「カッピング」6つの効果と注意点!オリンピック選手も愛用しているその理由とは?

カッピングとは血流を改善する治療法のひとつで、疲労回復や美容にも効果があるものです。今回はカッピングの特徴や得られる効果、またカッピングを行う際の注意点などご紹介します。

オリンピック選手も愛用しているカッピングとは?その効果と注意点

2018年04月13日更新

ボディケア

Risa

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[1]カッピングについて

カッピングとは

カッピングとは、吸い玉療法ともいい、体内に溜まっている不要物を排出して血液の循環を促す治療法のことです。もともとはインドや中国、ヨーロッパなどで広く利用されており、現在では美容療法としてエステサロンなどで使用されることが多くなりました。

カッピングは施術後に丸い斑点のような痕がたくさん残るので、知らない人から見ると病気に見えたり、アザに見えたりするかもしれません。

カッピングは、カップの中を真空状態にして、肌を吸盤のように吸いあげることで身体の調子を整えます。

カッピングの特徴

カッピングはカップの中を真空に近い状態にして、吸引を行うと言うもので火を使用せず、誰でも安全に施術を行うことができます。

吸引の強さも、吸引調節ダイヤルで自由に調節できるので、痛みを感じる場合にもすぐに対応してもらうことができます。また、背中だけでなく頭部の毛髪がある部分にも対応することができます。

カッピングを行う部位

カッピングは主にツボがあるところを吸引することで、より効果を高めることができると言われています。

背中や肩、腰回り、お腹、もも、ふくらはぎ、腕、足の裏などありますが、エステサロンで施術を行う場合は背中が多いでしょう。気になる部分があれば、スタッフの方に相談してみてくださいね。

カッピングの痕は疲れている証拠


カッピングは、施術の後に肌に残るカッピングの痕で、健康状態を知ることができます。カッピングの痕は、肌の色に近い薄いピンク色ほど血行が良く健康的であり、赤色を通り越して濃い紫色になると血行不良やリンパの滞りが考えられ、身体が疲れている証拠となるのです。

暗い紫色に近い色になると、肌荒れやストレス、肩こり、便秘、不眠といった症状が見られます。

[2]カッピングの効果

血液の循環を良くして、血行促進の効果があるカッピングですが、その他にもさまざまな効果があります。1つ1つみていきましょう。

血行促進

カッピングは、外側に皮膚を吸いあげるように施術をおこなうものです。肌が吸い上げられるときに、体内の毛細血管収縮を繰り返しながら刺激を受け、血液が集められます。

吸引が終わり、カップをはずしたときに集められた血が、一気に毛細血管から押し出されるように流れていくので、血液の流れがよくなり、血行促進へとつながります。血液の流れがスムーズになることで、体内の老廃物も排出されていきます。

疲労回復

肩コリや腰痛といった疲労に対しても、血のめぐりがよくなると筋肉をほぐすことにつながり、体の不調の改善にもつながります。

代謝促進

血液の流れを良くすることは、体内の代謝を上げることにもつながります。代謝を上げると、体内に溜まった脂肪分がエネルギーへの変換もされやすくなり、太りにくい身体づくりにつながります。

むくみの改善

肌のむくみも、血行促進されることで大きく改善されます。血行が良くなると、リンパの流れも良くなり、体内に溜まっていた老廃物が体外に排出されるので、身体がすっきりとします。

アンチエイジング

カッピングを行うことで体内の毒素を排出するデトックス効果と血行促進が両方得られることから、細胞のすみずみまで栄養が行き渡るので、身体が活性化できます。安眠効果やリラックス効果もあるので、体内にできてしまった活性酸素を取り除く働きもあります。

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美容効果

血液の流れが良くなると、身体のすみずみまで栄養を運ぶことができるようになります。そうなると、肌にも栄養が運ばれ、美容効果も高まります。代謝が高まると肌のターンオーバーも調節され、綺麗な肌を保つことにつながります。

[3]カッピングで血が出てくるのは危険なの?

血抜き(瀉血)とは

「カッピングって血がでるやつ?」と疑問を感じる人もいますよね。強くカッピングを行うと、稀に毛穴から血がでることもありますが、今回ご紹介する瀉血(しゃけつ)といった治療法は、わざと血を出すものです。

カッピングを行う場所に注射針を刺した後にカッピングを行うので、身体に溜まった汚れた血を拭くことで、身体が綺麗になるというものです。身体にとっては不要な血液を抜くので、デトックス効果もあると言われていますが、やはり怖さもありますよね。

ほとんどの場合、カッピングは血を抜く瀉血を指すものではないので、「こういう療法もある」という程度に知っておきましょう。また、瀉血にはアレルギー改善、アトピー改善にも効果があると言われているので、気になる方は病院で聞いてみてくださいね。

[4]カッピングの痕を消す方法

カッピングを行った痕は、数日~1週間ほど肌に赤黒い丸い斑点の様な痕が残ります。そのような痕が残ったままだと、海に行ったりパーティに出席したりと露出の高い服はなかなか着ることができませんよね。そこで、カッピングの痕を早く消す方法をご紹介します。

血行を良くする

カッピングの痕は、内出血が起こっている状態と同じなので、まずは血の流れを良くしてあげましょう。血の流れを良くして、痕の部分に溜まっている血液をスムーズに流してあげることで、カッピングの痕を消すことができます。

例えば

・お風呂で半身浴をする
・マッサージをする

など、即効性は低いですが毎日繰り返し行い、血行を良くすることでカッピングの痕を速く消すことが可能になります。

コンシーラーを使用する

「どうしてもすぐに消したい!」という場合には、コンシーラーを使用してください。カッピングの痕になっている部分に塗るだけなので、カッピングを受けた次の日でも対応はできますが、根本的に消えたわけではありません。

コンシーラーで“消す”ではなく、“隠す”ということですね。男性からすると、コンシーラーが何か分からないでしょうが、ドラッグストアの化粧品売り場で、1000円前後で販売しています。カッピングの痕を隠したい場合は、コンシーラーを使用することをおすすめします。

薬を使用する

皮膚科などの病院を受診して、血行を促進する薬を処方してもらうこともできます。震災の際に「内出血の痕を消す薬が欲しい」と伝えておくと、血行促進する効果のある薬を処方してくれるので、カッピングの痕に塗るようにしましょう。

即効性は薄いですが、そのままの状態よりも早く痕が消えるでしょう。

[5]カッピングを行う際の疑問点や注意点

カッピングは痛いの?

肌を強く吸引するのだから、カッピングは痛いものと思う人もいますよね。しかし、カッピングを経験した人の体験談を調べてみますと、痛みは人それぞれといったところです。
痛みの感じ方には個人差があるものなので、痛みが不安の人は施術前に吸引力を控えてもらうなど、スタッフの方に相談しておきましょう。

だるさやめまい、かゆみを感じる

カッピングの施術後は、血行が一気に改善され良くなることから、身体のだるさを感じたりめまいがしたり、ふらつきやかゆみを感じることもあります。しかし、このような症状は血流が落ち着くと改善され、多くの場合は24時間以内におさまります。

身体を良くするためにあらわれる症状と捉えて、無地をせずに自宅でゆっくり休んでおきましょう。

感染症に注意

カッピングの副作用というほどのものではありませんが、カッピングを自宅で個人的に行う場合、知識のない人が施術を行うと感染症になる危険性もあります。カッピングの吸引力が強すぎた場合、肌に水ぶくれができてしまいます。

その状態のまま繰り返しカッピングを行ってしまうと感染症を引き起こす危険性があるので、自宅で行う場合には注意しましょう。

余裕をもったスケジュールでカッピングをしよう

カッピングを行う際には、露出度の高いドレスや水着の着用予定がないときを選ぶようにしましょう。コンシーラーで隠すことができたり、できるだけ早くカッピングの痕を消す方法はありますが、完全に消すとなると時間は必要です。

大切な予定がある場合は、その予定が終わった後にカッピングを行うことをおすすめします。

カッピングの施術後の注意点

カッピングを終えた後、すぐに食事をしたり、激しい運動をすることは控えるようにしてください。カッピングを行った場所に、血流が集まってしまい気分が悪くなることがあります。

できるなら、カッピングは飲み会などがない日を選び、自宅でゆっくり過ごすようにしましょう。

[6]家庭でもできるカッピング

izumiokadaさん(@izumi.may)がシェアした投稿


最近では、自宅でも手軽にカッピングができるようなセットが販売されています。ほとんどがシリコン製のカップを使用したものなので、安心して安全に使用することができます。

ただし、カッピングは主に背中に行うものなので、1人暮らしをしている人だと自分ですべてを行うことが無理ですよね。家族の人に手伝ってもらう必要があります。また、自宅でやって失敗したら…という心配もあります。

カッピングの効果をしっかり実感するなら、やはりプロに施術をしてもらうのがおすすめです。多くのエステサロンでカッピングもメニューに加わっていますので、ぜひ試してみてください。

[7]カッピングで身体を健康にしよう

カッピングは「東洋の医療」というイメージがありますが、最近では多くのエステサロンで導入されるようになり、美容法のひとつとして身近な存在になりました。

身体のメンテナンスやむくみ取り、血行促進など様々な嬉しい効果のあるカッピングですが、数日間は身体に痕が残ってしまうので、やりたくないと思われる方もいるでしょう。しかし、高い美容効果が期待できるなど試さないともったいない要素が多いです。

一度試してみるとその良さを実感しやすいので、エステサロンでの体験などでカッピングを体感してみてくださいね。

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