スキンケア

赤い色素「アスタキサンチン」が話題のワケは?万能な効果をご紹介!

エイジングケアを謳う化粧品やサプリメントなどに含まれている、いま話題の「アスタキサンチン」をご存知ですか?アスタキサンチンは優れた抗酸化力を持っているのですが、この抗酸化力がもたらすさまざまな効果が話題になっています。アスタキサンチンには、一体どのような効果があるのでしょうか。

赤い色素「アスタキサンチン」が話題のワケは?万能な効果をご紹介!

2018年05月14日更新

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記事の目次

[1]アスタキサンチンってなに?

万能な赤い色素

アスタキサンチンとは「赤い色素」のことで、トマトの赤いリコピンやニンジンのオレンジ色のβ-カロテンと同じ「カロテノイド」という天然色素の仲間です。

エビ、カニ、鯛、鮭、フラミンゴなどは弱肉強食の厳しい自然界を生き抜くために、食物連鎖によってアスタキサンチンを蓄え身体や筋肉を赤くするのです。では、なぜ厳しい自然界を生き抜くために、アスタキサンチンを摂取するのでしょう?

優れた抗酸化力

前に述べた生物たちがアスタキサンチンを摂取するワケとは、優れた「抗酸化作用」にあります。生物は栄養素などの消化やエネルギー変換の過程で、どうしても活性酸素を作り出してしまいます。

活性酸素は強い酸化力を持つので、細胞の酸化を進め、身体の老化へとつながっていきます。また、アスタキサンチンには人間が元々持つ抗酸化力では消すことができない「一重項酸素」という活性酸素を抑える力もあるのです。

トコトリエノールと一緒に摂るとパワーアップ!

同じく抗酸化作用を持っている「トコトリエノール」というビタミンEがあります。優れた抗酸化力を持つアスタキサンチンですが、トコトリエノールと一緒に摂取することでその抗酸化力をさらにアップさせることができます。

特に、シミやシワの原因になり、美容の敵である「一重項酸素」を大幅に抑えてくれます。また、老化や不調の原因になる「過酸化脂質」という物質を作り出す脂質の酸化も抑えてくれるため、アスタキサンチンを摂取する際は、トコトリエノールを一緒に摂るのがおすすめです。

[2]アスタキサンチンの効果

赤い色素「アスタキサンチン」が話題のワケは?万能な効果をご紹介!

エイジングケア

抗酸化作用のある美容成分として有名なコエンザイムQ10やビタミンCの800倍~6000倍ものパワーを持つアスタキサンチンなので、肌の老化につながる活性酸素を大幅に抑え美肌をキープしてくれます。

他にも、肌荒れの改善、声の老化防止、腸内環境を整える、ストレスによる不調を改善するなどの効果が期待できます。

疲労を溜めない身体づくり

働く人は日頃から感じている疲労ですが、この疲労の正体は活性酸素によって酸化された「過酸化脂質」です。アスタキサンチンを摂取してから運動したあと、摂取しないで運動したあとでは、後者のほうが「過酸化脂質」が多く発生します。

自ら動かすことのできる腕や足の筋肉は自分の意思で休めることができ、休むことで回復することができますが、心臓の筋肉などの内臓や器官の筋肉は自分の意思で休めることはできません。

このような筋肉も休めるため、疲労を溜めないためにも、アスタキサンチンは積極的に摂取したいものです。

薄毛・加齢臭の防止

男性をはじめ、女性の悩みでもある薄毛や身体のニオイにも、アスタキサンチンは効果を発揮します。毛髪の成長に関わる「インスリン様成長因子(IGF-1)」を、アスタキサンチンが増大させることが分かっています。

また、加齢臭などのニオイには、脂質の酸化による「過酸化脂質」が大きく関わっています。前にも述べたように、アスタキサンチンには過酸化脂質を抑制する力があるため、加齢臭や嫌な汗のニオイなどのお悩みにも効果的です。

ペットの健康維持にも

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近年、ペットを飼う家庭がとても増えています。結婚が当たり前だった時代は変わり、単身者が増え、高年齢社会によるシルバー世代の増加、核家族化などの背景があり、犬や猫をペットとしてではなく「家族の一員」として迎える家庭が増えています。

そんな中、愛情をもって育てられたペットの寿命は伸び、老齢のペットが生活習慣病にかかることも増えています。そんな可愛いペットにもアスタキサンチンが効果を発揮します。

人間と同じように活性酸素による酸化によって老化するので、優れた抗酸化作用のあるアスタキサンチンを与えることで、ペットの健康維持を期待できます。

[3]アスタキサンチンの摂取について

アスタキサンチンを含む食べ物

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アスタキサンチンは、紅鮭、イクラ、金目鯛、カニ、エビなどに含まれています。

【100gに含まれる含有量】

  • 紅鮭:2.5~3.5g
  • イクラ:0.8g
  • 金目鯛:2~3g
  • カニ(毛ガニ):1.11g
  • エビ(甘エビ):0.99g

一日の摂取量の目安

アスタキサンチンについては、推奨摂取量は特に定められていません。目安として一日6~12mgという数値が出ているのですが、アスタキサンチンの効果を得るためには、一日10mg以上は摂取しましょう。アスタキサンチンの過剰摂取については、一日に30mg摂取を4週間続けても特に身体に不調はみられないという実験結果が出ています。ただ極端に摂りすぎることは控え、一日12mgまでという目安を守りましょう。

[4]アスタキサンチンを摂取する方法

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サプリメント

食べ物だけでアスタキサンチンを摂取しようとすると、一日で紅鮭の切り身をおおよそ4切以上、イクラですと1500g以上食べなくてはなりません。それを長期間続けると身体を悪くしますよね。

最も手軽に摂取でき、自分が摂取した量も分かりやすいのがサプリメントです。アスタキサンチンが優れた抗酸化作用があると分かり、さまざまなメーカーからアスタキサンチンのサプリメントが発売されています。

一緒に摂取すると抗酸化力がアップするトコトリエノールも配合されているサプリメントもありますので、自分に合うメーカーのサプリメントを探してみてください。

[5]アスタキサンチンで元気な身体を取り戻そう!

赤い色素「アスタキサンチン」が話題のワケは?万能な効果をご紹介!
アスタキサンチンには、身体の老化により生じる肌や声、毛髪やニオイの変化、体力の低下などさまざまな悩みに効果を期待できます。老化によって生じるさまざまなトラブルでお悩みの場合、手軽に始められるサプリメントから試してみてはいかがでしょうか?


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