「春バテ」で憂鬱な気分に!環境の変化やストレス・寒暖差がその原因を引き起こす
いつもより少し苛立ちを感じたり、不安になったり、落ち込んだり…実は春は一年の中でも気持ちが不安定になりやすい季節です。環境が変わり新しいことがたくさん始まる春ですが、その分こころへの負担も大きいもの。「桜も咲くし、色々なことを楽しみたいのに憂鬱…」「春は落ち込むことが多い…私だけ?」と悩んでいませんか?自律神経が乱れやすい春は、神経が過敏になりがちです。なぜなのでしょうか?
2018年04月04日更新
記事の目次
[1]春に憂鬱な気分を感じるのはなぜ?
花々が咲き街も色鮮やかになる春ですが、憂鬱な気分になる人が多いのです。春のストレスの大きな原因は2つあると考えられています。1つは冬の寒い時期から暖かい空気に変わる春は、寒暖差も激しく身体への負担も大きい季節です。もう一つは環境が大きく変わることによる、ストレスです。
寒暖差で自律神経が乱れる
春は温かいと感じますが、日中と夜の気温差が大きく違うため身体のバランスを壊しやすい人が多いのが特徴です。一週間の中でも温度が大きく上下するため自律神経が乱れて、体調不良を訴える人も多いのです。身体のバランスが崩れてしまうことにより、精神的に不安定な状態に陥る人も多く憂鬱な気分になったり、イライラしやすくなったりします。
寒暖差が大きいと、身体はバランスを保とうと沢山のエネルギーを消耗するため身体への負担も大きく、普段はストレス耐久が強い人や体調を壊しにくい人でも身体が疲れてしまい、精神的にも負担が大きくなるのです。春の気温差が大きいのは、移動性高気圧が入れ替わるようにやってきて低気圧と高気圧が交互にやってくるためです。そうすることで天気や気温も大きく変わります。
この高気圧と低気圧により自律神経の切り替えが上手に行われなくなり、疲れを感じやすくなったり、やだるさが取れないといった症状に見舞われてしまうのです。さらに、低気圧の日は血中の酸素濃度が下がりやすくなるので、頭痛を感じたり昼なのに眠けが取れない・身体が重く感じるなどの症状が現れるのです。
環境の変化
春は一年の中でも環境の変化が大きい季節でもありますね。特に3・4月は、人間関係や環境が変わる時期なため、引っ越しをして新しい環境に身を置いたり、新しい人との出会い等で誰でも緊張でストレスを感じやすいタイミングでもあるのです。
その他に、出世や結婚など自分にとってプラスの変化が起きても、身体にはストレスや緊張などの負担はかかるものです。自分にとっていい変化だとしても、慣れない環境や人間関係に順応しようと知らず知らずのうちにストレスを感じているかもしれません。普段とは違う環境に「なんか疲れたな…」と感じる場合は、環境の変化が大きく関わっているかもしれませんよ。
[2]あなたは大丈夫?「春バテ」を感じやすい人の特徴
春は誰でもだるさを感じたり、「疲れが取れない」「落ち込みやすい」・「イライラする」などの症状が現れやすい時期でもありますが、中でも春にバテやすい人には特徴があります。
- 冷え性の人
- 体力があまりない人
- 冬に体調を壊してしまった人
- 冬の間に運動をあまりしなかった人
身体が冷えていると血のめぐりが悪くなるため疲れを感じやすいのです。
体力がないと自律神経がうまく働かないため、疲れやすくなります。
冬に風邪などで体調を壊して体力が減ってしまった人は、春の気温差などでまた体調を壊しやすくなるので要注意です。
運動不足で筋肉が衰えると、春に疲れを感じやすくなります。
春のストレスチェック表
「春にストレスを感じているかも?」と思った人は、春のストレスチェックをしてみませんか?たくさん当てはまれば深刻度は深いかもしれません。精神的に不安定な状態に陥る前に、自分はどれだけストレスを感じているかを、知ることが必要かもしれません。
- 身体のだるさが抜けない
- 前向きに考えられずネガティブな思考にながち
- やる気のある人と一緒にいると疲れる
- 初対面の人と会うと疲れる・初対面の人に会うが気が引ける
- 起きた時や・朝になると気分が悪いと感じる
- 食事の量が減った・体重が落ちた
- 食事がおいしいと感じない・あまり食べたくない
- なかなか眠れない
- アラームよりも早い時間に起きてしまう・睡眠が浅い感じがする
- 夜中によく目が覚めてしまう
貴方はいくつ当てはまりましたか?1~5個の方は春から始まった新しい環境や人間関係に、少し疲れを感じているかもしれません。沢山当てはまった方は、すでに大きなストレスを抱えているかもしれません。大きなストレスを感じている方は春のストレスだけが原因ではない可能性も高いため、症状が重いようなら専門の医療機関を受診することをおすすめします。
- 春ストレス初期の人
- 春ストレス中期の人
春は誰もがストレスを感じやすい時期ですので「なんか身体がだるいな…」「日中は眠くて頭がなかなか働かない…」などと感じる人もいるでしょう。大きなストレスはないけど、いつもよりちょっとだるさが続く、頭がぼんやりする日が多いと感じる人は春ストレス初期の可能性があります。
誰でも感じやすい春のストレスは、生活に支障がない範囲なら自分でリフレッシュできる時間を見つけて改善できますが、放っておいて深刻化してしまう恐れもあります。
元気がない日が続き、朝なかなか起きられない、疲れが抜けずに困っている、食事の量が減ったなどの症状が続いていて憂鬱な気分から抜け出せずにいる人は、かなりストレスを感じているしれまん。
自分でストレス解消法をとっても気分の切り替えがうまくいかない人は自己判断せずに、辛いと感じたら早めに専門の医療機関を受診してみてくださいね。
[3]手軽にできる!春バテ解消法
気持ちの切り替えが必要な時、リフレッシュする時間はとても大切です。ストレスをため込み過ぎては身体不調も引き起こします。今回は手軽にできる春バテ解消法をご紹介します。
ハーブティー
あまり寝れずにいたり、イライラしやすくなっていたりする時はカモミールアップルティーなどのハーブティーがおすすめです。自分の好きな香りを選び、ゆっくりティータイムでハーブティーを飲んでみてはいかがでしょうか?落ち着きを取り戻してリフレッシュすることができますよ。
アロマ
寝つきが悪いときや頭がぼーっとしてしまうときにはアロマで気分転換をしたりこころを落ち着かせてみてはいかがでしょうか?アロマは香りによって様々な作用があり、自分の好きな香りを選ぶ楽しみや、香りを楽しむ時間がストレスを解消につながります。どんなアロマを選んだらいいかわからない場合はまずは自分の好きな香りを見つけてみてくださいね。
深呼吸でリフレッシュ
深呼吸は簡単にできるデトックス方法です。ストレスは体の中で悪い気が滞り引き起こされます。ストレスが溜まると無意識に呼吸も浅くなり、浅い呼吸にもストレスを感じてしまうため深呼吸が必要です。
ゆっくりと息を吸い、深く吐く。これを数回繰り返すと心が落ち着いてきますよ。少し余裕のある方は、窓を開けたり少し外に出て外の空気で深呼吸すると、悪い気を身体の外に出してくれます。
[4]強いストレスを感じたらどうする?
起きられない、会社・学校に行けない、頭が回らず生活に支障をきたしているなどの身体の変化や、涙が止まらない、物事がうまくいかないかもしれないとマイナス思考になる、不安ばかりがあると感じていて日常生活がいつも通りに行えなくなったらそれは身体からのSOSのメッセージかもしれません。「私がいけないんだ…」と無理をせずに専門の医療機関を受診しましょう。
医療機関にかかる
精神的に不安定な状態が続くことで、うつ病などのこころの病に発展してしまう春のストレス。「ちょっと私変かな?」「家族・友達が辛そう…」など変化があったら、迷わずに医療機関を訪れてみてください。3月・4月は、自殺者がもっとも多い季節でもあります。環境の変化・人間関係の変化になかなか慣れないと感じる方は意外と多いので、変なことではありません、自分で行うストレス解消法でもやっぱり解消されないと感じているなら、医師の診察も必要な場合があります。
[5]春はストレスと上手に付き合おう
春は、出会いと別れの季節。沢山の環境の変化が私たちを取り巻きます。少なからずストレスを感じ、エネルギーを消耗しやすい時期なので自分としっかりと向き合い上手なストレス解消法を見つけてみてくださいね。
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