アロマで虫除け対策!おすすめ精油と手作りスプレーの作り方
植物は自分の身を守るために害虫や動物に対し嫌な臭いを放つと言われています。その忌避効果を利用したアロマによる虫除けがあります。化学成分を使わず、自然成分100%のアロマは人体にもペットにも優しく、更に虫除けスプレーなども手作りすることができますよ!虫除け対策に効く精油の種類やアロマの活用方法を早速ご紹介します。
2018年04月10日更新
記事の目次
[1]アロマに虫除け効果がある!?
植物は天敵に襲われても逃げることができません。そのため、自分の身を守る手段として天敵が嫌がる臭いを放っているとされています。この忌避効果を利用したのが、アロマによる虫除けです。
植物によって天敵が異なるように、虫によっても苦手とする香りが違うため、避けたい虫の種類よって使用するアロマを使い分ける必要があります。ただしアロマに殺虫効果はなく、あくまで香りでの虫除けとなります。
虫除けアロマが人気の理由
市販されている虫除けスプレーには、強い化学薬品が使用されているものが多くあります。特に昔の虫除けスプレーには、ディートという使いすぎると神経障害を起こす作用がある成分が配合されていたこともあります。
現在は、そこまでの危険性分が配合されていないとはいえ、化学成分に変わりはありません。蚊取り線香の煙や、虫除けスプレーの独特なツンとした臭いが嫌という方もいらっしゃいますね。
天然成分100%の精油を利用して虫除けスプレーを作れば、臭いはもちろん小さなお子様やペットがいるご家庭も安心してご使用できますし、アロマポットを使い簡単にご使用いただくことができます。更に、アロマには香りによる不安やストレスの軽減や、集中力アップ、安眠効果なども期待できます。
[2]虫除け効果があるアロマ
さまざまな効果があるアロマをブレンドしている方もいらっしゃいますが、初心者の方は、まず単品で使用して自分のお好みの香りを見つけてみましょう。
不思議なもので、体は無意識のうちに必要なものを求めていることがあり、嗅覚に至っては本能的な感覚となりますので、好きな香り=自分にとって必要な香り、ということもあるのです。
無意識で選ぶのも面白いですし、上記に記した通り、ちょっと不眠気味な場合や、ストレスでイライラしている時など、自分の症状に合ったアロマの香りを選ぶのも良いですね。
蚊に効くアロマ
- ゼラニウム
- レモンユーカリ
- ラベンダー
- レモングラス
- シトロネラ
アロマを炊いたり、アロマスプレーを使って吹きかけたりして下さい。網戸などに吹きかけるのも良いですね。
ゴキブリに効くアロマ
- ペパーミント
- ミント
- ラベンダー
- クローブ
- シナモン
- ローズマリー
- ユーカリ
ゴキブリが食べない塩にアロマをたらしておいたり、冷蔵庫の裏などにアロマスプレーを吹きかけておくのも良いですよ。他にも紙粘土にアロマを混ぜて団子にして置いておいたり、雑巾をかける時にバケツの水の中に2・3滴アロマを混ぜて掃除しておくのもおすすめです。
一番簡単な方法は、キッチンペーパーの上にマロマを垂らしてゴキブリがいそうなところに置いておくだけです。但し、殺虫効果があるわけではないのでご注意下さい。
ダニに効くアロマ
- レモングラス
- ローズウッド
- ティートゥリー
- ペパーミント
- イランイラン
布団やソファ、クッションなどに直接アロマスプレーを吹きかけてお使い下さい。
ハエに効くアロマ
- ベチバー
- シトロネラ
- ペパーミント
- オレガノ
生ゴミを捨てる時、一緒にゴミ箱にアロマを垂らし下さい。ゴミ箱周りにアロマスプレーを吹きかけるのもいいですよ。
[3]手作りできるアロマで虫除け用品
自宅で簡単に手作りできるものがあります。アロマスプレーやアロマクリームなど、肌に使うものはやはり天然成分のみが良いという方は特に必見です。
注意する点として、使用するアロマは100%自然の物でないと虫の嫌がる要素がないため、「精油(エッセンシャル)」と表記されたものにして下さい。100円ショップなどの「エタノール・香料」といったものを使用しても虫除け効果はありません。
手作りは苦手という方、もちろんアロマポットやアロマランプを使用するだけでも十分効果はありますが、スプレーは必要な材料を混ぜるだけなので、ぜひ作ってみて下さい。使い勝手もよくおすすめですよ!
虫除けアロマスプレー
【材料】
-
- 精油10滴
- 無水エタノール5ml
精油と水が混ざりやすくするために使用します
-
- 精製水45ml
- 遮光性のスプレー式ボトル
アロマは光や熱によって成分が酸化してしまい品質が落ちるため、遮光性のものをおすすめします。
スプレー容器に、無水エタノール・精油・精製水の順番に入れて混ぜ合わせるだけです。使用する度によく振ってから使用して下さい。
服や網戸、室内、自分の肌などにスプレーして使えます。但し、防腐剤が入っていないため水が腐りやすくなっています。大量に作り置きはせず、冷暗所で保管して2週間以内に使い切るようにして下さい。持続時間としては1~2時間ほどですので、様子を見ながらこまめに使用しましょう。
虫除けキャンドル
少し上級者向けです。キットもありますし、100円ショップの材料でもできます。
- ロウソクを入れる容器(瓶など)
- ロウ(蜜蝋or余ったロウソク)…200g
- アロマオイル…6滴
- タコ糸orキャンドルの芯(余ったロウソクの芯でも可)…入れ物の長さ分
- ロウを細かく刻んでボウルに入れ、湯煎でとかして下さい。ロウは70度以上で溶けます。
- 溶かしたロウにアロマオイルを加えて混ぜる
- タコ糸に重しとなるようにボタンを結んでおく。
- タコ糸を溶かしたロウに浸して染み込ませ、取り出した後はクッキングシートの上でまっすぐにしておく。
- 割り箸にタコ糸をはさんで、容器にまっすぐ入るように固定する。
- 溶かしたロウを容器に入れて固まるまで待つ。
※火傷に十分注意して作って下さい。
花火やキャンプで使いやすいキャンドルです。キャンドルゼリーを使ったジェルキャンドルの作り方など、キャンドルの作り方も色々ありますので、お好みのキャンドルを見つけましょう。
虫除けクリーム
- 蜜蝋…6g
- キャリアオイル(ホホバオイルなど)…30ml
- 精油…8滴
- 耐熱容器にキャリアオイルを入れ、弱火で湯煎しながら5分ほど混ぜて下さい。60~67度で溶け始めます。
- 瓶にうつし、かき混ぜながら少しずつ冷まして下さい。
- 冷めてくると、まわりからうっすら白くなってくるので、ここで精油を加えよくかき混ぜて下さい。
- そのまま置いて、固まったら完成です。
※お肌が敏感な方や3歳未満の幼児には使用しないで下さい。
ハンドクリームの基本材料にアロマを足したものです。直接肌に塗るだけで虫除け効果になり、スプレーより効果が長く続きますが、精油が肌に合わないこともありますので、肌が弱い方は直接肌への使用は避け、スプレーを衣類にかけて使用することをおすすめします。
肌がもしヒリヒリしてきたら、その精油の使用を中止して下さい。
[4]手軽に楽しめるアロマを使った虫除け
アロマを使用した虫除け対策は、アロマ初心者の方でも気軽に始めやすいですよ!自然由来100%の精油を使用することで、身体にも優しく安心してお使いいただけます。是非お気に入りの香りブレンドで、快適に虫除け対策してみませんか?
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