アルブチンの美白効果でシミとおさらば!使い方のポイントと3つの注意点

化粧品のCMでよく耳にしたり、製品のパッケージで目にする「アルブチン」という言葉をご存知ですか?アルブチンは美白成分の1つで、安心して肌に使用できるものです。なぜ安心して使用できるのか、アルブチンの種類や特徴、使い方や注意点などをご紹介します。

シミやニキビの効果のあるアルブチンって?アルブチンの使い方と注意点

2018年04月18日更新

スキンケア

Risa

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[1]アルブチンって何?

アルブチンとは、美白成分の1つで「ハイドロキノン」を参考にして開発されたものです。もともと、ハイドロキノンは“肌の漂白剤”とも言われるほど美白作用が強く、あらゆる副作用も存在しました。

そこでハイドロキノンの美白効果を保ちつつ、肌に優しいものとして新しく開発されたものが、アルブチンなのです。別名「ハイドロキノン誘導体」とも言われます。

シミやニキビの効果のあるアルブチンって?アルブチンの使い方と注意点

    アルブチンの種類

  • α-アルブチン
  • α-アルブチンは梨やコケモモなどの植物に含まれている成分であり、日本の食品メーカーである江崎グリコとスイスの企業が、独自の配糖化技術を使用して人工的に作った成分です。

    ハイドロキノンにブドウ糖を転移、結合させて作ったもので、現在では多くの化粧品にα-アルブチンが配合されています。

    ≪特徴≫
    α-アルブチンは、肌への相性がよく馴染みやすいという特徴があります。また、肌への浸透質や定着率もよく、安定しています。肌トラブルも少なく安心して使用できるので、敏感肌や乾燥肌の人におすすめです。

    ≪美白効果≫
    美白効果はβ-アルブチンの約10倍と言われています。このことから、多くの化粧品にα-アルブチンが配合されていますが、美白効果が高い分、値段も高価ではあります。

  • β-アルブチン
  • β-アルブチンはウルワウルシなどのツツジ科の葉に含まれており、天然植物から抽出したものです。以前は、多くの化粧品なのでβ-アルブチンが使用されてきましたが、近年ではα-アルブチンが主流となっています。

    ≪特徴≫
    もともと1989年に資生堂が開発した美白成分であり、現在は特許が切れているので様々な美容液に配合されています。特に、成分表示に「アルブチン」と表示されているものなら、β-アルブチンを指すことが多いです。価格も安いので気軽に購入することができます。

    ≪美白効果≫
    α-アルブチンと比べると美白効果は低くなります。

    アルブチンとハイドロキノン

    アルブチンとハイドロキノンは、全く別の成分と言え、ハイドロキノンにはシミのもととなるメラニンを除去する働きがあるのですが、アルブチンはメラニンが活性化する際に発生する酵素である、チロシナーゼを抑制する働きがあります。

    チロシナーゼを抑制することでメラニンの発生を防ぎ、シミ予防となるのです。

[2]アルブチンのもつ効果

シミやニキビの効果のあるアルブチンって?アルブチンの使い方と注意点

アルブチンは美白効果の高い成分

アルブチンの効果と言えば、やはり“美白”です。シミなどの肌の悩みを解決してくれ、透き通るような美しい肌へと導いてくれます。美白以外の効果としてあげられるのは、膀胱炎や腎炎などの治療薬です。

飲用のアルブチンは尿の中でハイドロキノンに変化し、利尿作用をもたらします。また、大腸菌や黄色ブロウ球菌といった尿路に発生した細菌の働きを抑制して、消毒する効果もあるため、尿路感染症や尿路結石の緩和にもつながります。

なぜアルブチンは美白が高いのか

では、なぜアルブチンの美白効果が高いと言えるのでしょうか。シミのもととなるメラニンは肌に沈着する色素のことであり、メラノサイト生成されます。

本来メラニン色素には、紫外線から肌を守ったり、髪の毛を黒くしたりという役割があるのですが、肌に存在するメラニン色素が排出されることなく、そこに溜まってしまうことでシミ、そばかす、くすみといった症状としてあられてきます。

メラニン色素を合成するために、チロシナーゼという酸化酵素が必要なのですが、このチロシナーゼにアルブチンは働きかけて、メラニン色素とチロシナーゼの合成を阻止します。そうすることで、シミやそばかすなどの生成を防止することができるのです。

[3]アルブチンの効果を高める使い方のポイント

シミやニキビの効果のあるアルブチンって?アルブチンの使い方と注意点

アルブチンの正しい使用方法

アルブチンはシミができる前に、肌に塗ることが大切です。アルブチンの働きは、メラニン色素の生成を防ぐことであり、既にできてしまったシミに対してはすぐに消す効果はほとんどありません。

しかし、薄いシミの場合にはビタミンCと合わせて使用することで、肌のターンオーバーを促進し、綺麗でシミのない肌に生まれ変わることが可能です。多くの化粧品には、アルブチンとビタミンCが同時に配合されているので、チェックしておきましょう。

ビタミンCと組み合わせる

アルブチンは、ビタミンCと合わせて使用することで、効果を高めることができます。ビタミンCにもアルブチンと同様にメラニン色素の生成を抑える効果があります。しかし、アルブチンとは少し違い、ビタミンCにはメラニンを無色化して、シミを薄くする作用があるのです。

アルブチンの効果と合わせてシミを防いでくれますが、ビタミンC単体では肌に浸透しにくいので、化粧品などで使用されている「ビタミンC誘導体」が含まれているかどうか、確認しておきましょう。

また、先ほどご紹介した通りターンオーバーを促進する働きもあるので、積極的に摂取するようにしましょう。

ターンオーバー活性成分と組み合わせる

肌のターンオーバーは、古い細胞が新しい細胞へと生まれ変わることで、既にできてしまったシミを肌代謝を促進することでメラニンを排出させることです。特にEGFと言われるターンオーバー活性成分は、火傷などの治療にも使用されており、シミの除去効果も期待できます。

アルブチンでメラニン色素の生成を抑制しつつ、EGFでシミを外に排出を促すことで、より美白肌を手に入れることができます。

シミやニキビの効果のあるアルブチンって?アルブチンの使い方と注意点

日焼けした後は入念に使用する

美白した肌を目指すのなら、紫外線や日焼けは天敵ではありますが、もし日焼けをしてしまった場合は24時間以内にアルブチンを日焼けした肌に塗るようにします。日焼けした肌は、ヒリヒリしたり赤みが出た後、肌が浅黒くなります。

肌が浅黒くなるまでに、24~72時間かかるので、それまでにアルブチンを塗ることでメラニンの生成を抑えることができるのです。アルブチンを塗る以外にも、肌の火照りを冷ましたり、肌の保湿を入念に行いましょう。

日焼けした肌は乾燥しやすいので、普段よりも化粧水をたっぷり使用するようにしてくださいね。

[4]副作用は?アルブチンを使用する際の注意点

アルブチンの安全性

アルブチンは安全性の高い美白成分です。参考となったハイドロキノンは、美白効果が強すぎて濃度によっては、肌に白斑ができるというリスクもあり、肌に赤みがでたりかぶれたりという危険もありました。

しかし、アルブチンはハイドロキノンのような副作用が起こらないことを目的として開発されたものなので、皮膚への負担は少なく、安全性も高い者と言えます。アルブチンは安全性も高いことから、配合に関する規制もなく、多くの化粧品に配合されています。

デリケートな日本人の肌に適した美白成分ですので、安心して使用してください。

安全な使い方を心がけよう

アルブチンに副作用はなく、安全性が高いものとは言え、自由に思い通りに使用してはいけません。正しい使い方が重要ですので、今からご紹介する2点を注意してください。

  • 用法用量を守る
  • アルブチンを含んだ化粧品などの製品には、必ずその商品ごとの用法や用量があります。使用する前には、必ず用法、容量を確認して、安全に使用するようにしてください。

    また、アルブチンは市販の化粧品だけではなく、医療施設でのシミ治療において処方されることがあります。市販のアルブチンに比べて、医療機関で処方されるものは濃度が高くなるので、取り扱いに注意しましょう。

  • アレルギーには注意しましょう
  • 先ほどご紹介したα-アルブチンとβ-アルブチンですが、α-アルブチンのほうがアレルギー反応が出にくいと言われています。β-アルブチンは天然由来で植物の葉に含まれているものですので、アレルギーに反応しやすいのかもしれません。

    そのため、アレルギー体質の方や心配な方は、α-アルブチンを含んでいる化粧品を選びましょう。医療機関で処方される際にも、必ずアレルギーのことは伝えておいてくださいね。アレルギー体質だったり、敏感肌で心配な方は、事前にパッチテストを行うことをおすすめします。

    アルブチンを使用した後に、肌に赤みやかゆみといった症状が出る場合には使用を中止し、症状がひどくなるようでしたら、皮膚やクリニックを受診するようにしてください。

  • 紫外線対策を忘れずに
  • 美白効果の高いアルブチンですが、紫外線対策の効果はないので、紫外線対策はしっかりと行う必要があります。

    紫外線対策を怠ってしまうと、シミの元が増える結果となってしまいます。紫外線対策と美白ケアの両方を行うことで、より肌への美白効果も高まります。

[5]アルブチンはサプリメントでも摂取ができる

シミやニキビの効果のあるアルブチンって?アルブチンの使い方と注意点

アルブチンは化粧品からではなく、サプリメントから摂取することも可能です。様々なメーカーから、アルブチンのサプリメントが販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。

アルブチンは、即効性に劣るという特性があるので長期的に使用することが大切です。効果が実感できるまで時間がかかりますが、すぐに効果が出ないからと言って、飲むことをやめたり、用量をオーバーして使用することは絶対にやめてくださいね。

[6]アルブチンで美白効果を高めよう

アルブチンは強い美白効果を持つハイドロキノンを参考に作られたものなので、美白効果を保持しつつ、肌に優しく安心して使用できる成分です。シミやくすみ、そばかすのない肌を目指すには、美白成分を含んだ化粧品を使用することも大切です。

しかし、美白ケアを行ったからと言ってすぐに結果が出るということはありません。肌を改善するのは長期間向き合うことが重要です。そのためには、毎日ケアを行わなければなりません。

簡単に手に入らないからこそ、美肌を手に入れたときは本当に嬉しいですよね。ぜひアルブチンの美白効果を利用して、美しい肌を手に入れてください。

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