ニキビは場所や種類によって治し方が違う!?セルフケアでの改善ポイント3つ

ニキビが出来てしまったら、出来るだけ早く治してニキビをなかったことにしたいですよね。ニキビを治すためにはどうしたら良いのか、ニキビが出来た場所やニキビの種類に合わせた治し方をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

ニキビは場所や種類によって治し方が違う!?セルフケアでの改善ポイント3つ

2018年03月30日更新

スキンケア

服部 仁実

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[1] どうやってケアしたらいい?場所別ニキビの治し方

ニキビは場所や種類によって治し方が違う!?セルフケアでの改善ポイント3つ

ニキビは場所によって出来る原因が違うことがあります。ニキビが出来た場所に合わせてケアをすることで、早くキレイに治せることがあります。

どちらか一方の頬にばかりニキビが出来てしまう場合、寝具の衛生状態が関係していることがあります。普段寝ている時にニキビが出来る頬を下にしている場合、枕やシーツなどに雑菌が繁殖して炎症を起こしてニキビとなっている可能性があります。

寝具を交換したり、こまめにシーツなどを洗濯することで良くなっていくこともあります。両頬にまんべんなく出来る場合、乾燥肌やホルモンバランスの乱れが原因と考えられます。

頬は本来皮脂の分泌が多い場所ではないので、頬にニキビが出来る場合頬が乾燥して皮脂が過剰に分泌されてしまっていることがあります。ニキビが出来るからと言って皮脂を落としすぎたり、保湿を怠ったりするのは逆効果になることがあるので注意が必要です。

洗顔料や化粧水などはニキビ肌用のものを使って、保湿と皮脂バランスを整えるようにしましょう。

あご

あごには汗腺はほとんどありませんが、皮脂腺は多く存在しています。そのため、皮脂詰まりからニキビが出来ることがあります。角質は水分が不足することによって硬化し、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。

ニキビは場所や種類によって治し方が違う!?セルフケアでの改善ポイント3つ

あごに手をつくなどあごに触れる癖がある場合、皮脂詰まりに雑菌がつきやすくなります。皮脂詰まりに雑菌が付くことで炎症が起こりやすくなるので、意識的に触らないようにしましょう。

また、皮脂の酸化も炎症を促進させる原因の一つですので、抗酸化成分のビタミンC誘導体を含む美容液や化粧水の使用も、皮脂の炎症抑制に効果が期待できます。

おでこ

おでこは皮脂分泌の多いTゾーンの一部ですので、ニキビも出来やすくなっています。おでこによくニキビが出来る場合、おでこの皮脂詰まりに前髪などが触れて菌が繁殖し、炎症を起こしていることが考えられます。

前髪をピンで止めたり左右に流したりしておでこに髪が触れないようにすることで、ニキビの悪化を抑えることに繋がります。また、シャンプーなどの洗い残しや整髪剤がおでこにまでついてしまっている場合なども炎症を起こしてしまう原因なので、シャンプーはしっかり洗い流し、整髪剤もおでこにつかないように気を付けましょう。

鼻は顔の中でも毛穴が多く、皮脂も多く分泌される場所のため、ニキビも出来やすくなっています。また、ニキビが出来ると目立つ場所でもあります。炎症を起こしたニキビは毛穴が広がるなどニキビ跡が残りやすく、イチゴ鼻になってしまうこともあるので注意が必要です。

毛穴や皮脂分泌が多いのでゴシゴシと洗ってしまいがちですが、強い刺激はニキビを悪化させる原因になります。洗顔料をしっかりと泡立てて、泡を転がすように洗いましょう。

フェイスラインの延長として首にもニキビが出来ることがあります。顔に出来るニキビと同様に肌バリアの機能の低下や乾燥が原因とされています。清潔に保って乾燥しないように保湿することが大切になります。

首はシャンプーやリンスなどのすすぎ残しから雑菌が繁殖し、ニキビが悪化してしまうこともあります。すすぎ残しのないように、シャンプーやリンスを流した後は手で触ってチェックしましょう。

また、長い髪の毛を下ろした髪型や、首にマフラーやストールを巻いていたりすると、首筋が覆われているので蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。夏であれば髪の毛をまとめて、汗をかいたらこまめに拭く、冬であればマフラーやタートルネックなど首に触れるものは洗濯をして清潔に保つようにしましょう。

背中

ニキビは顔だけでなく身体にも出来てしまいますが、その中でも背中のニキビは重症になりやすくなっています。背中の肩甲骨付近には皮脂腺も多く、洋服の摩擦も多く、普段から見たりケアしたりするのが難しいことが背中ニキビの重症化に繋がっているとされています。

ニキビは場所や種類によって治し方が違う!?セルフケアでの改善ポイント3つ

背中のニキビの主な原因はホルモンバランスの乱れだと言われています。ストレスや睡眠不足から自律神経のバランスが乱れてしまい、男性ホルモンが過剰に分泌され、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

男性ホルモンは角質の硬化や角栓の生成などの働きを促す作用があり、皮脂腺も多いことから皮脂が詰まりやすく、ニキビへと繋がっていってしまいます。規則正しい生活を心掛け、男性ホルモンが過剰に分泌されないように気を付けましょう。

また、下着や衣類など背中に触れるものが清潔でなかったり、入浴時の洗い残しがあると菌が繁殖して炎症を起こす可能性が高くなります。

背中にニキビが出来てしまったら炎症を起こして重症化させないよう、入浴時には背中もしっかり洗い、汗をかいたらこまめに着替えるなど清潔な状態をキープするようにしましょう。

服部 仁実

背中のスキンケアは中々できないものの、水分不足を防ぐためにも化粧水の使用はオススメです。自分で行うことは難しいですが、スプレータイプの化粧水もありますし、誰かにやってもらえるようでしたら、コットンにしっかり化粧水を含ませ、優しく塗布してみましょう。

[2] ニキビの種類によっても治し方は違う?

ニキビは炎症を起こす前後でも対処方法が変わります。炎症前であれば比較的早く治すことが出来ますが、炎症が起きてしまっているニキビは治るまでに時間がかかります。ニキビの種類に合わせたケアを行うようにしましょう。

炎症を起こす前のニキビ

白ニキビや黒ニキビが炎症を起こす前のニキビです。毛穴に角栓が詰まり、皮脂が溜まって白く見えるのが白ニキビ、詰まった皮脂が酸化して黒くなったのが黒ニキビです。

ニキビは場所や種類によって治し方が違う!?セルフケアでの改善ポイント3つ

どちらのニキビも初期段階なので、この時に治しておくと痛みやかゆみなどもなく、ニキビ跡も残りにくくなります。皮脂が溜まっている状態なので、クレンジングと洗顔をしっかり行い、これ以上皮脂を過剰に分泌させないためにも、まずはしっかり保湿をして乾燥を防ぐようにしましょう。

また、爪などで潰してしまうと傷口から菌が侵入して炎症を起こしてしまうこともあるので、頻繁に触らないように気を付けましょう。

炎症が起きているニキビ

白ニキビや黒ニキビといった炎症前のニキビが悪化して、炎症が起きているのが赤ニキビや黄ニキビです。赤ニキビは「赤色丘疹」といい、アクネ菌が繁殖して炎症を起こしている状態です。赤ニキビは赤く腫れるので、見た目にもはっきりと目立つようになります。

ニキビは場所や種類によって治し方が違う!?セルフケアでの改善ポイント3つ

まずは出来るだけ早く炎症を抑えることが大事なので、抗炎症作用のある化粧水などでケアをしましょう。抗炎症成分は、グリチルリチン酸ジカリウムだと敏感肌の人でも使うことが出来るのでおすすめです。

また、ニキビが気になるからと言って触ってしまうと、手指についている雑菌が付着し、炎症を悪化させてしまうことがあります。ニキビは決して触らず、清潔に保ちましょう。炎症を起こした赤ニキビがさらに悪化して黄色い膿を持ってしまったのが黄ニキビです。

黄ニキビは、ニキビの原因であるアクネ菌だけでなく、黄色ブドウ球菌までも繁殖している状態です。黄ニキビは色素沈着やクレーターなどの跡が残りやすくなっているので、絶対に自分で潰さないようにしましょう。

黄ニキビが出来てしまったら、赤ニキビと同様に早く炎症を抑えるようにしましょう。また、粒子が細かく、肌を傷つけにくいクレイ洗顔がおすすめです。

服部 仁実

クレイ洗顔はピーリング(角質層を取り除く)効果もあります。洗顔後の化粧水の浸透も高まりますのでとてもオススメですが、傷みがある場合はオーバートリートメントになる可能性もありますので気を付けるようにしましょう。

 
ニキビが頻繁に出来たり、改善が見られない場合などは、皮膚科などの専門医に相談するようにしましょう。

[3] ニキビを治すセルフケア

ニキビを治すために普段から出来るセルフケアをご紹介します。

食生活を見直す

食生活を見直してもすぐにニキビが治るような即効性はありませんが、長期的に見たらニキビの改善に役立ちます。バランスの良い食事を摂っていないと、ニキビが繰り返し出来たり、治りにくかったりすることがあります。

ニキビは場所や種類によって治し方が違う!?セルフケアでの改善ポイント3つ

食生活を見直すことで体質が変わり、ニキビの出来にくい肌へと変わる可能性があります。

ニキビの原因を防いだり、すでに出来てしまったニキビを治すためには、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEを摂るようにしましょう。ビタミンAは鶏レバーやほうれん草などに含まれており、肌のターンオーバーを正常にしてくれる働きがあります。

ビタミンB群は豚レバーやごまなどに含まれており、脂質代謝を促してオイリー肌を防ぐB2、肌のターンオーバーを促すB6などがあります。皮脂の過剰な分泌を抑えることでアクネ菌のエサとなる皮脂を減らし、ニキビが炎症を起こす段階まで悪化してしまうのを防ぐことに繋がります。

パプリカやブロッコリーなどに含まれているビタミンCは美白成分としても有名ですので、ニキビ跡に色素沈着が起こるのを防ぐ効果が期待できます。ビタミンEはアーモンドなどに含まれていて、ホルモンバランスの乱れの改善と、抗酸化作用に優れていてニキビケア効果があるとされています。

ニキビの改善のためにも外食やファストフードを控えるようにし、バランスの良い食事を心掛けましょう。

睡眠時間を確保

ニキビを早く治すためには、肌の新陳代謝を活発にすることも大切になります。新陳代謝が乱れてしまうと、古い角質や老廃物などが肌に残るので毛穴の詰まりのもとになってしまい、ニキビを引き起こす原因となります。

ニキビは場所や種類によって治し方が違う!?セルフケアでの改善ポイント3つ

肌の新陳代謝は睡眠中に行われ、22時~2時が特に活発とされています。仕事などで早く寝ることが難しい場合は、就寝の数時間前には食事を済ませ、入浴をしてしっかり体を温めたり、軽いストレッチやマッサージなどを行ったり、良質な睡眠時間を確保できるように生活リズムを少し見直してみましょう。

芯を取り除く

白ニキビに限っては、ニキビの芯を取り除くことで早く治ることがあります。しかし、跡が残らないようにキレイに取り除くには注意が必要ですので、安易に爪などで芯を取らないように気を付けましょう。

白ニキビの芯を取り除くには、まずはしっかりとクレンジング、洗顔をし、蒸しタオルや湯船に浸かるなどして温めて、毛穴をしっかり開かせます。そしてコメドプッシャー(面皰圧子)という専用の器具を使って芯を取り除きます。

コメドプッシャーの穴を取り出したい芯の上に軽くあてて、押し出すようにして使います。強く押しあてたり、芯が出ないからといって深追いしてしまうと、傷がついて跡が残ってしまうことがあるので注意しましょう。

コメドプッシャーは使う前にキレイに洗って、清潔な状態のものを使いましょう。消毒をしておくと安心して使うことが出来ます。

服部 仁実

コメドプレッシャーはあくまでも白ニキビの状態の時に使用するもので、黒ニキビ以降の赤ニキビや黄ニキビに使用するのはやめましょう。更に炎症してしまったり、皮脂腺を壊し、陥没したようなニキビ跡になりかねません。

[4] 状態に合わせたケアでニキビを早く治そう

ニキビが出来る場所によって少しずつ原因が異なります。早くキレイに治すためにも、場所に合わせてケアをすることが大切になります。また、炎症を起こす前後でも治し方は異なるので、ニキビの状態を把握してケアをしましょう。

普段から睡眠時間を確保し、ストレスケアに努め、食生活に気を付けることで、ニキビが出来ても治りが良くなったり、ニキビが出来にくくなることもあります。白ニキビに限っては芯を取り除くことで早く治ることもありますが、キレイに取り除くには注意が必要なので気を付けましょう。

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