スキンケア

ヒアルロン酸とコラーゲンの違いとは?スキンケア効果とお勧めの取り入れ方

美肌に効果があるといえば、よく耳にするのは「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」ですよね。でも、この2つの違いや効果を知っていますが?今回は、いまさら聞けない「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」の違い、スキンケアでのそれぞれの効果をご紹介します。

2018年04月02日更新

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記事の目次

[1]ヒアルロン酸とコラーゲンについて

ヒアルロン酸もコラーゲンも、どちらも身体のさまざまな部分に存在してます。私たちの肌の構造は、表皮と真皮に分かれており、ヒアルロン酸やコラーゲンは真皮で働く美肌成分なのです。では、それぞれの特徴や効果をみていきましょう。

ヒアルロン酸とは

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ヒアルロン酸はデンプン質であり、元々人間の体のなかにある「ムコ多糖類」に分類される成分のことを言います。私たちの身体の約70%は、この成分から構成されており、水分保持する役割があります。

特に皮膚や軟骨、目、脳などに多く含まれており、ゼリー状になっています。水と分子を結び付ける性質を持っていることから、肌に潤いを保つ働きがあります。また、目の潤いを保つ働きや関節の動きをなめらかにするなどの働きがあります。体内にあるヒアルロン酸は、加齢とともに減少していくので、40代で赤ちゃんの半分になり、60代では4分の1まで減ります。

【効果】
ヒアルロン酸には、このようなさまざまな効果があります。

  • 肌の潤いを維持する
  • 関節痛を予防する
  • ホルモンバランスを整える

人間の身体の関節がスムーズになめらかに動くのは、ヒアルロン酸が関節にあるからで、ヒアルロン酸が少なくなれば関節の痛みやきしみが生じてくるのです。また、ヒアルロン酸には女性のホルモンバランスを整える効果もあり、生理周期を整えたり、排卵を促す効果もあります。

【取り入れ方】
最近ではヒアルロン酸のサプリメントや飲むヒアルロン酸などの商品が多く発売されるようになりました。化粧品からも取り入れることができますが、サプリも気軽に飲むことができるので、おすすめですよ。

コラーゲン

 
コラーゲンは、たんぱく質の一種であり血管や骨、歯、皮膚などに多く含まれている人間の身体には欠かせない成分です。実はコラーゲンには19種類も種類があり、それぞれに役割も異なります。コラーゲンは、皮膚の細胞と細胞を結び付ける役割を持つ繊維状の物質のことで、肌のハリを保つ働きがあります。ほかにも血管をしなやかにしたりと身体の重要な機能をサポートしたり、肌の弾力を保つ働きもしています。

【効果】
コラーゲンには、このようなさまざまな効果があります。

  • 肌にハリを持たせ、潤いを出す
  • 関節痛を和らげる
  • 動脈硬化の予防

コラーゲンが分解されると、線維芽細胞が活性化します。線維芽細胞は、肌の潤いやハリのもととなるコラーゲンなどの真皮の成分を作る細胞のことです。線維芽細胞が活性化することにより、血管年齢が回復する効果も期待できます。

【取り入れ方】
コラーゲンは、うなぎや牛すじ、フカヒレなどの食材に多く含まれています。でも、うなぎもフカヒレも値段が高く、なかなか食べることができませんよね。

コラーゲンを多く含んだ食品は美容にも良いとされていますが、高分子コラーゲンだとアミノ酸に分解され、効果が半減してしまいます。食品で摂取するさいには、低分子コラーゲンがおすすめです。確実なのは、サプリメントや化粧品から摂取することですね。

[2]ヒアルロン酸とコラーゲンの化粧品での効果

ヒアルロン酸やコラーゲンを含んだ化粧品も多く販売されていますで、では、それぞれどのような効果があるのか、みていきましょう。

ヒアルロン酸の場合

ヒアルロン酸を含む化粧水や美容液などの化粧品を塗ることで、肌に保水力と粘性が生れ、それにより瑞々しい肌へと導きます。

また、肌の保湿にも効果があり、「ヒアルロン酸配合」とされる化粧品が人気が急上昇してきています。化粧品メーカーにとっても、欠かせない栄養成分の1つです。

コラーゲンの場合

コラーゲンには、肌の表面で機能し、潤いを保つ効果があります。保水よりも“保湿”の役割が大きいです。コラーゲンを含んだ化粧水などを肌に塗布することで、ハリのある肌へと導きます。

[3]ヒアルロン酸やコラーゲンの副作用は?

基本的に、ヒアルロン酸やコラーゲンには副作用はなく、安心して摂取することができます。ただ、アレルギーには注意が必要です。

ヒアルロン酸とコラーゲンの違いとは?スキンケアにはどちらがおすすめ?

ヒアルロン酸の副作用

ヒアルロン酸は、もともと体内に存在するものなので安全と言われていますが、稀にヒアルロン酸注射を行う際に、アレルギー反応が出る場合があります。しかし、ヒアルロン酸は人体の水分に近い存在なので、アレルギー反応といっても数少ないものです。

コラーゲンの副作用

コラーゲンには、動物性コラーゲンと海洋性コラーゲンがあります。この2つのコラーゲンは、牛や豚、サバなどの原材料に含まれていることがあり、それらにアレルギーを持つ場合には注意が必要です。

[4]ヒアルロン酸やコラーゲンでスキンケアをしよう

ヒアルロン酸やコラーゲンにはそれぞれ役割があります。コラーゲンが減少してしまうとヒアルロン酸を束ねることができずに肌がたるんでいき、ヒアルロン酸が減少すると、水分が保持できなくなり、乾燥肌になってしまいます。

ヒアルロン酸があることで、水分を保った潤いのある肌になり、コラーゲンがあることでヒアルロン酸をぎゅっと引き締めることにつながります。ヒアルロン酸もコラーゲンもスキンケアには欠かせませんので、バランスよくケアをしていくことが大切です。


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