活性酸素が身体にもたらす影響ってどんなもの?サビ予防で若々しさを保つ方法
身体を老化させてしまうといわれている“活性酸素”ですが、身体にとっての有害物質。というわけではありません。ですが増えすぎてしまうことで、身体にとって悪影響をもたらすのです。そんな活性酸素は、私たちの身体でどのような働きをしているのでしょうか? また、活性酸素を減らすことで起こる身体にとってのいい働きとはどんなものなのでしょうか?老化対策を上手にするために、活性酸素について知ることが大切です。
2018年04月20日更新
記事の目次
[1]活性酸素とは?
体内では日々細胞が入れ替わっています。呼吸をし酸素を吸い込むことで体内では自然と活性酸素が発生しています。身体にとって“老化”などの悪い影響を及ぼすようなイメージのある活性酸素ですが、とても必要な働きをしています。身体にとって大切な働きをしている活性酸素ですが、どのような働きを果たしているのでしょうか?
体の中での活性酸素の働き
本来、活性酸素は身体の中で白血球から放出され、強い殺菌力で体内の細菌やウイルスを撃退する役目をしています。害があることばかりに目を向けがちですが、活性酸素により私たちの身体は守られています。
私たちの身体を守る活性酸素ですが、過剰に働くことでその働きは身体に悪影響をもたらす恐れがあります。鉄が酸化してサビるのと同じように、私たちの体内でも活性酸素の影響によって酸化が生じることで体がサビていくのです。活性酸素の活発化ににより細胞がさびて行くと、内臓や皮膚、骨などの組織に影響が老化やガン、生活習慣病などにつながると言われているのです。
過剰に発生するとどうなる?
活性酸素は過剰に発生しなければ通常、健康を守るために身体の中で機能しています。しかし過剰に発生することで老化の原因にもなり、身体をサビさせる原因になるのです。身体を酸化させることで、様々な病気や肌トラブルの引き金になります。活性酸素が過剰に発生して蓄積されることで、正常な細胞や遺伝子も酸化させてしまうことになります。
人間の細胞はおよそ60兆という数で構成されており、その細胞の外側には油である不飽和脂肪酸で作られています。ですが酸化することで過酸化脂質というものに変わり細胞が老化して身体へ様々なダメージを与えます。特に、肌へのダメージが大きくシミ・たるみ・しわなどを引き起こしてしまいます。ですが生きていくうえでは必ず発生する活性酸素ですが、過剰に発生することで主にどのような病気などの原因になるのでしょうか?
- 老化
- 肌トラブルの原因
- 生活習慣病
酸化することは身体をサビさせて老化を進めるここです。そのため「酸化=老化」なのです。活性酸素が身体の中で増えることで、白髪・シワなどの見た目に見える老化を早めたり、血管などを老化も進め体内の機能も下げてしまいます。
年を重ねていくことで酸化を防ぐ抗酸化機能が低下するため、身体の活性酸素が活発化しやすくなり老化の原因につながるのです。
身体の中の活性酸素が活発に働き過剰に発生することで、肌のハリ・つや・うるおいを保つコラーゲンやエラスチンやセラミドが減少していき肌組織のダメージが大きくなります。その結果肌の老化を速めて、さまざまな肌トラブルの原因を招きます。
加齢によって肌がたるんだりしわが出来やすくなり衰えを感じるのは、活性酸素の働きによる身体のサビが一つの原因でもあるのです。
活性酸素が活発化することで、ガン・糖尿病の原因になってしまったりその他の生活習慣病の原因になります。活性酸素が活発に活動することは正常な細胞を攻撃してしまうことにつながります。
そうすることで、生活習慣病などが悪化してしまうのです。加齢とともに身体が衰えて、病気にかかりやすくなるのはこれら活性酸素が活発に働き蓄積されていしまうのも一つの原因なのです。
[2]活性酸素はなぜ発生するの?
呼吸をして酸素を吸うことで自然と酸化を発生させてしまいますが、その他にも日常生活を送る上で活性酸素が発生する条件はたくさんあります。何気なく送っている生活の上でも少し気を付けることで、活性酸素の働きを抑える事ができるのです。ではどんなものが活性酸素の働きをより活発にするのでしょうか?
紫外線・外的刺激によって
紫外線・光化学スモッグなどの外的刺激を浴びることで、外的刺激から身体を守ろうと反応します。そのため活性酸素の働きが活発になることでより身体の老化や肌トラブルの原因を招くのです。外部からの刺激は生活していくうえで避けることはできませんが、工夫をしてケアを行うことで活性酸素の過剰分泌を抑えることができます。
ストレス
ストレスも過剰に抱え込むことで、身体はストレスから守ろうとする反応を示します。そのためストレスから身体を守ろうとする副腎皮質ホルモンが分泌されます。この副腎皮質ホルモンが分泌されるとこれを分解するために活性酸素が働きます。そうすることで、身体のなかの活性酸素の分泌が多くなります。
ストレスは活性酸素の分泌を増やすだけでなく、抗酸化作用のあるビタミンCを大量に消費してしまうため、肌に大きな影響をもたらすのです。
[3]活性酸素から身を守るには?
活性酸素から身を守るには、日々の食生活やストレスを感じないよう工夫が必要です。生きていくうえで徐々に身体は酸化をしていきます。酸化を食い止めることはできませんが、少しの工夫で“酸化を遅らせる”ことができるのです。ではどのような工夫が必要なのでしょうか?
食事に気を付ける
活性酸素の働きを抑え老化を遅らせるには、食事に気を付けることです。特に効果のある飲み物が、コーヒー・ココア・緑茶・赤ワインです。これらに含まれる“ポリフェノール”が老化を遅らせる働きをしてくれるのです。その他にコーヒーに含まれる“クロロゲン”ココアに含まれる“フラボノイド”緑茶に含まれる“カテキン”もポリフェノールの一種です。
ポリフェノールには、活性酸素の働きを抑えて老化を防止してくれる抗酸化作用が多く含まれているため摂取することで老化を遅らせることができるのです。1日に3杯くらいを目安にして飲むと効果を発揮してくれます。即効性は期待することができないため、継続的に飲むことで効果を実感しやすくなります。
ストレスをため込み過ぎない
ストレスを多く感じることで身体に不調を感じ肌トラブルを招いたりすることの一つの原因として、活性酸素があります。日々なんでもなく過ごしていても、寝不足がたたりストレスを感じたりストレスが解消されないことでまたストレスを感じると悪循環が生まれます。
ストレスは多くの身体の不調をもたらすため、自分なりのストレス解消法を身に着けることで活性酸素からも身を守ることができるのです。
生活習慣を見直す
不規則や不摂生な生活は、活性酸素の分泌を多くします。そのため活性酸素の働きを抑えるためにも生活習慣を見直すことが大切です。
特に寝不足を感じることでホルモンバランスが崩れ、身体はストレスを感じやすくなり身体を守ろうと過剰分泌された活性酸素が身体を攻撃してしまいます。そのため老化が早まり、免疫力が下がり病気にかかりやすくなったりするのです。
[4]身体の活性酸素が減るとどうなるの?
身体の中の活性酸素が正常に働くことで、免疫力が上がり肌トラブルが改善されるなど身体にとっていい影響がありまたアンチエイジング効果も得ることができるのです。
免疫力が上がる
活性酸素は過剰に分泌されることで、身体の細胞を攻撃してしまいますが正常に働いているときは外部から侵入した細菌などから身体を守る役割を果たしています。そのため、正常に働くことで身体を守り免疫力があがるのです。
肌がきれいになる
活性酸素の働きが正常化すると、肌のアンチエイジング効果を期待することができます。そのため肌がきれいになり肌の老化を遅らせることができるのです。
肌のたるみ・シワは身体の活性酸素が過剰分泌されて酸化しているため起こっているのです。活性酸素を減らすような生活習慣を心がけることで、肌のバランスを整えることにつながります。
[5]活性酸素を減らして美と健康を守ろう
何気なく生活をしていると、ストレスや外部からの刺激を受け身体はバランスを崩しがちです。ですが少し工夫をすることで身体の活性酸素の働きを抑えることができます。
活性酸素は悪い働きをするだけではなく、私たちの身体を守る大切な役割を持ちます。そのため、活性酸素の過剰分泌につながるような生活を心がけることが大切ですね。
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