ボディケア

爪がでこぼこになる主な原因5つ!状態によって異なる身体の症状とケア方法

「あれ?なんか爪に縦線が入ってる!」「なんだか爪がボロボロになってきたかも?」と感じたことはありませんか?爪のトラブルは身体の不調かもしれません。でも、どんな時に爪にでこぼこが出るんでしょうか?その時の体調や時期によっても原因は異なります。健康で綺麗でいるためにも原因と予防策を知ってセルフケアで綺麗な手元を保ちましょう。

爪のでこぼこってなぜできるの?原因と予防策は?

2018年05月11日更新

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記事の目次

[1]爪にでこぼこができる原因5つ

爪のでこぼこってなぜできるの?原因と予防策は?
爪にでこぼこが現れるには5つの原因があると言われています。「加齢・乾燥・栄養不足・爪への負担・体調不良」です。爪に負担がかかってしまい変形してしまうこともありますが、ほとんどは体調などの身体の変化によるものです。

「爪がでこぼこしてるな…。」と感じたら、まず何が原因なのかを知ることで解決策が見えてきます。この5つの原因について解説いたします。

加齢

年齢を重ねるごとに肌のターンオーバーが遅れたり、新陳代謝が遅くなってしまいます。

爪も代謝によって新しいものに生まれ変わっていきますが、代謝が遅くなってしまうことで栄養素が爪まで行き届きにくくなります。そのため、でこぼことした形状になってしまうのです。

「昔は綺麗な爪だったのに、なんだか最近ちょっと爪がでこぼこしてるかも?」と感じる方は加齢による新陳代謝の遅れや乾燥によるものかもしれません。特に40代頃を境に爪のでこぼこを感じるようなら、加齢によって引き起こっている可能性が高いでしょう。

乾燥

家事などで手荒れなどのトラブルが起っている場合、手の皮膚だけではなく爪も乾燥していることが多く乾燥によって爪がでこぼこしてしまうことがあります。

特に冬場などは乾燥を引き起こしやすく、水分量や油分が十分でないと発生しやすくなります。乾燥には様々な原因があり、その中には加齢・栄養不足・体調不良などもあるため、何によって乾燥しているかで予防策は異なってきます。

「保湿をしっかりしているのに乾燥している」という場合などは、乾燥の原因を探り、予防することがより効果的です。

栄養不足

栄養不足は乾燥やターンオーバーの乱れなどの体の不調や肌トラブルを引き起こします。身体を作るうえで必要な栄養素が十分に取れていない、栄養素が行きわたっていないということで爪がでこぼこしてしまう原因につながります。

爪に栄養素が十分に行き届いていないと、爪がでこぼこしてしまう他に「爪につやがない」「二枚爪になる」「爪がもろくなる」などのトラブルを引き起こします。栄養のある食事を取ったりサプリメントで栄養素を補うことも必要ですが、「ネイルを毎回かかさずしている」なども爪への栄養素を行き届きにくくする原因のひとつです。

ネイルをしていて、爪がでこぼこしてしまう状態になるのであれば常にネイルをしている状態ではなく、たまには休息を与えて様子を見ることも大切です。

爪への負荷

爪も実は肌の一部です。そのため、ジェルネイルなどを継続的にしていると皮膚呼吸が正常に行われずとても大きな負荷がかかり、横線が入ってでこぼこしてしまう現象が起こりやすくなります。

また強い力が継続的かかると爪に癖がついてしまい線が入ってしまって、でこぼこしてしまうことがあります。また爪を噛む癖があったり、爪を切るときに強い力を加えてしまったりすることでも発生します。

一時的に強い力が加わって爪がでこぼこしてしまうこともあるので、重いものを運んだあとなどに爪がでこぼことしていたら、爪に大きな負荷がかかったことが原因でしょう。

体調不良

「爪は身体のバロメーター」とも言われるように、身体の不調のSOSサインとして爪に出ることがあります。爪のでこぼこが現れる指によっても体の症状は異なりますが、身体のバランスが崩れてしまって不調が表れていることには変わりません。

体調不良は栄養不足などが原因でも引き起こされるため、身体にとって大切な栄養素を十分に摂取して規則正しい生活を行うことも改善の一つにつながります。

[2]指別にちがう?爪のでこぼこは身体のサイン


実は爪のでこぼこの現れ方や現れる指によって身体の不調である原因が異なってきます。
「あれ?なんでこの指だけ爪がでこぼこしているんだろう?」と感じたら、身体のSOSサインかもしれません。指別で異なる原因とはどのようなものなのでしょうか?

親指

親指の爪がでこぼことした線が発生したら「ストレス・過労」などを疑うとよいでしょう。
成人では一日に0.1ミリ程度伸びると言われています。仕事などで過度なストレスを受けたりすると、一時的に親指の爪に横線が出たりします。

それはストレスや過労などで発生するものなので、少し身体を休めることを意識したり、ストレスを発散してリフレッシュする時間を設けるなどして、体調を整えることで改善されます。

人差し指

人差し指の爪にでこぼことした線が発生したら「肌トラブル」などを疑うとよいでしょう。肌トラブルには、栄養不足なども絡んでくるため生活習慣を見直すことで改善される場合もあります。

栄養不足では爪を作るための栄養素もかけてしまうため、丈夫で健康な爪を作ることができません。人差し指の爪に線が入りでこぼことしていたら、肌トラブルや栄養の偏りを疑い生活習慣の改善を試みると効果的でしょう。

中指

中指の爪にでこぼこした線が発生したら「尿酸などの排泄不良」などです。尿酸は身体の中から上手に排泄されないと痛風などの原因になります。

主に尿などで体外へ排出されますが、体外にうまく排出されないことで爪などにでこぼことした線が現れることがあります。これも身体からのSOSサインであるため、生活習慣を見直す必要があるでしょう。

薬指

薬指にでこぼことした線が発生したら「気管支系不調・目の不調」などです。体調不良などで、爪にでこぼことした線が入ることがあります。もし中指にでこぼことした線がはいるのであれば「気管支系の不調」「目の不調」などです。

爪に異変が現れるより先に、身体に不調がある場合もありますがその後爪がでこぼことしたような線が現れることもあります。

小指

小指にでこぼことした線が発生したら「神経痛などの身体の不調」です。神経痛とは、末梢神経が刺激されて発生する痛みです。もともと神経痛などを引き起こしやすい人は、小指の爪がでこぼことしてしまい線が入ることがあります。

原因は指によってバラバラですが、すべて身体の不調が共通しています。痛みなどを感じることのない不調でも、身体からのSOSサインにより爪にでこぼことした線が表れていることが多いため、生活習慣を見直す必要があります。

[3]横線と縦線でケアの方法が異なるの?

爪の縦線・横線は原因が異なるためケアの方法も異なります。爪がでこぼこしてしまう原因は、体内からのケアと体外からのケアの両方があるため、原因によってケアの方法を変えることで効率よく効果を期待することができるのです。

爪に横線が入ってしまったら


爪の横線は主に「爪の根元付近に負荷がかかりダメージが加わったか」「生活習慣が乱れて栄養が偏っている」などです。その他にも「度重なる甘皮処理によるダメージ」などもあります。

ネイルのケアをするにあたって欠かすことのできない甘皮処理は正しくお手入れをしないと、爪にダメージを与えてでこぼことした不格好な爪を生んでしまう原因にもなります。

  • バランスの良い栄養素を取る
  • 食生活を見直してバランスの良い食事を摂ることで、身体のバランスを整えることにつながります。特に爪を作るために必要な栄養素を摂るように心がけることで、爪のでこぼこや薄くてすぐ割れてしまう爪や、二枚爪などの爪も解消することができます。

    爪を作るために必要な栄養素は大きく分けて6つあります。

    ー タンパク質
    タンパク質は爪の主成分でもあり、爪を作るためにとても大切な栄養素の一つです。

    ー ビタミンB群
    ビタミンには、肌や爪や髪を作るうえで大事な役割を果たします。丈夫で健康的な爪を作るには必要にな栄養素なのです。

    ー ビタミンE
    爪のつやを良くする働きをもつビタミンEは、綺麗な爪を作るのには必要な栄養素です。

    ー ビタミンD
    摂取したカルシウムの吸収を助けるビタミンDは、丈夫できれいな爪を作るためには大事な働きをします。よりカルシウムの吸収をサポートするためにも、しっかりとビタミンDを摂取しましょう。

    ー 亜鉛
    亜鉛が欠けてしまうと爪がもろくなってしまい、白い斑点が現れてしまうなどの異変が起きます。綺麗な爪を保つためにも、亜鉛を積極的に摂取しましょう。

    ー 鉄分
    鉄分が不足してしまうことで、貧血などの身体の不調が起こるほかにも爪が反り返ってしまうなどの爪の異形にもつながります。鉄分は綺麗な爪を保つためにも必要な栄養素なので、しっかりと摂取しましょう。

    これらの栄養素をバランスよく取ることで、丈夫で健康的な爪を作ることができます。
    「最近生活習慣が乱れ気味で、身体の不調を感じる」と思っている方は爪に異変を感じる傾向にあります。それらを防ぎ綺麗な爪を保つためにも、バランスの取れた食生活はとても大切なのです。

    食生活には気を付けてバランスの取れた食事を意識しましょう。しかし、忙しくてどうしても食事の中でバランスよく摂取できない場合は、サプリメントなどの健康食品を使い効率よく栄養素を補うことをおすすめします。

  • 甘皮の処理などの過剰な手入れをしない
  • 爪を綺麗に保つためにもお手入れは欠かせません。その一方で過剰な甘皮の処理は、爪に負荷をかけてしまいます。爪の生え際に負荷をかけ続けることで、爪がでこぼことする原因につながります。

    甘皮の処理も週に2回程度を目安に行い、ニッパーなどでも傷つけないように注意を払って行いましょう。また、爪自体を傷つけてしまっても爪がでこぼことしてしまいます。爪は、私たちが思っているよりもデリケートです。甘皮の処理をするペースも頻度を考えて行うことが大切です。

爪に横線が入ってしまったら

爪の縦線は、生えてくる段階でできてしまうものではなく外部からの刺激により発生することが多いのです。縦線には主に「乾燥」「加齢」が原因の場合が多く、手の保護をメインに行うケアを取り入れることで、改善される場合が多いのです。

爪に横線が入りでこぼことしてしまうことは、10代や20代のうちにはあまり見られない症状です。しかし、年齢を重ねるとともに新陳代謝が遅くなりターンオーバーが乱れて栄養素が行き届きにくくなってしまいます。

そのため爪が乾燥しやすくなってしまい、でこぼことした横線が現れるのです。皮膚にシワができたりするのと同じように、40代を境に爪にも乾燥が目立つようになるのです。

  • ハンドマッサージ
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    ハンドマッサージを行うことで手全体のケアを行うことができます。なかでも保湿成分を多く含む、オイルやクリームを使いマッサージすることで爪周りの皮膚にうるおいを与えることができます。

    特に乾燥が気になる場合は、ネイルオイルとハンドクリームを使って乾燥対策などを行うことで、手の血行を良くして爪のでこぼこ対策を図ることができます。ハンドクリームによるべたつきが気になる場合は、ジェルタイプなど自分に合うものを選ぶことが大切です。

    一時的な集中ケアでも効果を得ることができますが、継続的にハンドマッサージを続けることでより効果を得ることができるため、週に3回などと自分でケアの時間を決めたり、ハンドクリームを塗るときにハンドマッサージを意識するとより効果的です。

  • 手の保護を行う
  • 日常的に行う家事などで手に負荷がかかり乾燥してしまい、その結果爪にも乾燥が表れてでこぼことした縦線が入ることがあります。

    日常的に行う家事の中でも水仕事は、思っているよりも手の皮膚に負担がかかるためキッチングローブなどをして水仕事を行うなど、意識すると手に負担をかけにくくなります。

    また外出先で手を洗った後などは必ず、タオルで拭いてしっかり乾燥させるなど意識するとより効果的です。自然乾燥させてしまうと、手の水分も一緒に蒸発してしまい爪も乾燥しやすくなります。

    なるべく手を洗った後はこまめに手を拭きましょう。そのあとにハンドクリームを塗ったりするとより効果的です。

[4]自宅で出来る簡単な爪のケアは?

ネイルのケアというとネイルサロンなどの専門店でのケアをイメージする方も多いと思いますが、自宅でも簡単にネイルケアを行うことができます。

自宅で行う少しのケアでも、かなり効果を得ることができるためしっかりとケアすることで爪のでこぼこを予防することができるのです。

ネイルケアを行う

自宅でセルフのネイルケアをすることで、綺麗な爪を保つことにつながります。自宅でネイルケアをする時の注意点は、爪に負荷を与えるような過剰なケアを避けること。その他にも頻度は週1~2度ほどのペースで行うなどあくまでも整えるということを意識するといいでしょう。

  • やすりなどで爪の表面を整える
  • 爪のでこぼことした線は、爪の表面に出ていることが多いため爪の表面をやすりで整えることで綺麗に見せることができます。市販されているスポンジ状のやすりを使って表面を削り、表面を磨くことで目立ちにくくなります。

    どうしても爪のでこぼことした感じが気になる場合は、表面だけでも磨いて整えることをおすすめします。

  • ネイルオイルで保湿
  • やすりなどで爪の表面を整える場合でも、整えない場合でもネイルオイルを使いケアをすることをおすすめします。ネイルオイルは、甘皮を保湿する成分が含まれておりネイルケアに特化したオイルです。

    植物性のオイルや、ビタミンなどが入っているものが多く爪に馴染みやすいため、乾燥から爪を守ってくれる役割を果たします。自宅でネイルケアを行った後は、必ずネイルオイルを使うといいでしょう。

    また、ネイルオイルを使うときは必ず清潔な手に使うことを意識しましょう。ネイルオイルを塗った後は爪周りの皮膚をくるくるとマッサージをするとより効果的です。

[5]気を付けてても改善されなければ医療機関に

食生活や乾燥などに気を付けても、爪のでこぼこが改善されない場合は爪の病気や皮膚の病気が隠れている場合があります。

身体の不調の回復とともに爪のでこぼことした線は改善されることが多いのですが、身体の不調が改善されても爪のでこぼことした線だけが治らない場合もあります。その場合は皮膚科などの医療機関にかかる事をおすすめします。

[6]爪のきれいを維持して健康管理を!

爪のでこぼこってなぜできるの?原因と予防策は?
爪のでこぼことした線が出てしまうのは、様々な理由があります。爪の健康状態と身体の健康状態はとても関りが強いため、身体の不調などでも発生します。爪は少しづつ時間をかけて伸びていくため、その途中で強く爪に負担がかかってもでこぼことした線は爪に出てしまいます。

爪を綺麗に保つためにも、健康状態に気を付けることが重要です。綺麗な手元は、美しい女性の魅力でもありますね。手のケアとともに爪のケアもしっかりして、綺麗な手元を維持しましょう。


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