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脂肪燃焼スープの効果とは?栄養成分や正しい食べ方をご紹介

脂肪燃焼スープといえば、「食べて痩せる」というキーワードで有名な体質改善にも効果が期待できるダイエット方法です。数多くの芸能人もチャレンジしており、中でもスザンヌさんのダイエット体験が人気ですよね。長期間のダイエットは長続きしない…という方にもぜひおすすめです。今回は脂肪燃焼スープの効果と栄養成分、正しい食べ方をご紹介していきます。

脂肪燃焼スープの効果とは?栄養成分や正しい食べ方をご紹介

2018年03月16日更新

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記事の目次

[1] 脂肪燃焼スープについて

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脂肪燃焼スープってなに?

元々、心臓外科手術を受ける患者さん向けに取り入れられた食事療法で、病院食として考案されました。医療における知識がベースなので、安全かつ健康的、それでいて経済的なダイエット方法だと言われています。

また、毒素の排出に強力な威力を発揮するため、別名「デトックススープ」とも呼ばれています。食物繊維、ビタミン、ミネラルなど、現代の私たちに不足しがちな栄養素を摂ることができるので嬉しいですよね。

数種類の野菜と調味料を煮込んで、ごはん代わりに食べるだけなので気軽にトライしやすいのも特徴です。

脂肪燃焼スープの効果

それでは、手軽に作れる脂肪燃焼スープの効果について見ていきましょう。

  • デトックス効果
  • デトックスとは「解毒」を意味しており、身体の中で不要になった老廃物などの毒素を汗や尿、便によって排出する作用をもちます。偏った食事や乱れた生活習慣を続けていると老廃物が蓄積し、その結果、基礎代謝の低下を引き起こします。

    基礎代謝の低下は体重増加にもつながるため、デトックスはダイエットにおける重要なポイントだと言えるのです。

  • 便秘改善
  • 脂肪燃焼スープに使われる野菜には、豊富な食物繊維が含まれています。体内へ取り込まれた食物繊維は腸の健康維持に優しく作用し、お通じを整えてくれます。

    特に、ぽっこりお腹に効果的で、下腹部がすっきりと変化するのを感じられると思います。この脂肪燃焼スープを飲み始めると、一番にお通じの変化を感じる方が多いようですね。

  • 新陳代謝アップ
  • 古い細胞と新しい細胞が入れ替わることを、新陳代謝といいます。新陳代謝が活発化するとダイエットの成功率が上がり、美肌や老化防止に役立つと言われています。

    新しい細胞を作るには古い細胞をデトックスする必要があるので、デトックス効果が高い脂肪燃焼スープが活躍するのです。

  • 動脈硬化や血栓の予防
  • 脂肪燃焼スープの材料の一つ、玉ねぎには血液の凝固を抑えてくれる成分が含まれています。その玉ねぎをふんだんに使うので、血液がサラサラになり、動脈硬化や血栓予防に繋がります。

[2] 脂肪燃焼スープの作り方

作り方はとてもシンプルですが、野菜本来の旨味や甘みがギュッと濃縮された美味しいスープが出来上がります。もし、毎日作り続けるのが大変な方は、7日間のスープを一度にまとめて作りましょう。作る際は、大きめの鍋でないと溢れてしまいますので、注意してください。

脂肪燃焼スープの効果とは?栄養成分や正しい食べ方をご紹介

基本の作り方

【材料】

  • キャベツ 1/2個
  • 玉ねぎ 3個
  • ピーマン 1個
  • セロリ 1/2~1本
  • ホールトマト 1缶(トマト3個でも可能)
  • 人参 お好みで
  • コンソメ(固形)1~個(もしくは鰹節と昆布の和風だしでも可能)
  • 塩・こしょう
  • 水 2~3リットル
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    【作り方】(調理時間:約20分)

    1. 野菜を食べやすい大きさに切る(噛む回数を増やし満足感を得たい場合は一口大、苦手な野菜がある場合は細かく切るなど、切り方を工夫する)
    2. 大きめの鍋に野菜・ホールトマト・コンソメ・水を入れる
    3. 野菜が柔らかくなるまで煮込む(10分程度)
    4. 塩・こしょうで味を整える

    保存方法ですが、余熱が冷めたらタッパーに1食分ごとに分け、冷蔵または冷凍保存をしましょう。10時間以上常温保存をしてしまうと、雑菌繁殖の恐れがでてくるので注意してください。

    アレンジ方法

    同じ味で飽きてしまうという場合は、調味料で味を変えてみましょう。

    • カレーパウダー
    • とても簡単なのですが、カレーパウダーをかけるだけのアレンジ方法です。驚くほど味が変わるだけでなく、カレーパウダーに含まれる「クルクミン」や「スパイス」の作用で、脂肪燃焼効果を高めることができます。

      注意していただきたいのが、市販のカレールーを使ってはいけません。記事の後の方に説明いたしますが、カレールーの中には小麦粉が入っているので脂肪燃焼スープのルールに適さなくなってしまうからです。

    • キムチ
    • こちらもスープにキムチを加えるだけのアレンジ方法です。唐辛子に含まれる「カプサイシン」の効果で、脂肪燃焼力を高めると同時に、発汗作用もプラスされるので新陳代謝の向上に繋がります。

    • 豆乳
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      調整豆乳を入れてみましょう。あとは塩と黒コショウで調整してみたり、コンソメや顆粒だしをいれてみても良いでしょう。

      豆乳にはたんぱく質が含まれていて、筋肉や内臓の働きを高めてくれます。その結果、基礎代謝が上がり脂肪燃焼に役立ってくれるのです。さらに、「イソフラボン」や「ビタミンE」が含まれているため、美容効果も期待できます。

    (7日間(1週間)短期パターンを行う方は、4日目以降に食べましょう)

    [3] 各野菜に含まれる栄養成分

    脂肪燃焼スープには、栄養価が高い6つの野菜を使用します。全て季節を問わず手に入る食材で、お値段も良心的です。もし、苦手な食材があればフードプロセッサー等で細かく刻んだり、食感が気になるようであれば、具材がしっかり溶けるまで煮込んでみましょう。

    それでは、それぞれの栄養成分をご紹介します。

    脂肪燃焼スープの効果とは?栄養成分や正しい食べ方をご紹介

    キャベツ

    「ビタミンU」、別名キャベジンという胃を健康に保つ成分が含まれています。胃の粘膜保護に効果を発揮し、胃酸の出過ぎを抑え、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防・改善に効果があるとされています。また、「ビタミンC」や「食物繊維」も含まれており、疲労回復や便秘解消に効果的です。「ビタミンC」は熱に弱く水に流れ出しやすいと言われているのですが、スープにして汁まで一緒に食べれば、効率よく摂取することが可能です。

    キャベツを加熱調理すると、活性酸素を除去する力が生に比べて5倍になると言われています。

    玉ねぎ

    玉ねぎを切った時に目にツンとくる特有の匂いは、「硫化アリル」という成分です。「硫化アリル」は加熱調理すると甘味成分へと変化し、強い抗酸化力があるので血液の流れをよくする働きを持ちます。動脈硬化や血栓の予防に効くと有名ですよね。

    さらに、「ビタミンB1」の吸収を助けて代謝を活発にし、「食物繊維」や腸の善玉菌の餌になる「オリゴ糖」も含まれているので、便秘解消に役立ちます。香り成分には神経をリラックスさせる効果もあります。

    ピーマン

    「ビタミンC」含有量がとても多く、レモンの2倍と言われています。また、ピーマンに含まれる「ビタミンC」は、加熱調理をしても壊れないのが特徴です。その他にも「鉄」や「カルシウム」など女性に嬉しい栄養素が含まれています。カロリーが低いので、ダイエット向きの食材と言えます。

    トマト

    血糖値や動脈硬化を防ぐ働きがある「リコピン」は有名ですよね。実は抗酸化作用もあり、日焼けのダメージ軽減やしみ予防など美肌効果も期待できます。健康にも美容にも優れた万能食材です。「リコピン」をより多く含む完熟トマトを使うと効果がアップします。

    セロリ

    独特な香りが特徴のセロリ、苦手な方も多いと思いますが…実は栄養満点で美容にも優れた効果を発揮します。シミそばかす予防に効く「ビタミンC」、血流改善による冷え肩こり頭痛の改善が期待できる「ビタミンE」、さらに疲労回復に効果的な「ビタミンB1」など、一つの食材で充分な働きを見せてくれます。

    茎はもちろん、葉にもたくさん栄養が含まれているので、細かく刻んで全ての部分を使いましょう。もし、セロリの香りが苦手な場合は、薄くスライスした後、別の鍋で茹でてから他の野菜と合わせましょう。セロリ独特の香りが和らぎ、食べやすくなります。

    人参

    身体を老化させる活性酸素を除去してくれる「βカロテン」が含まれています。その含有量は、野菜の中ではトップクラスです。加熱処理をおこなった方が身体に吸収されやすく、スープとして摂取するのが効果的です。

    皮に豊富な栄養があるので、皮は薄くむくか、捨てずにそのままよく洗って利用してください。また、塩分を身体の外に出してくれるカリウムが含まれており、むくみ解消に役立ちます。さらに、水溶性と不溶性の2種類の食物繊維が含まれていて、便秘改善に高い効果を発揮します。

    [4] 効果的な食べ方2パターン

    脂肪燃焼スープの効果を実感できる食べ方として、有名な方法は2つあります。目的やご自身の性格に合わせて選ぶと、うまく成功できそうですね。

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    7日間(1週間) 短期パターン

    7日間、決められたメニュー通りに毎食スープを食べます。ストイックだと感じる方も多いと思いますが、その代わりに1週間で効果を実感できるので即効性があります。

    初めの3日間はほぼ野菜とフルーツのみで辛いですが、徐々にバナナやお肉を食べられる日がやってくるので、めげずに頑張りましょう。注意点として、間食やメニュー以外のものを食べてしまうと効果は期待できなくなりますので、気を付けてください。

    また、じゃがいもやさつま芋などの芋類、とうもろこし、かぼちゃは野菜の中では糖質が高いため、炭水化物として考えられます。これらの野菜は選ばず、レタスやブロッコリーなどの葉野菜・緑黄色野菜を摂ると良いですね。

    では、具体的なメニューをご紹介します。

    • 1日目 スープ・フルーツの日
    • フルーツはバナナ以外のものを選んでください。

    • 2日目 スープ・野菜の日
    • 野菜の調理方法は問いません。生でも煮ても大丈夫です。ただし、サラダ油やバターで炒めたもの、豆とスイートコーンは控えましょう。生で食べる場合は、ドレッシングの成分に注意してください。この日はフルーツを食べてはいけません。

    • 3日目 スープ・フルーツ・野菜の日
    • フルーツはバナナ以外のもの、野菜は2日目と同じルール内でお好きなものを食べて大丈夫です。じゃがいもは控えてください。

    • 4日目 スープ・バナナ・ミルクの日
    • バナナ3本と無脂肪ミルク(スキムミルク)500mlを食べてください。4日目になると炭水化物やカルシウムが必要となり、バナナとミルクはカロリーと炭水化物が多く含まれる食品です。甘いものへの欲求を抑える効果も期待できます。

    • 5日目 スープ・肉・トマトの日
    • お肉は350~700g程度で、脂肪分が少ないものを選びましょう。お肉が苦手な方は煮魚で代用することも可能です。トマトは最大6個まで食べられます。また、体内から尿酸を排泄させるため、水を6~8杯飲んでください。

    • 6日目 スープと肉・野菜の日
    • お肉はステーキ2~3枚程度食べられます。じゃがいもは控えてください。

    • 7日目 スープ・玄米・野菜・フルーツジュースの日

    最終日で普段の食事に戻していきます。これまで消化に優しい食事が中心だったため、玄米はしっかり噛んで食べましょう。フルーツジュースは甘味料の入っていないものを選んでください。玄米が苦手な方は、リゾットにすると食べやすいです。

    以上が7日間のメニューになります。もし2週間行いたい場合は、一度、数日~数週ほど間をあけましょう。スープに使われる野菜には多くの栄養が含まれていますが、それだけではバランスが崩れてしまいます。体調を整え、改めてチャレンジしてみてください。

    1食だけ置き換え 長期パターン

    スザンヌさんのダイエット体験で有名な、置き換えパターンです。3食のうち1食、1ヶ月間、脂肪燃焼スープを飲み続けます。朝・昼・夜のいずれかの1食を置き換えるのですが、体験者の中には夜に置き換える方が多いようです。

    こちらは効果が表れるまでは時間がかかりますが、無理せずストレスフリーな方法と言えます。では、時間帯別に食べ方を見ていきましょう。

    • 朝の1食を置き換えた食べ方
    • 朝は時間に余裕がなく、コーヒーやサラダのみという方も多いと思います。それをこの脂肪燃焼スープに置き換えるだけなので、シンプルで続けやすい方法です。

    • 昼の1食を置き換えた食べ方
    • 昼は、お仕事をされていたり学校に行かれている方には難しいかもしれません。その場合、スープジャーを持っていき、職場で温める、といった方法があります。

      朝・昼共通して言えることですが、日中身体を動かすことが多いため、代謝が上がりやすいというポイントがあります。この時に脂肪燃焼スープのみにした場合、余分な老廃物を排出しやすい状態になり、自然と糖質が少なくなります。

      よって、眠気に襲われることも少なくなり、頭も身体もスッキリできる、といった嬉しいメリットがあります。

    • 夜の1食を置き換えた食べ方
    • 夜は食べたら寝るだけなので、極力内臓に負担がかからないものを摂取した方が良いですよね。身体の中から温まる脂肪燃焼スープはまさにぴったりであり、安眠サポートにも繋がります。また、夕食がどうしても遅くなってしまい、作る時間がないといった方にもおすすめです。休日に一気にスープを作り、冷凍保存をしておけば、手軽に栄養満点なスープを食べることができます。

      遅い時間にカロリーが高い食事を摂ると、体内に脂肪が蓄積してしまいます。ここで、低カロリーでお腹が満腹になる脂肪燃焼スープが活躍するのです。

    [5] 脂肪燃焼スープを食べる時の注意点

    毎日正しい食べ方で食べていると、確実に体重の変化を感じられる脂肪燃焼スープですが、いくつかの守るべきルールがあります。これらのルールにしっかりと沿って、実践してみてください。

    脂肪燃焼スープの効果とは?栄養成分や正しい食べ方をご紹介

    飲み物は水、お茶、ブラックコーヒーのみ

    ダイエット開始24時間前からアルコールは飲めません。体内の脂肪燃焼の妨げになります。また、清涼飲料水や炭酸飲料、ダイエットコーラ等のカロリーオフ飲料もNGです。

    砂糖含め甘味料NG

    砂糖を含め、人工甘味料を含むあらゆる甘味料をとってはいけません。

    揚げ物・小麦粉製品NG

    7日間(1週間) 短期パターンに挑戦する場合、揚げ物やパンなどの小麦粉を使った食品は食べてはいけません。日頃からパンやご飯などの炭水化物を多く食べている方は、肥満になりやすい傾向があります。

    辛いかと思いますが、最終日の7日目に玄米を食べることができるので、それを励みに頑張って我慢しましょう。

    [6] 脂肪燃焼スープで痩せない理由は?

    脂肪燃焼スープを飲み続けると、個人差はありますが1週間で1.5~3キロのダイエット効果が期待できます。ではなぜ、効果が表れないのでしょうか?

    間違った食材を使っている

    脂肪燃焼スープにはルールが決まっており、使用する食材も限定されています。独断で高カロリーの材料を入れてしまったり、間食してしまったりなど、限定された食材以外のものを摂取してしまうと、効果を得られなくなってしまいます。

    必要以上に食べ過ぎている

    脂肪燃焼スープは1食約100カロリー未満ですが、それを何杯も食べてしまうと摂取カロリーを超えてしまいます。いくら低カロリーとはいえ、必要以上に食べ過ぎると体重増加に繋がります。

    そろそろ満腹だなと感じたところで、食事を終わらせましょう。ゆっくり噛んで腹八分目が理想です。

    [7] 脂肪燃焼スープで身体の中から美しくなろう

    脂肪燃焼スープの効果とは?栄養成分や正しい食べ方をご紹介

    脂肪燃焼スープは、ダイエット効果はもちろん、体質改善にも役立ちます。また、産後の体型戻しにも効果を発揮すると言われています。期間決めて行うことができ、なおかつお財布に優しい脂肪燃焼スープダイエット、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


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