スキンケア

美白パックを家庭で手作り!上手に利用して透明感溢れるつやつや肌を目指そう

“透き通るような白い肌”はいつの時代も女性の憧れです。「なんだか肌のくすみが気になる」「白い綺麗な透明感のある肌になりたいな…」そう願う女性は、毎日のセルフケアに加えてスペシャルケアも必要です。美白パックは、そんな女性の願う肌に一歩近づくお助けアイテムです。市販のものだとプチプラから高価なものまで、沢山の種類がある美白パックですが自宅で簡単に手作りすることはできるのでしょうか?自宅にあるものを使ってセルフケアをするには、どんなものが必要なのでしょうか?

美白バックの選び方と自宅で簡単にできる方法とは?

2018年04月26日更新

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記事の目次

[1]どんな美白パックを選べばいいの?

美白パックと言ってもとてもたくさんの種類があります。洗い流すタイプからシートタイプまで様々な種類の美白パックがあり、その成分や用途によって使うタイミングも異なってきます。

美白パックには、化粧水の何倍もの美容成分を含んでいるため、スペシャルケアとして使用することで、肌にうるおいやビタミンなどを効率よく与えることができます。

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シートタイプ

美容パックの手軽で主流であるシートタイプのパックは、顔の形になっている美容成分を含むシートを顔に当ててうるおいを沁み込ませるタイプのパックです。

バスタイムでバスタブに浸かりながら・テレビを見ながら・ボディケアをしながらなど、何か別のことをしながら簡単にできるのため人気も高く、価格も手ごろなものから高価なものまで沢山あるのが人気の理由の1つでしょう。

素材はコットンなどの繊維質のものが一般的で、他にもゲル状のようなぷるんとした感触のジェリータイプのシート、異素材を重ね合わせたシート、顔にフィットしやすい伸縮素材シートなどたくさんの種類がありその中から自分好みを見つける楽しみもあります。

一回ごとに小分けに袋に入っているタイプや、数十枚が一緒になっている大容量タイプがあり、用途に合わせても選びやすいのが特徴です。肌と肌にぴったりと密着してつけることで、マスクの美容成分を肌に沁み込ませることができるため、効率よく美容成分を肌に与えられます。

洗い流すタイプ

洗い流すタイプの美白パックは、美容成分を含むペースト状またはジェル状のものを肌に塗り、一定の時間置くことで乾燥させてペリぺリと肌から剥がしたり、またはぬるま湯等で洗い流すタイプのものが多いです。

シート型のものよりも直接美容成分を肌に濡れることで、肌への密着度が高まり美容成分を肌にしっかり与えることができます。

また、毛穴の汚れや老廃物も一緒にしっかり取ることができるため、使い終わりの使用感はさっぱりとした感じを得られます。洗い流すタイプは、塗ってから放置する時間を守り、洗い流した後にしっかりと保湿ケアを行うことがとても大切です。

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成分表記を見る

美白パックを選ぶときは、成分表記を見て選ぶことが大切です。美白効果のある成分はたくさんあります。

その中でも、化粧品などに使われている美白効果のある成分は、国がある一定の基準で厚生労働省などで認めた成分であるため、薬用である医薬外部薬品という認識なのです。

美白とはメラニンの生成を抑制し、シミやそばかすの原因になるメラニン色素の沈着を抑えたりする働きのことを指します。

メラニンを生成する働きを抑える方法と、生成されたメラニンを黒色に変える酵素の働きを抑制するという主に2種類の働きをもつ成分に分かれます。

そのため美白とは「できてしまったシミ・そばかすを薄くして消す」ことや「肌が白くなる」という意味ではありません。では、美白成分と呼ばれるものは主にどのようなものなのでしょうか?

  • プラセンタエキス
  • コラーゲンやヒアルロン酸などのうるおい保持成分をたっぷりと含んだプラセンタエキスは、肌へハリを保たせてふっくらとした肌に導き、バランスの崩れた肌をいいコンディションに導きます。シミの発生を防いでくれる働きを持つため、美白効果を得ることができます。

  • トラネキサム酸
  • アミノ酸の一種であるトラネキサム酸は、ピーリング効果があるためメラニンの生成を行うチロシナーゼの働きを抑制させます。継続的に肌に与えることで、透き通った肌を作ることができるのです。

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  • ビタミンC導入体
  • ビタミンCを人工的に身体へ吸収しやすくしたものです。肌トラブルを防いで、肌の衰えを遅らせる効果を持ちます。ビタミンCはメラニン色素の沈着を抑えることができるため、肌にはなくてはならない存在です。天然由来のものから生成したものもあり、安全性が高いものが多いのも特徴的です。

      

  • コウジ酸
  • コウジから発見された物質で、天然ものなのでとても安全性が高いものです。肌への負担も少ないため敏感肌の方でも使う安いのが特徴です。

    この他にもたくさんの美白効果をもつ成分があります。相乗効果で効果を得られる効果の高さも成分によって異なりますので、自分の肌質をしっかり見極めて必要な成分を選ぶことが大切です。

    特に、美白だけでなく美白と一緒に保湿ケアを行うことが美白効果を高めるにはとても大切なことです。

[2]自宅で簡単手作り美白パック

美肌パックは、市販のものもたくさんありますが、自宅でも簡単に身近なものを使って手作りすることができます。自宅にあるもので作る美白パックは、コスパも良くひと手間かけることで簡単に作れるため、続けやすいのが特徴です。

緑茶パック

美白バックの選び方と自宅で簡単にできる方法とは?

緑茶を使った緑茶パックは、緑茶に含まれる“カテキン”の殺菌効果・抗酸化作用で美白効果を期待することができます。また、緑茶にはビタミンCが豊富に含まれていて収れん作用があることから、毛穴を引き締めてくれキメの細かい肌にすることができます。

<緑茶パックの作り方>
用意するもの…小麦粉・緑茶パウダー・水

  1. 小麦粉を水でトロトロになるまで溶きます。
  2. 小麦粉と水がトロトロになったら緑茶パウダーを混ぜます。
  3. 顔にまんべんなくハケなどを使って塗って、乾くまで待ちます。
  4. 乾いたらぬるま湯でしっかり流してください。
  5. 保湿を行ったら終わりです。

緑茶の香りはリラックス効果を持つため、疲れているときに行うことで疲労回復効果も期待することができます。続けることで美白効果を期待できます。

酒粕パック

美白バックの選び方と自宅で簡単にできる方法とは?

保湿効果の高い酒粕は、沢山の栄養素を含んでいます。酒粕は肌を温め血行促進しターンオーバーを促してくれます。美白効果のあるコウジ酸を多く含む酒粕は、刺激も弱いため安心して敏感肌の方も使用することができます。

<酒粕パックの作り方>
用意するもの…酒粕・精製水・ジップロックなどの袋

  1. 酒粕100gに対して120mlの精製水を目安として作ります。
  2. 用意したジップロックなどの袋で酒粕と精製水を良く混ぜます。
  3. 混ぜた酒粕と精製水を適量手に取り顔に塗ります。
  4. よく顔に伸ばしていきます。
  5. 10分~15分くらい置きます。
  6. 良くぬるま湯などで洗い流します。

余ってしまった酒粕パックは、そのままジップロックなどの袋にいれておき1週間ほどで使い切ってくださいね。

ヨーグルトパック

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ヨーグルトには、腸の働きを活発化させる乳酸菌などの善玉菌が多く含まれています。それらの菌は、肌の常在菌の働きを助け活発化させる働きも持つため、肌の角質層を柔らかくして古い角質を取り除きやすくしてくれます。

そうすることで肌のターンオーバーを正常化させてくれるため、 美肌効果だけでなくアンチエイジング効果や、肌を柔らかくしてくすみをとり透明感ある肌にする効果が期待できます。

<ヨーグルトパック作り方>
用意するもの…コットン(またはガーゼ)・プレーンヨーグルト・小麦粉・豆乳

  1. 材料を全て混ぜます。
  2. それをコットン又はガーゼに乗せて顔にパックします。
  3. 5~10分置いた後保湿してください。

卵白とハチミツパック

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卵白には抗菌作用・肌細胞の修復し促進作用のある酵素を含み、身体にとって必要なアミノ酸も豊富に含んでいることから、とても保湿効果が高いと言われているのです。また、ハチミツはビタミン・ミネラルが豊富に含まれた身体にも肌にも良い食品です。

<卵白とハチミツパックの作り方>
用意するもの…ハチミツ小さじ一杯・卵白1個分

  1. 卵白とハチミツをミキサー又は泡だて器でしっかりと泡立てます。
  2. もこもこと滑らかな泡(メレンゲ状が理想です)になったらそれを顔にのせます。
  3. 卵白が乾いてきたらぬるま湯などでしっかりと流します。
  4. べたつく場合は、化粧水などで洗い流して保湿を行って下さい。

ココアパック

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甘くていい香りのココアは、顔にパックとして使うことで毛穴の黒ずみの軽減やニキビ予防への効果を期待することができます。ココアにはポリフェノールの一種も含まれているため、アンチエイジング効果も同時に期待することができ来ます。

美白効果だけでなく、油脂が多かったりニキビなどの肌トラブルで悩んでいる方にもおすすめの美白パックです。

<ココアパック作り方>
用意するもの…ココア小さじ1杯・プレーンヨーグルト小さじ4杯・ハチミツ小さじ1杯

  1. 材料をすべて混ぜて良くかき混ぜます。
  2. 全部の材料が馴染んだら顔にまんべんなく塗っていきます。
  3. 10分~15分置いてぬるま湯などでしっかりと洗い流してください。

[3]美白パックと一緒に行うといいものって?

美白パックだけ行っていてもいまいち効果を得ることができないと感じる方におすすめなのが、「ビタミン摂取」と「小麦粉洗顔」です。ビタミンは肌に塗っても、肌の状態によってはしっかり吸収することができません。体外からだけでなく、体内からもしっかり吸収することが大切です。

ビタミン摂取

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ビタミンは、肌を構成するうえでとても大切な栄養素です。ビタミンにはコラーゲンを生成する働きやアンチエイジング効果、抗ストレス効果などがあり、肌の細胞を活性化させてコラーゲンの生成を促します。

肌の細胞が正常に働かないと、肌がくすんだりしわやシミなど様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。そのためビタミンは健康的な肌を作るのにとても重要な存在です。

ビタミンは熱に弱いため、ビタミンをたくさん含む野菜をローフードとして摂取したり、フルーツを食べるなど食事として摂取することができます。

時間がなく栄養バランスが偏りがちな食事をとっている方は、サプリメントやコラーゲンゼリーなどのビタミンを含むものを就寝1~2時間前に摂取すると、より効果を発揮します。

細胞の生まれ変わりを助ける成長ホルモンは、睡眠直後に活発に分泌されるためビタミンを摂取するタイミングを考えて摂取するとより効果を実感しやすくなります。

小麦粉洗顔

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小麦粉洗顔を行うことで肌の余分な皮脂や汚れを落として、美白パックの浸透率をあげてくれます。ただし、小麦粉洗顔は少し刺激が強いため、肌が弱い方はパッチテストを行ってから使うと安心です。その他にもアレルギーなどがある方は避けた方が良いでしょう。

<小麦粉洗顔の作り方>
用意するもの…水・小麦粉

  1. 小麦粉10に対して水1の割合で用意済ます。
  2. 良く混ぜます。
  3. 混ぜ合わせた小麦粉洗顔を肌に乗せ、優しくくるくると円を描くように洗います。
  4. 洗顔フォームのような泡立ちはありませんが、力を入れずにゆっくり洗ってください。
  5. 毛穴の汚れやざらつきが気になるところを、しっかりと洗っていきます。
  6. 洗い終わったら入念に洗い流してください。

この後に美白パックを行うことで、肌が柔らかくなっているため肌に成分が浸透しやすくなります。あまり美白パックの効果を得ることができなければ、小麦粉洗顔を一緒に試してみてくだい。

[4]より効果的な美白パックのやり方は?

美白パックを行うのであればより効果的に行いたいですよね。より効果を得るためには、いくつかのポイントを意識することが大切です。今回は美白パックを効果的に行うポイントを5つ紹介いたします。

美白バックの選び方と自宅で簡単にできる方法とは?

肌が温まっているときに使用

肌が温まっているときは毛穴も開いているため、美容成分がより浸透しやすくなっています。

肌の深層部まで美容成分を届けるためには肌が温まって毛穴が開き肌が柔らかくなっているときに行うことでより効果を実感しやすくなります。

入浴後などは肌も温まり柔らかくなっている状態ですが、パック前に入浴をすることが難しければ、蒸しタオルなどで顔全体を温めてから美白パックを行うことで、入浴後と同等の効果を得ることができます。

パックの前にスキンケアをする

パックを行う前は必ず洗顔などをして肌を清潔な状態にしましょう。毛穴に汚れが詰まっていたり古い角質が肌に残っている状態、また油脂などが多い肌では美容成分を肌に浸透しにくい状態のため十分な効果を得ることができません。

肌を洗顔するときは優しく汚れを洗い流すようにすることが大切です。肌はデリケートなので、ゴシゴシとこするような洗顔をしては肌を傷めてしまいます。肌を傷めないように汚れを落とすことが、美白パックをする前はとても大切なのです。

パック時間を守って使用

美白パックは長時間したからといって効果をより高めるものではありません。長時間パックを行うことは、肌の負担をかけてダメージを与えてしまいます。パックをする時間を守ることで、効果を得ることができます。使用時間は必ず守るようにしましょう。

美白バックの選び方と自宅で簡単にできる方法とは?

使用後は必ず保湿を行う

使用後の肌は、美容成分が十分に染みわたりうるおった状態です。しかし、使用後そのままにしてしまっては、補った水分が蒸発してしまい効果を得ることができません。そのため、美白パックが終わったら充分に保湿を行い美容成分を閉じ込めることが大切です。

肌トラブルがあるときは使用を避ける

美白パックには種類がたくさんありますが、肌トラブルがあるときは使用を避けましょう。
塗って剥がすタイプのパックは、肌を傷つけてしまう恐れがあります。拭き取りタイプはふき取る際に、肌に摩擦が生じるため肌トラブルがあるとき肌に負担をかけてしまいます。

どうしても使用したい場合は、シートタイプや洗い流すタイプのパックの使用をおすすめします。その他にも、美白パックは頻繁に行うことで肌への負担を増やすしてしまう場合があるため、週に2回程度がいいでしょう。

季節や時期などによって肌のコンディションは異なるため少しでも刺激が強いと感じる場合は、時間をおいてから使用することをおすすめします。

[6]美白パックでつやつや素肌を手に入れよう

美白バックの選び方と自宅で簡単にできる方法とは?

肌のトーンが明るくなると気持ちも明るくなりますね。美白パックを上手に使用して、綺麗な透明感溢れるつやつやの肌を目指しませんか?シミやそばかすの原因であるメラニンは、何年もかけて蓄積されていきます。そのため美白パックは、毎日のセルフケアにプラスして使用することで、高い効果を得ることができますよ。いつまでも綺麗な肌でいるために、美白ケアをしっかり行ないましょう。


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