同棲カップルの6割が破局!?結婚するカップルと別れるカップルの違い
「離れたくない」「ずっと一緒にいたい」そんな思いから、甘い生活を夢見てスタートした同棲。でも実際、一緒に生活をしてみると、思い描いていた理想の生活とはほど遠い…なんてことも少なくないようです。今回は、同棲カップルの多くが破局してしまう原因と、結婚まで上手く行くカップルの違いについてご紹介します。
2018年04月25日更新
記事の目次
[1]同棲カップルが別れてしまう原因
同棲するほど仲良しなカップルでも別れてしまうことはありますが、同棲したからこそ別れてしまうケースは同棲をしているカップルの6割を超えるとも言われています。
では、2人が望んで始めたはずの同棲がなぜ上手くいかなくなってしまうのでしょうか。ここでは、同棲を解消するに至る原因について紹介します。
生活習慣や価値観の違い
デートの時しか一緒に過ごしていなかったカップルも、一緒に生活をするとなるとこれまで隠していた生活面や、クセなど改めて発見することも多くなります。
いくら美男美女カップルでも、寝起きだとそうはいきませんし、以前は気にならなかったはずのちょっとしたことなのに、毎日目にしたり耳にすることすら気になってしまい、最終的にはイライラとストレスになってしまうこともあるようです。
- 彼はいつも靴下脱ぎっぱなし
- 食器は洗ったら、すぐに拭いてしまってほしい
- 洗濯は残り湯を使わないでほしい
- トイレにスマホを持ち込むのやめてほしい
- バスタオルは毎日変えて欲しい
- 彼のイビキがうるさい
といったように、全く違う環境で生活してきた他人同士ですから、生活習慣が違うのは当然のことです。とはいえ、自分の当たり前はなかなか譲れないものですし、相手のルールを受け入れることができない場合が多いものです。
金銭感覚のズレ
結婚を見据えて同棲を始めるカップルの多くは、価値観や金銭感覚の相性はかなり気になる要素ではないでしょうか。毎月の貯金額やそれぞれの貯金やお互いの小遣い、お金の使い方や借金など、互いの金銭感覚が違うと簡単にトラブルの原因になるのです。
お金に関してのトラブルは人間の本質が出やすいので、一気に冷めてしまったりするケースも多く、見極めにはそう時間がかからないようです。
自分だけの時間が減ってストレスに
2人で生活していると、自分だけの自由な時間が少なくなりストレスが溜まることもあります。
- 食後はゴロゴロしたいのに、後片付けを促された
- お風呂は自分のタイミングで入りたいのに、お湯が冷めるからとお風呂を促された
- まったり読書がしたいのに、TVの音がうるさい
- 週末の夜は夜更かししてお酒が飲みたいのに、早寝早起きを促される
1人なら誰にも遠慮せずに自分のやりたいことをやりたいタイミングでできたのに、同棲生活中は相手に気を使ったり、相手のペースを強要されたりしてしまいます。
マンネリ化
「マンネリ」については、ある程度は覚悟をしていたはずなのに、なかなか割り切れないのが現実なようです。
- すっぴんも見慣れてしまい、メイクしても何とも思わなくなった
- 毎日一緒だしデートっていってもワクワクしない
- 出かける時のファッションが適当になった
- 以前はカッコ良い(可愛い)と思っていたのに、見慣れてしまった
- 毎日一緒に寝てるからイチャつく気分にはなれない
同棲開始時は上手くいっていたものの、日に日に生活感が増していくのでドキドキする恋人という関係を継続することが難しくなってしまいます。
「気付けば何年も経っていた」「家族みたいな関係になってしまった」「恋愛感情がなくなった」など、新鮮味がなくなりマンネリ化してしまうケースは少なくないようです。
浮気された
大好きでずっと一緒にいたくて同棲を始めたはずなのに、浮気が原因で同棲解消や、破局してしまうカップルが多いようです。
同棲によるマンネリ化が浮気原因の多くないようですが、付き合っている状態で浮気されるだけでも許せないのに、同棲して一緒に生活しているにもかかわらず浮気されるなんて…絶対に許せませんよね。
家事や経済的に依存してしまう
同棲するには家事や経済的な部分など、生活するために必要なことは2人で協力してシェアしなくてはいけません。最初はルールや分担を決めるなどして約束していても、時間が経ち生活に慣れるにつれて、どちらかに甘えが出てきてしまう可能性があります。
掃除機は彼が担当だけど、彼のやり方だと部屋の隅のホコリが残ってる…。結局、私がやり直して2度手間!
生活費は折半だけど管理しているのは彼女。生活費が足りないって言うけど、食費や雑費にお金かけすぎ!もっと節約できるよね?
食器洗いは曜日ごとの当番制なのに、彼は残業続きでこの頃毎日私がやってる…。
このように、意図的ではなかったとしても、家事に関しては男性が女性に依存してしまうケースが多いようです。
「2人で協力して家事を分担すれば、お互いの負担も減らせるかも!」と期待していた女性にとっては、結局2人分の家事を1人で負担するはめになってしまい、「こんなはずでは…」と落胆することになるでしょう。
一方、経済的な面では女性が男性に依存してしまうケースが多いようです。1人暮らしの時よりもお金に余裕があるような時よりも自由に使えるお金が増えたような気分になり、これまでよりも贅沢をすることが増えてしまうのが原因です。具体的には、
- 買い物は、特売時に買いだめするのではなく、仕事帰りに立ち寄れる高いけど便利なスーパーを利用する
- 惣菜はスーパーではなく、デパ地下やデリで買う
- 発泡酒ではなくビールを買う
- 雑貨やお皿は高くてもオシャレな店で揃える
このように、1人の時よりも経済的に余裕があるように感じることで、プチ贅沢が増え「頑張っている自分へのご褒美」感覚で、お金を使うことで時間や手間を短縮しようと時間や手間をお金で解決しようとしてみたりするようになるのです。
このような生活をしていて貯金ができなかったり「生活費が足りない」と催促されても、「節約できるだろ!」とうんざりする彼もいるでしょう。
[2]同棲が上手くいき結婚に至るカップルの特徴
では、同棲が上手くいくカップルは上手くいかないカップルと何が違うのでしょうか?具体的な例をいくつか確認していきましょう。
現実主義・適度な放任主義
同棲生活が上手くいっているカップルの多くは「お互いに期待しすぎない」ことで、生活するにつれて見えてくるお互いの価値観や欠点を容認したり、尊重したりできるのです。気をつければさらに良い関係になれるかもしれない「押さえておきたいポイント」をいくつか紹介します!
- お互いが自立している
- 経済的な面で相手に負担をかけず対等であること
- 相手に依存せずに自分の時間を持つこと
- 趣味があり人間関係が充実
同棲する上でとても大切なことの1つが「お互いに自立していること」です。
同棲をするといっても結婚しているわけではないので、家賃や生活費などは折半するなどキッチリするべき!と考えるカップルは多いようですが、そもそも安定した収入がなくてはどちらかに経済的負担をかけることになります。
それに、2人に同じように経済観念が備わっていなければ、同棲生活を長続きさせるのは難しいでしょう。お金の価値を良く理解した上で、「何にお金を使うのか」「無駄遣いせずに貯金ができるか」など、とても大切なことなのです。
先にお伝えしたとおり「依存」といっても色々ありますが、同棲生活を上手くいかせるためには「相手に干渉しすぎない」こともとても大切です。
同じ空間にいながらも、それぞれ好きなことに時間を使って「自分の時間を充実させる」ことで、知らず知らずのうちにストレス発散ができたり、リフレッシュする貴重な時間になるのです。
上記2つがしっかりしていると、生活の基盤がしっかりできるので、安心して一緒にいられますし、結婚に向けて前向きに話が進みがちなのです。
あなたには「趣味」がありますか?休みの日にやりたいことや、会いたい友人・知人はいますか?「趣味」は人それぞれですが、カップルだからといって2人が共通の趣味とは限りません。
同棲したからといって趣味の時間が無くなったり、友人と会って食事をする時間も無くなるようでは、毎日がとても窮屈なものになってしまいます。お互いが、月に1度でも趣味に没頭できる時間を持つことができれば、2人の会話も弾みますし、より充実した毎日になります。
友人や趣味仲間など、好きな人が大切に思っている人たちとの繋がりは、将来の結婚に向けて、とても大切な存在になるでしょう。
結婚する前提で同棲を始めている
同棲をするカップルには2パターンあると言われています。1つは大好きすぎて片時も離れたくない!という「ラブラブ同棲」パターンで、もう1つは結婚を前提にそれぞれの両親も同意のもと同棲する「結婚シュミレーション同棲」です。
先にお伝えした、同棲が上手くいかなかったり、破局してしまうケースの多くは「ラブラブ同棲」カップルが多いと言われています。
結婚を意識して同棲するカップルの多くは、結婚することを目標としているため、同棲生活に憧れや理想ばかり描くのではなく、現実を良く理解しているため、何事にも「2人で乗り越えよう!」という前向きな気持ちでいられるのです。
- ドキドキする関係でなくなってもお互いを尊重できる
- 同棲した後の人生設計を立てる
毎日一緒に生活していれば、自然体すぎる相手の姿を見すぎて新鮮味がなくなったり、ドキドキすることも少なくなります。
その時、「ドキドキしたい」「異性として見れない」「冷めたかも…」など、マイナスに捉えるのではなく、「新しい関係のスタート!」と、恋愛関係だけではなく、強い絆で結ばれたパートナーとして相手を大切に思うことができれば、結婚してもきっと上手くやっていくことができるでしょう。
同棲をすることで満足してしまうと、その先の未来に結婚生活は存在しません。より具体的に、近未来の人生設計を立てることが大切です。「2人でいつまでに〇〇円貯金をする!」「〇〇までには結婚する!」など、2人で共通の目標を立てて計画すると、結婚に向けて協力して前進することができます。
[3]同棲を解消したくなったら…
大好きだった相手と、さまざまな理由で「もう一緒に生活するのは無理!」と思うようになったものの「同棲を解消したい」という気持ちはなかなか上手く言い出せません。しかし、同棲をした結果ダメだと思った相手とダラダラと付き合っていても時間の無駄です。ここでは、同棲相手と円満に別れる方法をご紹介します。
別れを切り出す前にやるべき準備はコレ!
同棲中の相手との別れを決意したら、いくつかの準備が必要になります。唐突に別れを切り出すのではなく、冷静に話し合いができるようにきちんと準備をしていきましょう!
- お金を貯める
同棲を解消するためには、まずお金を貯める必要があります。同棲解消となれば、新居へ引っ越すことになりますので、それに伴った出費が必要となります。
- 新居の敷金礼金
- 引っ越し費用
- 新しい家具や家電の購入費用
上記のものは最低限必要な費用で、少なくとも3ヶ月くらいが一般的な目安となります。あくまでも「最低限」ですから、その他諸々の諸経費など少し余裕を持っておきたいので賃料の半年分くらいは貯めておくのが理想と言えます。
準備に時間がかかってしまいますが、同棲解消のために着々とお金を貯めておくことが必要です。「今すぐ出て行きたい!」と切迫した状況の場合は、実家や友人宅に一緒に住むなど、事前に相談しておくとよいでしょう。
- 転居先を探す
目標としていた貯えができたら、次は転居先を決めましょう。同棲相手に別れを告げてから探すのではなく、事前に転居先を決めておいた方がスムーズに出て行くことができます。
話をするタイミングで新居が決まっていれば、「別れる」という固い決意も伝わりますし、何より別れることが決まってからも同じ部屋で過ごすことは、お互いにとって良い状態とは言えません。
実家に帰ったり、一時的に友人宅でお世話になるなど仮入居でもいいので、一旦出て行く転居先は決めておきましょう。
もし、現在の家の名義があなたである場合は、相手に出て行って欲しいというケースもあるかもしれません。この時気をつけなくてはならないことがあります。
- 今後、家賃を全額負担することになる
- 相手が気軽に訪れる可能性がある
- 相手によっては「追い出された」と恨みをかってしまう可能性がある
上記のようなことが想定されますが、もし少しでも不安やトラブルの恐れがあるようであれば、心機一転、新しい環境へ引っ越すことをおすすめします。
同棲するにあたって、持ち寄った家具や2人で折半して購入した家電など、さまざまなパターンがあるかと思います。持ち寄ったものに関しては、それぞれの持ち主が引き取ればいいのですが、2人で購入したものに関しては、話し合いが必要になるでしょう。
- 家具・家電などの生活用品の準備
処分してしまうことも可能ですが、お金がかかったりしますし、新居でも最低限の家具が必要になります。最低でも冷蔵庫・洗濯機・寝具・テーブルは確保しておきたいところです。その他にもカーテンやエアコンなど新生活が始まると必要なものは増えるものですし、出費も極力抑えた方がいいので、貰えるものは貰っておくのが良いでしょう。
同棲中の彼に別れを切り出すときの気をつけたいポイント
円満に別れるためには「伝え方」と「切り出すタイミング」の工夫が必要です。しっかり確認していきましょう。
- 言葉で伝える前に、別れを予感させておく
別れを決意して同棲を解消するまでには、お金を貯めるための期間や、転居先を探す期間など、やらなくてならないことがたくさんあるため、実際に別れを伝えるまでにはある程度の時間が必要となります。
したがって、その準備期間の間に、相手に別れを予感させておくと良いでしょう。突然別れを切り出されるよりもショックが少なくて済むはずです。
- デートの回数を減らす
- デート中楽しくないような態度をとる
- ボディタッチを避ける
このように少しそっけない態度をとってみたり、会話が続かなかったり、すれ違いが増えたり…などの兆候があると、別れを予感できる場合が多いようです。
- 別れを切り出すタイミングを見極める
- 別れの伝え方
さまざまな準備が整ったら、「さっさと別れを告げて出て行きたい!」と言う気持ちも分かりますが、それでは相手に対する配慮がされていません。伝える時は、相手の立場にたってベストなタイミングを選ぶと良いでしょう。
別れを告げるのがベストなタイミングは「休日前」が良いでしょう。休前日であれば、別れを告げられて1〜2日は気持ちを整理する時間がありますし、仕事への影響も最低限に抑えることができるからです。それに、出て行くことを想定した場合も休日前に別れを告げれば、最短で翌日には引っ越しが可能になります。
そして別れを告げる場所ですが、家など2人だけの空間で伝えることは避けましょう。場合によっては逆上されたり、相手が何をしてくるか分からない場合もあるので注意が必要です。ですから、なるべく周りに沢山の人がいるような、カフェやレストランなどの「公共の場」で話をするのがおすすめです。
「別れたい」ということは慎重に伝える必要があります。逆恨みされたり、未練を持たれてストーカーにあったり、最近は別れ話から事件などに巻き込まれるケースも少なくありません。気をつけたいポイントは別れる理由は「自分に非があるかのように伝える」ことです。
彼の頼りなさから、この先一緒に生活していく自身がなくなった場合、
「この先も一緒に上手くやっていく自身がなくなったの。あれもこれもって色々求めすぎてしまってるし…私のわがままが原因なの。ごめんね」このように、「相手(彼・彼女)のせい」という感覚を持たせないようにすることが大切なのです。
相手の受け入れられない嫌な部分は「価値観の違い」や「性格の不一致」などの言葉でつたえると、相手のプライドを傷つけずに済んだり、「仕方ないな」という気持ちになりやすくなります。
不快感を与えないように「自分に非がある」という姿勢を見せることがポイントではありますが、「距離を置きたい」や「上手くやって行ける自身が無い」などのいう表現ではなく、「別れよう」と言葉ではっきりと意思表示をすることが大切です。慎重に「伝え方」を工夫して円満に別れられるようにしましょう。
契約やお金に関係することは、きちんと話し合おう!
別れることが決まって同棲を解消することになった時に、気をつけたいのがさまざまな契約や金銭が関わるトラブルです。しっかり確認しておきましょう!
- 2人の共通財産はどうする?
- 過去の生活費を請求されたら?
- 光熱費などの見直し
- 賃貸契約の解約手続き・転居届け
家具家電になどに関しては、先にお伝えしたとおり各自持ち込んだものは、それぞれ持ち主が引き取りましょう。2人で購入したものは、しっかり話し合ってどちらが引き取るのか決めるようにしましょう。
別れると決まった途端、「これまで多く払っていた家賃や生活費などを返金して欲しい!」などと均整の要求をしてくる場合も考えられます。2人で全て折半という取り決めをしていなかったのであれば、法律的には支払う義務はありません。
ですが、こんな要求をしてくる時点でこの先なんらかのトラブルに発展してもおかしくないので、「払える分だけ払う」など、誠意を見せて穏便に解決できるように歩み寄りも大切でしょう。
同棲を解消する際、忘れがちなのが「光熱費」などの自動引き落としをされていた生活費です。自動引き落としの契約をしていた場合は、お互いが確認した上で解除しておきましょう。
賃貸契約に関しては、名義がどちらであってもそれぞれに連帯保証人を立てて契約してあるはずです。同棲を解消したからといって勝手に出て行ってしまうと、後々のトラブルの際などに保証人になってくれた人に迷惑がかかる可能性があります。転居することになったことは、大家さんに伝えた上で、自分の解約手続きは完了させておきましょう。
[4]同棲が上手くいってもいかなくても無駄じゃない!この経験をこれからに生かそう!
「同棲したカップルは別れる」なんてジンクスを聞いたことがありますが、同棲が上手くいかなくなる場合には、きちんと原因があるのです。大好きな人と一緒に生活をしてみたいと思う気持ちは恋人であれば当然のことですし、結婚前に2人の生活を経験して結婚の心構えにしようという気持ちは大切なことです。
これから同棲をしてみようと考えている人も、失敗してしまった経験がある人も、夢や理想を描き過ぎるのではなく「リアルな自分らしさ」を見せつつ、「相手のクセや生活習慣を受け入れる」ことができる関係を築けるように、しっかりと現実を理解することが同棲生活が上手くいく要因になるのです。結婚はもっと現実的で、もっとシビアだったりします。相手のマイナスな部分を受け入れられる「唯一無二の関係」を築くことができれば、きっと結婚生活も上手くいくはずです。
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