O脚改善のためのポイント4つ!まずは原因を知ることが美脚への近道
美しい姿勢に見せたいのに、悩みの種が「O脚」と言う方も多いのではないでしょうか?現在、日本人の約9割がO脚だと言われている程ですが、このO脚を改善する方法があるのです。今回は、O脚の種類や原因、またO脚の改善方法をご紹介します。
2018年04月13日更新
記事の目次
[1]O脚について
O脚ってどんな状態?
O脚とは、足を揃えてまっすぐ立った時に両膝がくっつかずに隙間ができ、その隙間の形がアルファベットのOの形に見える脚のことです。日本人の女性の8~9割はO脚だと言われており、その中には自分がO脚だと気づいていない方もいます。
確認する方法は簡単で、鏡の前に脚をそろえてまっすぐ立つだけです。よく足を観察して、両膝がくっついていない状態だとO脚だと言えます。
先天性のO脚と後天性のO脚
O脚には、先天性のものと後天性のものがあります。詳しくみていきましょう。
- 先天性のO脚
- 後天性のO脚
先天性のO脚は、軟骨形成不全、くる病などの病気が原因でおこるもので自力で改善することが難しくなってきます。先天性O脚か後天性かO脚の見分け方は、膝の皿をチェックすることです。
後天性O脚の場合は、膝の皿が外側に向いているのに対し、先天性のO脚は膝の皿がまっすぐ向いています。
後天性のO脚の場合は、生活習慣が原因で起こることがほとんどです。O脚の場合でも、自力で改善できる可能性が高く、生活習慣を意識するだけで変化が出てきます。
しかし、原因となる生活習慣を続け改善せずに続けていると、股関節も開き太ももにも隙間が生れるようになるので、注意しましょう。
O脚の種類
一概に「O脚」といっても、さまざまなタイプがあります。今回はO脚を4タイプご紹介します。自分はどれに当てはまっているのかチェックしてみてください。
- 膝下O脚
- 股関節O脚
- 膝下と股関節O脚
- XO脚
膝下の部分がO脚となっており、内股の姿勢に見えます。これは、膝の外側の骨が出っ張った状態で、脛の外側部分が太いように見えます。まっすぐ立った時、太ももはつきますが、両膝から下はくっつきません。
膝下O脚になると、脚がむくみやすくなったり疲れやすくなります。また、肩コリや腰痛を引き起こしやすく、小太りや筋肉太り、寸胴体型の人に多く見られます。
股関節が開いてしまい、まっすぐ立った時に太ももの付け根の骨が骨盤よりも出っ張っている状態です。股が開いており、太ももの外側にある骨が出っ張ってその部分が太くなります。
股関節O脚の場合、腰痛や肩こりといった症状がみられやすく、腸に悪影響を与えます。また痩せすぎなどの健康不良も招きます。
膝下O脚と股関節O脚が同時におこったもので、まっすぐに立つと太ももから両膝、ふくらはぎまでくっつくことがありません。このタイプがO脚の人に一番多く、頭痛や肩コリ、めまいなどを引き起こします。
下半身のバランスが悪くなり、太くなりやすいので早めの対応を心がけましょう。
XO脚は、膝から上がO脚になっており、下半身全体をみるとXのように見えることからこのように呼ばれます。XO脚になると太もも、お尻の外側、膝の外側が異常に発達するので太く見えます。症状がすすむと、頭痛や肩コリ、自律神経失調状態になるので気をつけましょう。
[2]O脚になってしまう原因
座り方
O脚の原因の1つと言われるのが、座り方です。特に女性は、横座りやぺちゃんこ座りなどを意識せずに行っていることがよくあります。
- ぺちゃんこ座り
- 横座り
- 足を組む
ぺちゃんこ座りは、お尻を床に落とし両側の足を左右に開く座り方を言い、骨盤や膝が開きやすくなります。特に膝から下が広がりやすくなり、膝下O脚を招きます。
横座りも女性ならよくやる座り方で、左右均等に重心がかかるのではなく、片側に重心が傾いてしまう結果、骨盤の歪みにつながります。
多くの女性が行っているのが、足を組んで座ることです。オフィスでもカフェでも、足を組んで座っている女性を多く見かけます。足を組んでいるほうが楽、という女性の方もいますよね。しかし、これも片側にだけ重心がかかってしまい、骨盤のゆがみの原因となるのです。
立ち方
立っている姿勢でも気をつけたいのが、片側に重心がかからないようにすることです。カバンなど肩にかけることが多いと思いますが、いつも同じ肩で持っていませんか?
例えば、癖でカバンを右肩にかけてしまうと言う方は、常に右側に重心がかかっていることになります。そうすると、右足にも負担がかかり、骨盤のゆがみへとつながります。
歩き方
歩き方にも、正しい歩き方と間違った歩き方があり、間違った歩き方は足への影響も大きくなります。通常なら足の指に力を入れて歩くのが正しい歩き方ですが、間違った歩き方の例をご紹介します。
- ねじれ歩行
- つま先立ち歩行
- 胸をはって歩く
- 内股歩き
重心がかかとに偏り、足先が自然と外側に向くというねじれ歩行になると、脚の形が悪くなったり、O脚の原因ともなります。
つま先立ちで歩くことは、自然と足が八の字になり、内股になる傾向があります。八の字の形になると脚の外側へと重心が傾き、少しずつO脚になってしまいます。
ですので、つま先に力を入れて歩くこと、やヒールの高い靴を吐いてつま先立ちのような姿勢になることは控えた方がいいでしょう。
胸をはって歩くと、身体が後ろに反りかえり重心が後ろにかかってしまうために、背中や腰の筋肉の負担となるので注意しましょう。
女性に多いのが内股歩きですよね。自然と内股歩きになっているという方も多いでしょうが、内股の姿勢は脚の外側に負担がかかるため、外側にある骨や筋肉が強くなります。そうすると、脚のバランスが崩れO脚やX脚を招く結果となります。
[3]O脚が引き起こす身体の症状
そこまでひどくないO脚だと、そんなに気にならないかもしれませんよね?しかし、O脚には見た目の問題だけではなく、身体への症状としてもあらわれます。
下半身が太っている
O脚の場合、下半身が太くなりやすいと言われています。そもそもO脚とは、骨盤がずれることで起こる脚の形であり、骨盤がずれている状態だと身体の代謝も低くなるのです。
特に下半身は冷えやすく、代謝も低くなりやすい部分ですので、より代謝が活発に行われないとなると、溜まった脂肪がそのまま脚につくのです。
腰痛
O脚の状態になると、脚に余計な力が入り筋肉が緊張してしまいます。その結果、腰痛、膝痛、凝り、そして身体の不調といった症状がでてきます。
くびれがない
O脚になると骨盤がゆがんで広がるので、ウエストにも影響を与えます。引き締まったウエストは誰しも憧れるものですが、O脚の状態だと骨盤が広がっているのでウエストも大きくなり、くびれができにくくなります。
また、骨盤が歪んでいる状態だと代謝も悪く、お腹周りに肉がつきやすくなるのです。
外反母趾
O脚の女性の中には、外反母趾に悩む方も多いのではないでしょうか?外反母趾は脚の親指が小指に向かって“く”の字に変形する状態のことをいい、原因として考えられるのは先の細い靴、サイズが合っていない靴、そしてO脚です。
骨盤や膝の骨がずれている状態で歩くことで、足裏のバランスが保てず外反母趾を引き起こすのです。
[4]必見!O脚の治し方
ストレッチ
股関節を柔らかくすることで、ゆがんだ骨盤を元の位置に戻すよう作用します。股関節を柔軟にするストレッチを行いましょう。
- 開脚ストレッチ
- 足裏開脚ストレッチ
両足をできるだけ大きく広げて股を開いた状態で、前に上体を倒します。最初のうちは、思うように脚を広げることすら難しいかもしれませんが、何度も繰り返すうちに大きく広げることができるようになります。柔軟性は毎日続けて行うことが重要です。
身体が凝り固まって「ストレッチなんて無理!」という方は、まず足裏開脚ストレッチから始めましょう。足裏開脚ストレッチは、両足の裏を合わせて両膝を開いてストレッチを行うものです。
開脚ストレッチよりは楽にできますし、開脚ストレッチの前に行うことで開脚しやすくなります。
正しい歩き方をする
O脚を改善するためには、正しい歩き方の習慣をつけましょう。普段の歩き方から意識をすることで、自然と姿勢も良くなり、O脚の改善にもつながります。
- 正しい歩き方の方法
1.背筋を伸ばし、正しい姿勢で立ちます。
2.1歩踏み出し、踏み出した足はかかとから地面についてつま先で蹴るようにして歩きます。親指、人差し指、中指で蹴るイメージを持ち、歩幅は広くとってください。
日々の生活を改善する
O脚の原因となる座り方や立ち方を改善していきましょう。いくらストレッチなどをして改善を試みても、普段の習慣が変わらないことには矯正することができません。
ぺちゃんこ座りや横座りをやめる、脚を組むのをやめる、いつも同じ肩にカバンをかけるをやめるなど、すぐに改善できることばかりです。重心が偏っていないようにし、常に意識して習慣を変えていきましょう。
O脚改善グッズを使用する
- 骨盤矯正ベルト
- ボール
骨盤矯正ベルトとは、骨盤のずれを改善するためのもので骨盤に巻くだけという便利なグッズです。オンラインショップなどでは、500円から販売されているので、気軽に手に入れることができます。
骨盤のゆがみを解消するとともに、代謝をアップし内臓機能も正常に回復する作用もあるのでおすすめです。
ボールを使って筋肉をほぐすこともO脚改善には重要です。特にねじれ歩行が癖になってしまうと、脚の外側の筋肉が異常に発達します。その発達した筋肉をほぐすことで骨を元に戻りやすくし、歩き方の改善へのつながります。
やり方はとても簡単で、テニスボールや野球のボール、ゴルフボールなどなんでもかまいません。ボールの上に脚の外側にある筋肉が当たるように正座して、コロコロ転がしてください。
[5]O脚を改善して、美脚を手に入れよう
いかがでしたか?女性の大多数が悩んでいるO脚ですが、後天的な場合だと日々の習慣を改善するだけで症状も治まってきます。
もし、O脚の原因が分からなかったり、改善方法が適しているのか不安な場合には、骨盤矯正などの専門家の施術を受けてみてもいいですね。O脚を改善すると言っても、すぐに良くなるわけではありません。長期的に見て、じっくり改善していきましょう。
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