SNS疲れの原因ってなに?ストレスフリーな生活を送るための3つのポイント
スマホでも簡単に始めることができるSNS。「周りの人・友達がみんなやっているから。」「やり取りも簡単で自分を発信できるから」そんな理由で始めて、いつの間にかSNSをチェックすることで疲れてしまってはいませんか?特に女性に多いといわれるSNS疲れは、どのような人がなりやすく、なにが原因で起こってしまうのでしょうか?
2018年03月24日更新
記事の目次
[1]女性に多いSNS疲れの原因は?
今では、沢山の人がSNSを活用しています。ですがそれが原因で、SNS疲れを引き起こしてしまいます。どこにいても簡単にコミュニケーションがとれてしまうSNSですが、人のプライベートなところも簡単に見ることができます。
SNS上で華やかに暮らしているように見える他人と、自分を比べてしまうことや他人のいいね!などの数字と自分への周りからの数字を気にしてしまうことで、ストレスを感じてしまいます。中には、いいね!の数は周りからの自分への評価と感じ投稿をしている人もいます。SNSが生活の一部になることで、ストレスを感じてしまうのです。
共感・共有してほしい気持ちがストレスに
男性に比べて「共感したい!」「共有したい!」と気持ちが強い女性のほうが、SNSに疲れてしまう傾向があります。SNSでは簡単に他人とつながることができ、自分を発信することもできます。
他人とのコミュニケーションも取りやすく、共感や共有を言葉ではなく「いいね!」のボタン一つで知らせることのできる、SNSは自分の気持ちを満たすことができるため知らず知らずに気になってしまい、それがストレスに感じてしまうのです。
いいね!の数字を気にしてしまう
SNSでのいいね!の数は数字として現れるため、他人と比べてしまいます。そのため自分が投稿したものに対するいいね!の数を気にしてしまい何度もSNSを見てしまったり、他人と比べては一喜一憂してしまうのです。いいね!は自分が気になったことを、気軽に伝えられて相手にもわかりやすいです。
それをあまりしない場合、周りからコミュニケーションを取っていないと思われ人間関係にも影響が出るのでは、と考えてしまい数字を気にしてしまいです。直接的に関わりをもつ人ともSNS上でつながりを持っている人は、特に相手の反応に敏感になる人も多いでしょう。
他人の気持ちが気になる
SNSでは相手の顔が見えないため、表情から気持ちを読み取ることができません。特に自分の書き込みに対しての反応や、ほかの人が自分のいないところで何をしているのだろう、と気になったり「私の過去の投稿で何か言わているのでは?」と不安になるため小まめにSNSチェックしてしまう癖がつくのです。
そうすることでSNSの使い方や向き合い方がわからなくなり、ストレスを感じやすくなってしまうのです。
SNSの投稿が義務的になっている
SNSの使い方として、自分が投稿したいときに何かを投稿して楽しむことが目的ですが、フォロワーや友達の人数・いいね!やコメントの数が増えないことで「何かを投稿しないと」という気持ちが芽生えてしまいます。
投稿が減っては、コメントやいいね!の数も減ってしまうと感じて、一日に1回何か投稿する人もいます。何もない一日に何かあったように、創作して投稿することを常に考えていてはとても疲れてしまいますね。義務的になってしまったSNSへの投稿は、ストレスを生んでしまいます。
恋人のコミュニティーが気になる
女性に多いのが、SNSを使って彼氏の行動をチェックする行為です。男性の方が女性に比べてSNSに依存をすることが少ない傾向にあります。女性に比べて、女性の場合は「彼がどこで何をしているのか」「他の女性と一緒に遊んでいないか」「彼は嘘をついていないか」と彼氏がSNSへ投稿した内容をチェックする人が多い傾向にあります。
彼氏の行動を気にすることは、悪いことではありませんが過敏に気にしすぎてSNSで彼氏の行動をチェックする行為は、SNS疲れにつながります。
友達の投稿に嫉妬
SNSの中では、友達やフォロワーのプライベートな部分が沢山見えてきます。プライベートな投稿の中でも、「リア充投稿」と呼ばれる投稿があります。リア充投稿と呼ばれる、彼氏とのイベント・家族や子供の自慢・自分が購入したブランド品・おしゃれランチなどの幸せそうな投稿やおしゃれな投稿には敏感です。
見ているうちに「羨ましい」と思う嫉妬心が芽生えることもあり、その投稿に対してイライラしてしまったり「私もこうなりたい!」などと思うことでストレスを感じてしまい、いずれ疲れてしまいます。この「リア充投稿」に対しての苛立ちもSNS疲れに結びついているのです。
[2]SNSはなぜストレスになる?
「最初は楽しんで使ってたのに、いつの間にか楽しくなくなってしまった…」SNS疲れは、SNSでのコミュニケーションの取り方や目に見えてわかりやすい自分の投稿に対してのいいね!など数字の数です。その他にも、「自分に持ってないものを他人が持っている」
「自分の投稿に対しての周りの反応が薄い」など他人と簡単に比べてしまうことができるのがSNSです。心のどこかで「人に見られている」「人に見られたい」という気持ちが芽生えて、流れてくる情報と比較してしまうため、ストレスを感じてしまうのです。
友達のプライベート
プライベートな話は、話さないとわからないですがSNSでは簡単に自分の思ったことを発信することができます。発信された情報は、SNS上にアップされるため見たくない気分の時にもSNSを開いてたまたまその投稿を目にしてしまった、ということもありますね。
自分にとって都合の良い投稿が相手には不要な情報かもしれません。SNSを通じて、交友関係のプライベートが見えてしまうため、ストレスを感じる原因になるのです。特に、自分の持っていない物・環境・境遇を比べてしまってストレスになるのです。
苦手な人からの友達・フォロー申請
「SNSはプライベートな場所だから会社の人や友達とはつながりたくない」と決めている人も多いかと思います。ですがSNSをやっている中で、教えていないのに会社の人や苦手な友達から申請が来てしぶしぶ教えることもありますね。
一度つながって申請解消をすると、何かリアルの生活に響くのでは?と不安になる人もいます。例え自分の中では繋がらないと決めていたとしても、「あとから何か思われたらいやだな」と申請が来たら断れない人も多いと思います。申請を受け入れて、プライベートなことが筒抜けになりSNSでの話を会社でされるなどということにつながります。
気軽に検索できてしまう
簡単に何でも検索できてしまうSNSは、自分のことも検索できてしまいます。何気なく気になってSNSで検索できてしまうということで、友人や恋人のことも検索できてしまうということですね。
少し暇ができたからと、友人や恋人のSNSを見ることが癖になってしまい時間ができた時に見るようになっては、知らず知らずのうちにたくさんの情報を目にすることになります。そのため、見なくてもいい情報を見てしまい結果的にそれが蓄積してストレスを感じるのです。
見たくないことも見えてしまう
SNSには、見たくない情報や自分がつまらないと感じる情報も沢山あふれているものです。沢山あふれている情報には「これを食べたよ!おいしい~」「これ、気になる~」「○○すっごく楽しかった!」など主観的で、自分にとってはどうでもいいと感じる情報や「○○とデート」など見たくないなと感じる情報もあふれかえっています。
そのSNSの投稿でその人のことを知り、接する上での関係性に偏りも出てきてしまいます。見たくない情報や自分にとって不必要な情報もあふれかえっているSNSを見ることで、人間関係で疲れてしまう原因につながります。
[3]どんな人がSNS疲れを感じてるの?
SNSに疲れを感じてしまう人には、ある特徴があります。「SNSは一つのコミュニケーションツールだし、大丈夫。」と思う人ほど危ないかもしれません。
「ちょっと暇ができたから、スマホ見よう」「一人の時は暇だし、スマホ触る癖があるかも…」と思う人は多いと思いますが、その“暇なときにスマホを触る癖”がSNS疲れを引き起こしてしまうのです。
SNSチェックを頻繁にしてしまう人
- 食事中はスマホをチェックしている
- 時間があるとスマホやSNSをチェックする
- 近くにスマホがないと不安
- 眠るまでスマホでSNSを見ている
- 朝起きたらとりあえずSNSをチェックする
などSNSを頻繁にチェックをしている人は、SNS疲れを感じやすいのです。「最近眠れていないな…」「会社で疲れている…」と感じている時や、少し憂鬱な気持ちの時に癖のようにSNSを見て他人の投稿に対して嫉妬やストレスを感じることが多いのです。そのためSNSを頻繁にチェックする人は注意が必要です。
リア充投稿が気になる人
「○○行ったよー!」「○○ちゃんと出かけてる♪」「彼氏とディナー」などの投稿を見ることで、知らず知らずに自分と比較してしまいます。幸せそうな投稿をしている人と比較してしまうことで、自分は満たされていないかもしれない。と感じてイライラしたりへこんでしまったりしてはストレスにつながります。
投稿されているものがその人の生活の全てではありません。人間目に見えるものが全てのように錯覚してしまいますが、投稿されているものは一部でしかありません。
自分の投稿へのコメントや評価を気にする人
自分の投稿へのコメントやいいね!の数は、自分への評価だと感じてしまう人もいます。SNSを通じて自分のプライベートだけでなく、作品の投稿として使っている人もいるでしょう。
いいね!は簡単に気持ちを伝えることができますが、その数やコメントだけであなたが評価されているわけではありません。自分へのコメントやいいね!数が増えると沢山の人が見てくれて自分に注目している、と感じます。ですがそれが全てではないのです。
SNSでキャラを作っている人
「SNSでの私はこの私」とキャラや設定を作ってSNSをやっている人もいるでしょう。SNSでキャラを作ることで、SNSをやっていないときのギャップに疲れてしまいます。SNSでわざわざキャラを作ることで“○○しなきゃいけない”という気持ちになりやすくなります。自分で自分を疲れさせてしまう原因につながるのです。
[4]解消法ってあるの?
SNSをしていないとコミュニティーに入っていないように感じたり、人とのつながりがないように感じているのでSNSを手放せないと感じる人も多いのですが、SNSの利用をやめる20代・30代も増えてきています。その理由がSNS疲れと言われています。
仕事や育児が忙しくなり、SNSしている暇がないなど時間の問題もありますが、 返信やいいねを要求されている気がする・私生活をあまり人に見られたくない・予期せぬ人からの申請・フォローが嫌だと感じる人も多いようです。また、SNSの投稿に疲れ閲覧するためのツールとして使っている人も多いようです。SNS疲れを解消するには、人との距離感を見つけることが大切です。
思い切ってSNSをやめる
SNSを思い切ってやめることも大切です。視野に入ってしまうと気になるものです。見えなければ悩むこともありません。SNSで苛立ちを覚えたり、一喜一憂していて疲れているのなら、一時的にでもSNSを見ないようにやめてみるのもSNS疲れを解消することにつながるかもしれません。
SNS上の人間関係を整理する
自分にとって不要な情報やこの人の情報は見たくないなと思う人が多いのであれば、SNSでの人間関係を整理することも必要です。「コミュニティから外される」と感じる人もいるかもしれませんが、実生活はSNS中心で回っているわけではありません。
自分が楽しく生活するためには、ストレスを感じるようなSNS上の人間関係を整理することをおすすめします。
通知をオフにする
通知が来ることで、見ないといけないような先入観に襲われますね。通知をオフにすることで自分の気になるときに見るように、意識づけやすくなります。通知をみてSNSを見なければと感じるのであれば、通知オフにして生活をしてみてください。自分の気が向いたときや時間が沢山あるときにチェックするだけで、気分が軽くなりますよ。
[5]ストレスを感じずSNSを上手に活用していこう
SNSは上手に使うことでいい情報が得られ、自分の生活を豊かにするものに変わります。SNSでのコミュニケーションは結局は、人と人とのコミュニケーションです。見たくないことは見ないように、SNSの情報が全てではないということを理解して上手にSNSを活用しましょう。必要な情報や自分にとっていい情報を得ることで、楽しくSNSを使えますよ。
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