかとのひび割れで、ストッキングが破れたりなどして困った経験はありませんか?冬場の辛い乾燥はかかとのひび割れを悪化させる原因に繋がります。見た目も綺麗な足を手に入れるには、日々のケアが大切です。日常的にケアをするにはどんなことが必要なのでしょうか?
2018年03月12日更新
記事の目次
[1]かかとのひび割れの原因って?
かかとのひび割れになる原因は、大きく分けて4つあります。「乾燥」「外部からの刺激」「ターンオーバーの遅れ」「水虫などによる雑菌」が原因です。皮膚の一番上の部分が厚くなることで、かかとはひび割れ白く粉を吹いたりしてしまいます。かかとケアを始める前に、どんな原因で荒れてしまっているのかを知る必要がありますね。
冬場に多い乾燥
冬場特に多いのが、乾燥によってひび割れや白く粉を拭いたりしてしまいかかとが硬くなってしまう状態です。かかとの表面部分の角質層は、水分不足によって乾燥して荒れてしまいます。
かかとには、皮脂を分泌して肌を保護するための皮脂腺がありません。そのため保湿を心がけないと、荒れやすいデリケートな部分なのです。ケアを怠ってしまうと荒れやすく、乾燥する季節は特に保湿に気をつけたい部分ですね。
特に冬場は、エアコンや暖房器具などで肌を乾燥させてしまうため、かかとの乾燥には充分注意が必要です。
外部からの摩擦などでの刺激
乾燥や外部からの摩擦などの刺激によって角質は厚くなっていきます。かかとは靴で摩擦が起きたり、ストッキングやタイツの脱ぎ着などで擦れることによって1日の中でも多くの摩擦が起きやすい場所ですね。外部からの刺激から守ろうとすると、皮膚は硬化し厚くなっていきます。
これが摩擦によるかかとのひび割れの原因になるのです。かかとは常に体重がかかったり外気にさらされたり、刺激を受ける場所だからこそ皮膚が厚くなりやすいのです。
古い角質
乾燥や摩擦などの外部からの刺激によってどんどん厚く硬化していくかかとの角質は、ターンオーバーが正常に機能していれば自然と新しい皮膚に生まれ変わり、厚く硬化していくことはありません。ですが、肌のターンオーバーがうまくいかず古い角質が蓄積されることによりカサカサとした硬いかかとになってしまうのです。
肌のターンオーバーは、ストレスや加齢などによって肌の再生機能が衰えてしまうため、かかとが硬化してしまいます。そこに乾燥が加わりひび割れの原因につながるのです。
水虫などの雑菌によるもの
保湿クリームや市販のかかとのひび割れを治すものなどを使用しても、なかなか改善されない場合は水虫などの雑菌などによる原因が考えられます。その場合は皮膚科などを受診し、適切な処方を受けると良いでしょう。自己判断で治そうとすると、逆に悪化させてしまう恐れがあります。そのため、医療機関に相談する方が原因も明確になるでしょう。
その他にもかかと水虫予防には、靴と足を清潔にすることを心がけることはとても大切です。靴が蒸れていると細菌は繁殖しやすく足を綺麗に保っていても悪循環になってしまいます。靴は一日おきに変えるなどを心がけて、同じ靴を毎日履き続けないことも水虫予防になります。
靴を休める時は乾燥材を中に入れたり、通気性のいいところでしっかり乾燥させることも雑菌の繁殖を予防することに繋がります。足をこまめに洗い清潔に保ち、バスマットやスリッパなども湿気には気を付けて雑菌の繁殖を防ぎましょう。
[2]原因別で違う?かかとケアの仕方
原因が異なれば、ケアの仕方も異なるものです。その原因に合った適切なケアをすることで、より効果的にかかとのひび割れや乾燥の解決をすることができます。自分に合ったケア方法を適切に行って、つるつるかかとを手に入れましょう。
乾燥なら保湿を行う
硬くなってひび割れてしまったかかとは、時間をかけて柔らかくしてから保湿を行わないとなかなか角質層まで浸透していきません。お風呂に入った時に角質を柔らかくしてしてから保湿を行いましょう。
もしお風呂に入る時間がないときは、蒸しタオルを使いかかとに潤いを与えてあげ硬くなってしまった皮膚を柔らかくしてあげてください。ひび割れてしまった乾燥には、かかとパックなどを行うとより効果的でしょう。
- かかとパック
- コットンや綿の柔らかい布に化粧水をたっぷり含ませてかかとを覆う。
- その上をラップなどで覆う(ラップの上からさらに蒸しタオルなどで覆うと効果的です。)
- 5分~10分ほど置く。
- ボディクリームや保湿クリームなどをかかとに塗り込む。
かかとパックは週に2回などの特別ケアとして行うと良いでしょう。冬場の厳しい乾燥などで荒れてしまったかかとにうるおいを与えるには、とても効果的なやり方ですよ。
靴下やスリッパなどクッション性の高いものを日常的に使用する
常に体重を支え靴や床などの摩擦で、刺激を受け続けているかかとはその刺激から皮膚を守ろうと角質がどんどん硬く厚く硬化していきます。
それを少しでも和らげてあげるために、家などはスリッパですごしクッション性の高い靴を履くなどかかとに触れるものを少しでも低刺激なものを選ぶことで、摩擦という負担は減ります。保湿ケアなどのお手入れも大切ですが、刺激を少なくすることでかかとの角質が硬化していくスピードも遅らせることができますよ。
合わない靴を履いているとデリケートな足は刺激を受けてかかとも、足を守ろうと皮膚が厚く硬くなってしまいます。自分に合った靴選びもかかとを守るにはとても大切なことですね。
古い角質のお手入れをする
すでに古くなってしまった角質をお手入れするには、かかと用のやすりや軽石を使っての角質のお手入れがあります。かかと用のやすりや軽石を使ってお手入れする方法は、自宅ケアでも簡単にできる方法です。
かかとを削るケアで注意しなければならないことは、かかとがふやけた状態で削るとかかとを削りすぎてしまうことです。お風呂上りなどに柔らかくなったかかとを削ったり、入浴中に少し柔らかくなった状態で軽石などでやさしくこすると良いでしょう。
- 軽石を使ってのかかとケア
- 削らない角質ケア
入浴時などに柔らかくなったかかとを、濡らした軽石で軽く数回こすります。強くこすったり、ボディソープを使ってこすってしまうと必要な角質までも削り取ってしまう恐れがあるため、濡らした軽石で優しくこするようにケアしましょう。
かかとをケアした後、かかとの皮膚はとてもデリケートな状態です。ボディクリームや保湿クリームなどを優しく塗りこみ、忘れず保湿をしてください。軽石でのケアは多くても、週2回程度にとどめておくことが大切です。やり過ぎてしまうとかえってかかとの皮膚を傷つけてしまいます。
使い終わった軽石はよく乾燥させて、湿気を避けて保管してください。湿気を含んでしまうと軽石に雑菌が繁殖してしまいます。
■内容量:35ml×2
■アマゾン価格:1,490円
「かかとケアは削るもの」という従来のケアは硬くなった角質を削ることで柔らかくするものが多かったのですが、ピーリングタイプのフットケアはケミカルピーリングなどにも使用されるフルーツ酸を使い、皮膚を柔らかくして要らなくなった角質をはがしやすくしてくれるパックもあります。
使った直後にすぐに効果があるわけではなく徐々に、皮膚をはがしてターンオーバーを促します。そのため皮膚への負担はとても少ないのが特徴です。使用後2~7日をかけて少しずつ要らなくなった皮膚を除去していきます。皮膚への刺激が少なく手間をあまりかけたくない方におすすめのケア方法です。
どんなかかとケアをした後も、保湿はとても大切です。かかとには皮膚を守る皮脂腺がないので、ケアをした後は必ず保湿クリームなどで保湿することが大切です。
水虫ケアをする
かかとのひび割れや足の乾燥が水虫による原因だった場合、水虫のケアをしなければなりません。かかとが乾燥し粉をふいたりひび割れてしまっていたり、いくら保湿や角質のお手入れをしても、効果がなかった場合は水虫などの雑菌が原因かもしれません。放っておくと症状が悪化して治りにくくなってしまいます。
その他にも、共有する水場などで他の人に移してしまったりまた再発を起こしてしまいます。
特にかかとの水虫は再発しやすいため、根気強く治療が必要です。清潔を保ち、尿素配合の市販の治療薬を試してみても良いでしょう。どうしても気になる場合は、市販薬ではなく皮膚科などの医療機関で治療を行うと良いでしょう。
[3]簡単!自宅でできるかかとのケアの方法
ネイルサロンなどでの特別なフットケアも大切ですが、自宅で簡単にケアを行ってツルツルかかとを手に入れたいですよね。自宅でのかかとケアは、身近にあるものや市販のものを使ってケアすることが可能です。
お酢を使ったケア方法
大きめの洗面器などにお酢とぬるま湯を張り、かかとをケアする方法があります。家庭にあるリンゴ酢や、黒酢などでも対応できます。
- お酢とぬるま湯を1:3の割合で大きめの洗面器に入れよくかき混ぜます。
- 足を付けて30分ほど置きます。
- 柔らかくなったところで硬く気になる場所を軽く軽石などでこすります。
- よく洗い流して、保湿を行います。
お酢を使うことで、ピーリング効果があるため硬くなってしまったかかとをケアするにはとても効果的です。ケア中はお酢の臭いが少し気になると思いますが、よく洗い流してあげることでニオイが和らぎます。お酢には消臭効果もあるため、足のニオイが気になる方にもおすすめの方法です。
重曹を使ったケア方法
重曹とオリーブオイルなどを使ってかかとパックを作ることができます。
- 重曹・オリーブオイル・少量の水を用意し、オリーブオイルと水で重曹を溶いていき均等に混ぜていきましょう。
- 程よく材料が混ざってきたら、オイルと水で溶いた重曹を使ってかかとをマッサージしていきます。
- 重曹には角質を除去する強い力があるため長い時間行うと、必要な角質も除去してしまう恐れがあるためマッサージしている時に皮膚が柔らかくなってきたなと感じてきたら洗い流しましょう。
- マッサージが終わり重曹を洗い流したら、保湿クリームなどを塗りましょう。
保湿クリームを塗った後に靴下などを履いて一日過ごすとよりしっとりとします。特に乾燥が気になる方は、保湿クリームを塗った後は靴下を履いて一日過ごすことをおすすめします。
市販のかかとパックを使う
「削ったり、マッサージするのが面倒くさい。」「時間がない中で効率よくかかとケアはできないの?」そんな方におすすめなのが、市販のかかとパックです。
かかとパックにはピーリング効果があり、一度使うとターンオーバーを促して要らなくなった角質をはがしてくれるものもありますが、寝ている間に保湿クリームを塗り専用の靴下を履いて集中的に保湿を促すものもあります。
冬場などの乾燥が厳しいときは、集中的に保湿を促すものがおすすめです。寝る前にケアをして朝にはツルツルのかかとになっているので、時間がない方にはおすすめのケア方法です。
電動タイプ
■アマゾン価格:2,562円
電動タイプのかかとシェーバーは削りすぎてしまうこともなく、なでるようにスピーディーにかかとの角質を除去してくれます。一点を削りすぎてしまうことも力加減に気を付けることもないため、初心者のかかとケアにもおすすめです。「なんか、最近かかとが固くなってきてしまったな…。」「かかとを削るのはちょっと抵抗があるけど早めに何とかしたい!」そんな方には電動タイプのシェーバーはおすすめです。
[4]かかとケアの頻度や注意点は?
かかとは脚の中でもデリケートな部分の為、ケアがとても大切な部分でもありますがやり過ぎてしまってはせっかくケアしても効果が思うように得られなくなってしまうため、ケアを行う頻度などには気を付けなくてはいけません。
やり過ぎないように適度に行う
せっかくのケアもやり過ぎは禁物です。かかとケアは週に2~3回を目安に行いましょう。特にかかとの角質を削るケアなどは、削りすぎては痛みを招いたり赤くなってしまったりと逆効果です。角質を除去すると一時的にツルツルになりますがその後には必ず保湿が必要になります。
削った後の皮膚はとても敏感です。日常生活では、自分に合った靴を履いたり脚に負担がかからないように注意することもかかとを守ることにつながります。角質のお手入れだけでなく、脚の清潔を保つ事や負担をかけ過ぎないよう意識することも心がけると良いでしょう。
ケアをしたらオイルやクリームで保湿する
かかとは思っている以上にデリケートな部分なので、かかとのケアを行ったら保湿オイルやクリームなどを使ってかかとの皮膚を保湿してあげることが大切です。かかとのお手入れには少し油分の多いクリームや、角質層までしっかり届く保湿成分を含むものを選ぶと良いでしょう。
その他にも、尿素やビタミン配合のものなどは、かかとの集中ケアにとてもおすすめです。
かかとの状態に限らず、美容成分配合のクリームは高い効果をもたらしてくれますよ。特にかかとの乾燥が気になるときは、保湿クリームを塗り靴下を履くことで乾燥や外気から守ってくれ、保湿効果も高まりケア効果も高まります。
靴下は通気性の良い綿やシルクなどを選びましょう。その他にも保湿力・抗菌・防臭加工をほどこしたタイプなどかかとケア用の靴下が沢山販売されています。自分に合ったタイプの物を選んで活用して、保湿クリームなどと併用するとより効果を得ることができます。
就寝中に保湿クリームと一緒に併用するのであれば、つま先の開いたタイプや締め付けの少ないタイプがおすすめです。
[5]かかとケアを行ってきれいなかかとに
やわらかく滑らかな足先は、日常的なケアが必要です。見えないようで、人からは意外と見えているかかと。綺麗な脚を保つにはかかとのケアはとても大切ですね。カサカサでひび割れたかかととさよならして、足先美人を目指しましょう。綺麗な足で、お気に入りの靴を履くのも楽しみになりますね。
Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function related_posts() in /home/monogate/viola-woman.com/public_html/wp-content/themes/viola/single.php:82 Stack trace: #0 /home/monogate/viola-woman.com/public_html/wp-includes/template-loader.php(106): include() #1 /home/monogate/viola-woman.com/public_html/wp-blog-header.php(19): require_once('/home/monogate/...') #2 /home/monogate/viola-woman.com/public_html/index.php(17): require('/home/monogate/...') #3 {main} thrown in /home/monogate/viola-woman.com/public_html/wp-content/themes/viola/single.php on line 82