コエンザイムQ10は女性に嬉しい効果が満載!食べ物やサプリメントで効率的に摂取しよう
「コエンザイムQ10」という成分をご存知でしょうか?身体の中にもともと存在していて、なくてはならない成分なのですが、実は美容成分としても欠かせない成分なんです。コエンザイムQ10の効果や摂取方法などについてご紹介します。
2018年03月08日更新
記事の目次
[1] コエンザイムQ10って?
ドラッグストアやテレビなどで、コエンザイムQ10の名前を見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか?なんだか良い成分のようなイメージですが、実際にどういった効果があるのかご紹介します。
どんな効果がある?
コエンザイムQ10は細胞膜に存在する成分で、体内でビタミンに似た働きのあるビタミン様物質とされています。心臓や肝臓、卵巣、精巣などの臓器に多く含まれています。
コエンザイムQ10は補酵素の一種でもあり、エネルギー生産に深く関与しているミトコンドリアの中にも多く存在していることが分かっています。そのため、コエンザイムQ10は身体にとってなくてはならない存在です。
また、コエンザイムQ10は強い抗酸化作用も併せ持っているので、体内に十分にコエンザイムQ10があれば、細胞の酸化を防止する効果が期待できます。活性酸素の分解などの働きもあるので、老化の原因となる身体の酸化を防ぐことにも繋がります。
がんや生活習慣病などの病気、肌や身体の老化の原因には活性酸素による細胞の酸化が関わっているため、コエンザイムQ10の抗酸化作用によって予防する効果が期待できます。しかし、コエンザイムQ10が加齢によって減少すると、ミトコンドリアによるエネルギー生産も滞ってしまい、結果的に疲れやすく、回復力も低下してしまいます。
加齢による不足分を補うようにコエンザイムQ10を摂取することで、それらの症状を改善する効果があるとされています。また、かつてはコエンザイムQ10は心臓病の治療薬など、医療分野などで使われていた成分です。
コエンザイムQ10には心臓のポンプの働きを正常になるよう促す効果があるとされていますので、不整脈や、低血圧からくるだるさやその他の症状の改善にも役立ちます。
美容効果も
コエンザイムQ10は活性酸素による酸化から守ってくれる効果があります。それは肌も同様なので、美容効果にも繋がります。具体的には、肌のターンオーバーの促進、しわやシミ、たるみなどの改善などの効果が期待できます。
また、コエンザイムQ10には女性に嬉しいダイエット効果もあるとされています。食事から摂取した糖やタンパク質などの栄養素は、ミトコンドリアによってエネルギーへと変換されます。エネルギーを作り出す際に脂肪などが代謝されるので、エネルギー生産が活発に行われることで代謝も増え、ダイエットに繋がります。
また、血流量を増やす果もあるため、冷え性やむくみなどの症状の改善にもつながります。
[2] どうやって摂取したらいい?
美容にも効果があるコエンザイムQ10はどのように摂取したらよいでしょうか?コエンザイムを多く含む食品や、サプリメントを選ぶ際のポイントをご紹介します。
もともと体内に存在
コエンザイムQ10は前述の通り、もともと体内に存在しています。しかし、20歳頃をピークに減少していき、40歳前後には不足状態となってしまいます。合成されることも少なくなるので、年齢を重ねることによってコエンザイムQ10が不足したままの状態の方が多いと考えられます。
コエンザイムQ10には先にもお伝えしたように、美容効果や健康効果が期待できます。加齢によって不足してコエンザイムQ10を補うためにも、食品やサプリメントを活用して摂取することをおすすめします。
コエンザイムを多く含む食品
コエンザイムQ10を多く含む食品をご紹介します。
- 動物性の食品
- 植物性の食品
いわし、さば、かつお、まぐろ、イカなどの魚介類や豚肉、牛肉、レバー、モツなどの肉類
ブロッコリーやほうれん草などの野菜類や大豆やピーナッツなどのナッツ類
上記のような食品にコエンザイムQ10が多く含まれています。他にもごま油や大豆油などの油脂にも含まれています。コエンザイムQ10は熱に強く、加熱調理をしても少なくなることがないので、様々なメニューで取り入れることができます。
また、コエンザイムQ10は脂溶性の補酵素なので、油で炒めたり揚げたりすることで効率よく摂取することができます。ただし、揚げる場合は食品が油に浸かっている状態になるので、食品中のコエンザイムQ10が揚げ油の中に溶けだしてしまうこともあります。そのため、素揚げよりも衣のついたフライや天ぷらといった揚げ物の方が損失が少なくなるので、おすすめです。
どのくらい摂取したら良い?
コエンザイムQ10を摂取する場合、健康や美容効果が目的であれば60mg~100mg、病気の改善が目的であれば100mg~300mgを目安に摂取しましょう。加齢によって体内の不足量も増える分、必要摂取量も増えていきます。
年齢や目的に合わせて摂取量を考慮するようにしましょう。また、朝食に摂取することで脂肪が燃焼しやすい状態をキープする効果も期待できます。
サプリメントを選ぶときはタイプをチェック
食品にもコエンザイムQ10は含まれていますが、食品中のコエンザイムQ10の含有量は数mg程度であることがほとんどです。多量には含まれてはいないので、必要摂取量をすべて食品から補おうとするのは少し無理があります。
コエンザイムQ10を積極的に摂取したい場合はサプリメントがおすすめです。コエンザイムQ10には、還元型と酸化型の二種類があります。還元型はユビキノールともいい、体内に存在する構造で、抗酸化作用を発揮します。酸化型はユビキノンといい、体内で還元型に変換されて抗酸化作用の効果を発揮します。
そのため、還元型のコエンザイムQ10の方が効率が良いので、サプリメントを活用する場合は還元型を選ぶようにしましょう。また、コエンザイムQ10は、肝臓で作られ、胆のうから分泌される「胆汁」によって分解、吸収されるので、サプリメントを飲む場合も食事中や食後など、胆汁が分泌される脂分を摂取した後の方が効率よく摂取することができます。
[3] 副作用はある?
コエンザイムQ10はもともと体内にも存在している成分なので、安全性が高いとされています。副作用もほとんどないとされていますが、注意しなければならない場合もあります。
注意が必要な場合あり
コエンザイムQ10を摂取するにあたって気を付けなければならないのは、薬との飲み合わせです。ワーファリンという、血栓症に対して処方される薬を飲んでいるときと、チーラヂンSという、甲状腺機能が低下している時に処方される薬を飲んでいる時には注意が必要です。
ワーファリンを飲んでいるときにコエンザイムQ10を摂取することで、ワーファリンの効果が半減してしまったという症例が出ています。また、チラーヂンSを飲んでいる時にコエンザイムQ10も併用して摂取することで血圧が上がったという例があるとされています。
妊娠中の摂取に関しても安全性がしっかりと確認されていないので、サプリメントを服用する際は医師への相談を必ずするようにしましょう。
サプリメントを飲む場合も、目安量以上の量を摂取しないように気を付けましょう。目安量以上に摂取した場合、サプリメントに含まれる添加物もその分多く摂取してしまいます。サプリメントを飲む時は、必ずサプリメントに記載されている目安量を確認し、守ることが大切になります。
[4] コエンザイムQ10でキレイをキープ
コエンザイムQ10はエネルギー生産や抗酸化作用など、身体にとってなくてはならない存在です。また、それだけではなく、肌のターンオーバーの促進、しわやシミ、たるみなどの改善、代謝アップによるダイエット効果など、美容成分としても活躍する成分です。
コエンザイムQ10は体内にも存在していますが、加齢によって減少してしまうので、食品やサプリメントなどから必要量を摂取することをおすすめしますが、薬を服用している場合や妊娠中の方は特に注意が必要ですので、自己判断をせず、必ず医師に相談をしてからサプリメントなどは摂取するようにしましょう。
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