便秘が肌荒れを引き起こす!?その原因と肌の調子を整えるための予防・解消方法

多くの女性が密かに悩んでいる便秘。何日も排便がないとつらいですし、気分もブルーになりますよね。その上肌まで荒れてしまったら最悪です。今回は便秘と肌荒れの密接な関係について検証していきます。正しいケア方法を知り、お腹もお肌も綺麗な状態を目指しましょう。

便秘 肌荒れ

2018年03月28日更新

スキンケア

Yuiko

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[1]その肌荒れ、原因は便秘にあり

便秘 肌荒れ
最近お化粧のノリが悪い。肌荒れがひどいと毎朝鏡を見るたびに憂鬱な気分になりますよね。そんな時はもしかして便秘が原因かもしれません。

腸内環境の良し悪しはお肌の状態と密接に関係しています。いくらケアしてもなかなか治らない頑固な肌荒れは、お腹の中から改善しないと治らないものなのです。では、そもそもなぜ便秘になると肌が荒れてしまうのでしょうか?

便秘になると肌荒れするのはなぜ?

腸内環境が乱れているとき、腸内には悪玉菌が増加しています。消化の悪いお肉や揚げ物の油は完全に消化されずに、体内に残ってしまうことが多いです。それが腸内に残ることで悪玉菌のエサとなり、どんどん増殖させてしまうのです。

そして腸内に溜まった悪玉菌や便は、腐敗ガスなどの有害物質を生み出します。腸で作られた有害物質は血流に乗って全身を巡ることになりますが、それをなんとか体外へと排出しようとするのが皮膚細胞なのです。

皮膚細胞が有害物質を排出しようとすることで本来の活動に負荷がかかり、正常なお肌のターンオーバーができなくなるため、ニキビや吹き出物として現れます。これが便秘と肌荒れの関係性です。

出ていても隠れ便秘!?便秘のメカニズム

便秘 肌荒れ
毎日お通じがあってもなんだかすっきりしない、残便感が残る…こういった症状のある人は隠れ便秘の可能性が高いです。腸の中には憩室(けいしつ)と呼ばれる出っ張りがあり、そこに便が入り込んでしまうとなかなか出て来ない滞留便として腸内に知らず知らずの内に溜まってしまいます。

普通の便は滞留便を通り越して通常通りお通じとして出るので、便秘ではないと錯覚してしまいがちです。隠れ滞留便は知らず知らずの内に腐敗し、悪玉菌を増殖させてしまうので、腸内環境の悪化を引き起こすのです。滞留便を発生させずにしっかり便を出し切ることが、肌荒れ防止につながります。

便秘になりやすい人の特徴

つらい便秘に悩む人の多くは、自身でも気づかないうちに便秘になりやすい生活習慣を送っている恐れがあります。

  • 食物繊維が不足している
  • 便の構成物の中に含まれる食物繊維。これが不足してしまうと、自然と排便回数が減ってきてしまいます。肉食で野菜を極端に摂取しない人は便秘傾向にあります。

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  • 運動不足
  • 運動で日常的に身体を動かす人は、排便を促す筋肉も鍛えられているため、自然と腸が活発に動くようになっています。反対に運動不足の場合はその筋肉も硬くなり、正常な運動が作用してくれず便秘になります。

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  • 水分不足
  • 便の主成分は水分です。体内の水分量が少ないと、柔らかい便を作ることができず、便秘を引き起こす原因になります。また水分を摂っていても発汗量の多い方は体内の水分が汗によって放出されやすいため注意が必要です。

    便秘 肌荒れ

  • ストレスを溜めやすい
  • 精神的にストレスを抱えやすい人は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れると腸の働きが悪くなり、便の生成の妨げにもなります。

[2]ダイエット中や生理中の肌荒れ

ダイエットで便秘になりやすい理由

ダイエットを頑張っている最中に便秘になってしまったなんて経験はありませんか?ダイエットでは体内の老廃物や毒素を排出するデトックス効果が重要なのに便秘になってしまってはまさに致命的と言えるでしょう。

しかも便秘による肌荒れを併発してしまっては、せっかく痩せて綺麗になっても魅力半減ですよね。では何故ダイエット中は便秘や肌荒れを起こしやすいのでしょうか?

 

  • たんぱく質不足
  • たんぱく質はきめ細かい肌を作る重要な栄養素です。ダイエット中は避けてしまいがちですが、バランスよくしっかりと摂取する必要があります。

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  • ミネラル不足
  • ミネラルは不足していると身体のあちこちに影響が出ます。ミネラルは三大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質)を十分に働かせるための重要な栄養素になります。ミネラルが不足するとその他の栄養素が代謝されにくくなり、身体が疲れやすくなるなどの体調不良の原因にもなります。

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  • 脂質不足
  • 油はダイエットの大敵!と揚げ物は嫌厭しがちですが、摂取する油の質を考え、脂質もしっかりと摂取するようにしましょう。

生理前に便秘になるのはなぜ?

普段便秘にならない人でも、生理前だけは便秘がちになってしまうという人も少なくないようです。むしろ便秘になったらそろそろ生理が来るなと思う女性もいます。生理前の便秘には女性ホルモンのバランスによる影響が大きいです。

女性ホルモンには黄体ホルモンと卵胞ホルモンが存在します。黄体ホルモンには腸の運動を抑えてしまう働きがあり、特に生理前に多く分泌されるホルモンなので便秘になりやすくなります。

ホルモンバランスが乱れると自律神経にも影響しますので、生理前はなおさら便秘を引き起こしやすい条件がそろってしまうというわけです。

[3]絶対知っておきたい便秘解消法!

便秘 肌荒れ
食生活や運動など日々の生活リズムを少し変えるだけで、便秘改善にとても効果的です。無理なく少しづつ行ない、便秘解消を目指しましょう。

便秘にならないための秘訣を紹介

日頃から便秘解消に効果的な食生活や日常生活を心がけ、便秘知らずの身体を手に入れましょう。

【食生活編】

  • 食物繊維
  • 便秘解消に欠かせないのが食物繊維です。食物繊維には水溶性と不溶性の2つが存在し、水溶性の食物繊維には水に溶けやすく便を柔らかくする働きがあります。特に昆布やひじき、わかめなど海藻系に多く含まれます。海藻にはミネラルも豊富に含まれているので、美肌効果も期待出来ます。

    不溶性の食物繊維には水分を含んで膨らむ働きがあります。根菜類やきのこ類、緑黄色野菜に多く含まれますので、食事の際は積極的に取り入れましょう。

  • 発酵食品
  • 便秘を解消するには腸内の悪玉菌を減らし、反対に善玉菌を増やす必要があります。腸で善玉菌の活動を活性化させるには発酵食品を多く摂取することをおすすめします。主な発酵食品として、ヨーグルト、キムチ、みそ、納豆、ぬか漬けなどが挙げられます。

  • オリゴ糖
  • オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり、活動を促す働きがあります。砂糖の2分の1のカロリーですのでダイエット中にもおすすめです。オリゴ糖の含まれる主な食材は玉ねぎ、きな粉、ごぼう、はちみつなどです。

    ただしオリゴ糖は過剰摂取するとお腹がゆるくなる恐れがありますので、あまり過剰に摂り過ぎないようにしましょう。

【生活習慣編】

  • とにかく水分補給をマメに!
  • 水分はスムーズに便を排出するための最大の武器です。1日のうち小まめに水分を摂ることを心がけましょう。ただし冷たすぎるのは身体と腸を冷やしてしまうのでNG。常温か温かい飲み物を摂取することをおすすめします。

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  • 運動を習慣づけて!
  • 毎日少しの運動を習慣づけるだけで、筋肉を鍛えて便秘を解消していけます。空いた時間にウォーキングやストレッチを続けてみましょう。特にウォーキングは腸周辺の筋肉を使うので、便秘解消にとても効果的です。

     

  • トイレに行くことを習慣づける
  • 排便のリズムをつくるために朝トイレにいく習慣は大切です。しかし朝は何かと準備が多く、特に女性は朝ゆっくりトイレに時間をかけることは難しいですよね。お仕事前の忙しい朝や子育ての最中なかなかトイレに行けず我慢しがち。そうすると便が行き場を無くし滞留してしまう原因になります。

  • ストレスを溜めない
  • ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、消化系の内臓の動きに影響を及ぼしてしまいます。あまりストレスを溜めこまず、睡眠や趣味などで気分転換し、リフレッシュしましょう。

ぱんぱんのお腹にさようなら、便秘対策マッサージ

便秘 肌荒れ
頑固な便秘でカチカチに張っているお腹..長く続くと本当につらいですよね。そんな時はお腹を直接マッサージして排便の手助けをしてあげましょう。

  • 「の」の字はやっぱり効果的!
  • おへその周りに「の」の字を描くようなイメージでお腹をさすります。これをゆっくりと繰り返すことでお腹が温まり、血行促進に繋がります。

  • お尻をトントン 排便促進マッサージ
  • ①うつ伏せの姿勢で横になる。
    ②両ひざを曲げ、軽く持ち上げる。
    ③交互に両脚のかかとをお尻にトントン当てる。

    お尻周りを刺激して排便を促進させます。

  • 腰をさすって血行促進
  • ①両手の平と指で腰をつつみこむようにつかむ
    ②そのまま上下に背中をさする。

    腰まわりから腸をあたためることにより、血行促進し排便を促す効果があります。

  • つま先のぞき体操
  • ①仰向けに横になります。
    ②両手を頭の後ろで組み、その状態でおへそが見えるように頭を起こします。

    お腹の筋肉を動かすことで、腸の動きを活性化させます。

[4]便秘を予防して身体の内側から綺麗に

 
便秘による肌荒れを防ぐためには、当然先に便秘の原因を解消する必要があります。身体の内側の腸内活動と身体の外側の肌は、一見遠いようですが実は大きく関係していて繋がっているということがわかりました。

綺麗な美肌を手に入れるために、まずは腸内環境から美しく整え、便秘知らずの毎日が送れたら理想的ですね。

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