マウンティング女子の取扱説明書!特徴や対策法を知って上手に回避する9つのポイント
沢尻エリカさんが主演のドラマ「ファーストクラス」でも話題となった、“マウンティング女子”。実は案外あなたの周りにもいるかもしれません。今回は、マウンティング女子の特徴やマウンティングをする心理、その対処法などを含めた『マウンティング女子の取扱説明書』をご紹介します。
2018年04月24日更新
記事の目次
[1]マウンティング女子って何?
マウンティング女子とは
マウンティング女子とは、他者と自分を比べてマウンティングしたがる女性のことを指します。マウンティングとは格付けのことで、女性の社会のカースト制度の造語のことです。要するに、他者を相手に自分の優位性を誇示したがる女性のことです。
知らないうちにライバル心を抱き、「私の方がすごい!幸せ」ということをアピールしてきます。「知らない間にマウンティングされてた」「マウンティングされて困っている」など職場やママ友の間で、頭を悩ませている女性は多いのです。
マウンティングをしてしまう心理とは?
他者より自分が優れていると言うことを周りの人にアピールすることで、自分を優位にたたなければ自分の価値を認識できないという状態なのです。
心の中は不安や劣等感、コンプレックスでいっぱいだからこそ、無意識のうちにマウンティングをすることで心のバランスを保っているのです。
私が出会ったマウンティング女子
マウンティング女子といっても、実際どんな態度や言葉を指すのか、いまいちピンとこない方もいるでしょう。では、実際にあったマウンティング女子の例をご紹介します。
- 高校時代に2人の先輩と付き合ったという話をしたら、『私は3人よ』と言われ、すべて、男性からの猛アタックでモテモテだった、と言わんばかりの恋バナを聞かされた(28歳)
- 『ヨーロッパくらいしか行ったことない』と旅行自慢してきたので、『私もあんまり海外行ったことないんだよねー。まだ10ヶ国くらいかな?』と自慢返しした(23歳)
- 彼の良いところを聞かれたから話しただけなのに、急に『大したことなくない? 私の彼なんて……』と誇らしげに言われて、それくらいしか良いところないんだね、と見下されてバカにされた(28歳)
引用元:「マイナビウーマン」オンナのマウンティング”の本当にあったコワーイ話
[2]主なマウンティング例とは?
結婚しているアピール
マウンティングのなかでもありがちなものは、結婚に関するマウンティングです。特に既婚女性から独身女性に向けてのマウンティングは、友情に亀裂を与えかねないものです。次のようなマウンティング行為、したりされたりしていませんか?
- 結婚の押しつけ
- 必要とされていないアドバイス
- 独身女性を軽視している
- 家庭を自慢する
「早く結婚したほうが良いよ」「女の幸せが結婚だよ」という、結婚=幸せという価値観を押し付けていませんか。幸せの感じ方は人それぞれですし、あくまでもあなた自身の価値観でしかありません。
「結婚した私は結婚していないあなたに比べて幸せ」という感情もうっすら見え隠れしています。無意識としても、マウンティングされたほうは嫌な気持ちになりますよね。
頼んでもいないのに、上から目線でアドバイスをしてくる人がいますよね。「もっとこうしたほうが良いよ」「そんな生活していたら結婚できないんだよ」と、余計な御世話ではと言いたくなるようなことをいう人もいます。
このような行為も「結婚した私からのアドバイス」というマウンティング行為と捉えられますので、やめておきましょう。
「独身は良いなー自由に楽しめて」「いつでも好きな時間に好きなことできるなんて、うらやましい」などと“独身=自由で気楽”と捉えて発言する人もいますが、それは独身という立場を軽視している発言です。
独身だったとしても仕事やお金のこと、将来のこと、結婚のこと事など悩みも課題も人それぞれです。そんなことを行っているあなた自身も、結婚する前は独身だったということを忘れているのかもしれませんね。
結婚したら旦那自慢、子どもが生れたら子ども自慢と既婚女性は話題が尽きません。会話の中にも愚痴を言っているのかと思えば、旦那自慢や子ども自慢がひっそりと混ざりマウンティングしてくることもあります。
仕事でのキャリアや裕福さをアピール
独身女性同士の間でもマウンティングが行われるケースがあります。仕事でのキャリアや趣味や休日の過ごし方、生活水準の高さなど知らぬ間にマウンティングされていたと思うこともあるでしょう。
- 仕事でのキャリア自慢
- 休日の過ごし方や裕福さの自慢
- 価値観の強要
「最近独立したんだけど、思ったより大変で会社員が本当にうらやましい」とか「○○ちゃんは派遣だから良いよね」と言われると、モヤモヤイライラしてしまいますよね。暗に下に見られていることが分かり、素直に応援したいと思えなくなります。
このようなマウンティングは愚痴や相談とみせかけて行われることが多くあります。
休日は海外で過ごした、新しいエステサロンに行った、新作ブランドを買ったなど生活水準の高さや休日の過ごし方をマウンティングのネタにする人は多くいます。「収入が多い私」をアピールして、すごい!褒めて!という気持ちが見え隠れしています。
「その服、去年のじゃん。もっとオシャレしたほうが良いよ」「今は流行っていないよ」「その趣味なにが楽しいの?」などほっといれくれ、と言いたくなるような個人の楽しみや感覚に対してのマウンティングです。なぜか、上から目線でのアドバイスをしてくる場合が多いのですが、全くありがたくありませんよね。
ママ友間でのアピール
旦那や彼氏の肩書をアピール
一時期ワイドショーにも取り上げられた「ママ名刺」には、自分の名前だけでなく夫の勤め先を記載するといいますが、これもマウンティング行為の1つです。
自分ではなく、旦那や彼氏の職業や勤め先などを自慢して、そのような人と結婚している、付き合っている自分はすごいということをアピールしているのです。
≪例≫
ママA「うちの旦那、○○(地元企業)に勤めています」
ママB「いいわね~。うちの旦那なんか△△(誰もが知る大企業)だから、いつも海外出張で家にいなくて~お給料も思ったより低いし~」
- 経済力をアピールタイプ
いかに自分の家が裕福か、子どもにお金をかけてあげられているかをさりげなくアピールするタイプです。
≪例≫
ママA「夏休み、なかなか旅行にも連れて行ってあげられなくて、近くのプールに毎日行ってたわ~」
ママB「知っているところのほうが良いよ~。うちなんか、沖縄とグアムに行ったんだけど海にもなかなか慣れなくて、ホテルのプールの方が多かったよ~。グアムも英語の経験になるかなと思ったんだけど、子どもたちも小さいから忘れるだろうし」
自虐からの自分自慢タイプ
話しているとモヤモヤしてしまう、と感じるのがこのタイプで相手をほめているようにみえますが、自分を下げて話すものの実際は自分をほめるような会話になるタイプです。
≪例≫
友人A「○○ちゃん、痩せた~?うらやましい!私なんか、なかなかお尻の肉が取れなくて~(実際、モデル体型で痩せていてお腹もほっそりしている)」
このような女性、きっとあなたの近くにもいますよね。
[3]マウンティング女子の特徴
常に比較する
何かにつけて、比較することが好きならマウンティング女子の傾向があります。会話の中にも「私だったら…」とか「この前行った○○のほうが…」と言う、自分が話題をさらっていきがちです。
上から目線でアドバイスする
相手から求められてもいないのに、自分の経験から勝手にアドバイスをします。さらに、ただ親身になってのアドバイスではなく、上から目線の「○○はこうしたほうが良いよ」といった嬉しくもないアドバイスがほとんどです。
腹黒い
マウンティングをしてくる女子の中で、純粋な女性はまずいないでしょう。お腹の中は真っ黒なんていう女性も多いのではないでしょうか。女性同士なら、女の勘で腹黒さが分かってしまう場合もありますよね。
わざと下手に出る
会話の中で「私なんて…」という発言をする女子には注意が必要です。「私なんて…」という言葉を使って、わざと下手に出てその後にマウンティングをしてくるというパターンがっぽです。
「私なんて、家計に余裕があるからって働かせてくれないし」「私なんて、まだヨーロッパを4カ国ぐらいしか行ったことないし」と、あれ?と思うアピールが上手なのです。
[4]マウンティング女子と出会ったときの対処法
関わらない
マウンティング女子の対処法の基本は、関わらないということです。職場やママ友の間などのコミュニティの中でマウンティング女子を見かけても、我関せずノータッチを貫きましょう。
そして、あなたにマウンティングをしてきた場合には、受け流すことです。気付かなかったような顔をして、相手の発言もマウンティング内容もすべて聞き流しておきましょう。
適当に褒めておく
無難な対処法は、「適当に褒めておく」というものです。自分すごいですアピールをしてきても、同じ土俵には乗らずに「すごいねー」「いいねー」と適当に褒めておきましょう。棒読みでも目線が合ってなくても良いのです。
コツは“適当に”自分の負担にならない程度に褒めることです。褒めることで、相手に気持ち良く喋りたいだけ喋らせておくと勝手に満足するのです。
反撃はしない
マウンティング女子は、自分が納得するまでマウンティングをやめません。いくら気づかないふりをするといっても、うざく感じることも多々ありますよね。反撃したい、言い返したいという思いになりますが、ここは我慢をするところです。
反撃をしたところで、その倍以上のマウンティングをされるだけで、大人しくマウンティングが終わるなんてことはありません。満足いくまで喋らせてあげている、ぐらいの心の余裕をもっておきましょう。
会話では聞き役に徹する
相手が話し始めたら、ひたすら聞き役に徹しておきましょう。始めは相談だったのに、いつのまにか自慢に変わっているなんていうことはよくあることです。
そんなときは、ただ自慢したいだけと思って、左から右へ聞き流しておきましょう。「うんうん、そうだねー」と、話しを遮らずに受け止めて上げるフリをしておくと、いつか話も終わります。
自分の話しは極力しない
マウンティング女子には、極力自分の話はしないようにしましょう。無意識とはいえ、相手の対抗心を煽ってしまうことになる場合があります。「先週○○行ったんですよ」「彼氏と△△に行ったんです」という話題を出すだけで、話に噛みつかれる可能性があるのです。
自分の話は、相手に余計なネタを与えることにつながりかねません。自分のことはできるだけ話さずに、相手と対比することを避けましょう。
「マウンティングしてるよ」と伝える
マウンティング女子の中には、ワザとやっているタイプと無意識にやているタイプがいます。マウンティングという行為は、客観的に見ても恥ずかしいことであり、そのことを本人にも知らせてあげましょう。
さりげなく伝えても良いですし、「それマウンティング~?」と冗談っぽく伝えても良いですね。
今行っている行為は、恥ずかしいことなのではと“こっそり”伝えてあげましょう。マウンティング女子は恥をかかされるのが大嫌いなので、マウンティング行為を指摘されたら恥ずかしく感じて、それ以上は何も言わないはずです。
マウンティング内容を受け止める
「○○は良いなー」という愚痴のように見せかけたマウンティングの場合には、同意で返しましょう。
「専業主婦って楽で良いなー」と言われたら、「そうだよーのんびり過ごしてるよ!」と変えしたり、「子どもいないと自由でうらやましい」と言われたら「うん!夫婦でのんびりした時間を過ごせるよ」など返してみましょう。
相手はそれ以上何も言えなくなってしまいます。肯定するセリフを返すことで、それ以上のマウンティングを止めることができます。
相手と距離を置く
マウンティングしたりされたり、という関係はお互いにとっても良くありません。マウンティングされているなぁと感じたら、少し距離を置いてみましょう。
会わなくても支障のない相手なら、距離をおいたところで問題になりませんし、仲の良い友人なら距離をおくことで相手が何か感じてくれるかもしれません。
話をそらす
マウンティングをしてくる相手と距離をおけない場合は、話をそらす技術を身に付けましょう。職場の先輩だったり、同僚だったりすると関わらないということは難しいですよね。相手と無難に関係性を保ちたい場合には、話をそらしましょう。
「この前の休みに彼氏とヨーロッパに行ってきた」と言われたら、「すごーい!最近、あの地域テロとか多いって聞きましたけど、大丈夫でしたか?治安も良くないって聞くし…無事に行けてよかったですね!」と頭フル回転で逃げちゃいましょう。
[5]マウンティング女子の話は徹底的に聞き流そう
いかがでしたか。「こんな人いるー!」と思わず叫びたくなる人も多いのではないでしょうか。もしかしたら、「私マウンティングしていたかも…」と思った人もいるかもしれません。マウンティングはする側もされる側も良いものではありません。
マウンティングをする人も不安や不満を解消しようとするものなのです。だから、マウンティングを受けた場合は気にせずに聞き流す程度にしておきましょう。マウンティングをしているかも…という人が、発言する前に少し深呼吸すると落ち着いて話しができるようになるので、おすすめです。
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