レチノール効果でエイジングケア!正しい使い方と注意点について
鏡を見た時に「あれ?なんか小ジワが増えたかも…」「最近顔が疲れてる」と感じたことはありませんか?アンチエイジング効果が期待できる“レチノール”は、しわやほうれい線対策にとても有効的です。しかし、レチノールは刺激性も高いため、使用方法を熟知することがとても大切です。レチノールのもたらす美容効果とはどのようなものなのでしょうか?レチノールを選ぶときに気を付けたいポイントとともにご紹介します。
2018年04月30日更新
記事の目次
[1]レチノールとは?
レチノールとはアンチエイジング効果を期待することができる、ビタミンの一種であり美容効果が高いことが分かっています。
私たちは、加齢と共に肌のトラブルは増えていきます。それは身体の中の細胞が衰えていくことで発生してしまいますが、レチノールを取り入れることで皮膚のバリア機能をあげたり免疫力を強化します。
ビタミンAの一種
レチノールとはビタミンAの一種のことです。ビタミンAは主に多くの緑黄色野菜に含まれている栄養成分です。緑黄色野菜にはカロチンという成分が含まれていますが、それを摂取することで、ビタミンAに変換されて体内に取り込まれます。
レチノールは私たちの身体の中にもともと存在する成分であり、血液中の中に含まれるほとんどのビタミンAはレチノールなのです。
レチノールは私たちの身体の中で、皮膚の粘膜を強化したり、視力を維持する効果やターンオーバーを促したりと様々な面で効果をもたらす重要な働きを持つ栄養素です。
レチノールの種類って?
レチノールとには主に2つの種類があります。種類によって肌にもたらす効果が異なります。成分の働きを知ることで、より効率的に摂取することができますし、レチノールの含まれた化粧品などを選ぶ際にも役立ちますね。
- パルミチン酸レチノール
- トレチノイン
レチノールは主に熱に弱いという性質を持っています。その他にも酸素や光から大きく影響も受けやすく、非常に不安定で弱いビタミンの一種です。化粧品に配合させる際にレチノールの成分を壊すことなく配合することが難しいビタミンなのです。
レチノール自体をそのまま肌につけることは肌には刺激が強すぎます。しかし、パルミチン酸レチノールに改良・変換させることで、レチノールの成分を安定させて化粧品などにも配合しやすくなりました。
パルミチン酸レチノールを改良し、扱いやすくすることで肌への刺激も減るのです。化粧品などの表記でパルミチン酸レチノールが導入されているものは、レチノールの効果を得られるものです。
トレチノインとはビタミンA誘導体というものです。ビタミンC誘導体とはビタミンCを効率よく肌に浸透させるためのものですが、これと同様ビタミンAを安定させて浸透させるために、トレチノインに改良されたものでレチノールの効果を得られます。
トレチノインはビタミンAの100倍の作用を持つと言われており、ターンオーバーを促し肌の細胞を活性化させる働きが非常に強いものです。シミ・しわを改善させるために医薬品として用いられることが多いため、日本では医師の処方のもとでしか使用することができません。
このトレチノインは美容効果が非常に高いため、美容クリニックなどで使用されることも多いレチノールなのです。
一般的に私たちが手にしやすいレチノールは化粧品などにも配合されているパルミチン酸レチノールが多いため、ビタミンAの一種であるレチノールの効果を得たい方は、パルミチン酸レチノールが含まれている化粧品などを使用することをおすすめします。
[2]エイジングケアに効果的?
レチノールはアンチエイジング効果が高いことがわかっています。だんだんとハリを失いシワやシミが目立ってくることはエイジングサインの一つです。ですが、レチノールを取り入れることでシワの改善効果を高く実感することができます。
レチノールを取り入れることで、線維芽細胞に働きかけて肌の老化現象であるさまざまな美肌効果を得やすく、、肌の若返りを期待することができるのです。
シミ・しわの対策
美肌成分であるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成が衰えていくことで、それぞれの機能が低下し細胞の中の美肌成分が徐々に低下していきます。すると老化現象が目立ちやすくなります。
レチノールは美肌成分であるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸作り出す線維芽細胞に働きかけて、それらの成分を生成を促す働きがあります。その結果お肌にハリや弾力をよみがえらせてシワを目立たなくさせるのです。
ターンオーバー促進
正常な肌は約30日周期で古い角質から新しい角質に生まれ変わるというサイクルを持っています。 このターンオーバーといわれるサイクルが乱れると肌のトラブルにつながります。ターンオーバーは、加齢や不規則な生活などが原因となり乱れてしまいます。
ターンオーバーが乱れることで古い角質が肌に溜まってしまい、シワ・シミ・くすみ・ニキビなどの肌トラブルを招きます。また、ターンオーバーの乱れが続くことで黒ずみ・たるみといったさらなるトラブルを招いてしまうのです。
しかし、レチノールに含まれるピーリング効果で古い角質をはがして新しい角質が生まれるのを助ける作用で、肌のターンオーバーを促す作用が期待できるのです。
美肌効果を望める
肌のターンオーバーが乱れてしまうと、くすみ・黒ずみ・毛穴のつまりなどを引き起こします。そこでレチノールによってターンオーバーを促進させることで、古い角質を取り除き美肌効果を期待することができます。
肌に古い角質が溜まってしまうことは肌のバランスを壊してしまいます。生活習慣だけでは時間がかかってしまう美肌つくりですが、レチノールを取り入れることでより効率よく美肌に近づくことができるのです。
また、レチノールには美肌効果が高くピーリング効果もあるため、ニキビ改善だけでなくニキビ跡を改善する効果も持ちます。過剰な皮脂の分泌を抑える働きを持つため、正しく使うことで美肌効果を得ることができるのです。
乾燥対策
レチノールを取り入れることで肌のバランスを整え、健康的な美肌を作ることができますが、レチノールは肌への刺激が強いため間違った使い方をしてしまうと肌が乾燥してしまいます。そのため、しっかり保湿をしてレチノールを使用ことで肌のバリア機能を高めます。
肌のバリア機能が高まることで、肌にうるおいをもたらして乾燥しにくい肌になります。レチノールの効果をより高めるためにも、保湿をしっかりして使用することをおすすめします。
ですが、ターンオーバーが正常化した肌は、肌の細胞も新しいものになっているため乾燥肌を改善してくれるのです。
[3]レチノールには副作用があるの?
レチノールは肌への刺激が強いため、初めて使用する方や肌が敏感な方は使用時に注意が必要です。レチノールにはピーリング効果があるため、肌に塗ると赤くなってひりひりしたり一時的にカサカサとした状態になります。
この状態を「レチノール反応」をいい、ビタミンAが不足している肌に、一定量のビタミンAが満たされることで起こる反応のことです。また、古い角質を除去したデリケートな状態のため乾燥しやすく紫外線などにも注意が必要です。
使い始めは「レチノール反応」が起こりやすいのですが、一般的に2週間ほどで落ち着き、弾力のあるきれいな肌に生まれ変わります。アトピーやアレルギーを持つ方には「レチノール反応」が強く出る場合もあるため、使用の際は慎重になる必要があります。
気になる方は、必ずパッチテストなどを行い自分の肌に使用しても大丈夫なのかしっかり確かめておくと安心です。
[4]レチノールを選ぶ3つのポイント
いざレチノール商品を使ってみようと思っても、商品数も沢山あり迷ってしまうかもしれません。レチノールの成分を効率よく肌に取り入れるためには、3つのポイントを抑えて選ぶことをおすすめします。
成分を表記をチェック
レチノールの粧品とてもバリエーション豊かで多様にあります。配合されているレチノールの種類も様々で、中でも一般的には肌への刺激も少なく安全性も高いパルミチン酸レチノールが主流です。
パルミチン酸レチノールの配合量は、法律で最大0.03%以下と決まっているので、レチノール配合の商品を選ぶときは上限に近い配合のものを選ぶことで、より多くの効果を得ることができます。
添加物・その他配合成分
肌は私たちが思う以上にデリケートです、少しの刺激もくすみや黒ずみなどの原因になってしまうため、できるだけ余計な負担や刺激を与えないようにすることがとても大切です。
レチノールと一緒にビタミンCなどが配合されているものは、美白成分も高く美肌を目指す方におすすめです。添加物ができるだけ少ないものを選び使用することで、肌への負担も少なくできます。
自分の肌に合うものを選ぶためにも、成分表記をしっかり確認して適切な商品を選びましょう。
1ヶ月以内の使用が可能なもの
レチノールの効果をしっかり実感するためにも、1ヶ月以内に使えるものを選ぶことをおすすめします。肌のターンオーバーは約28日と言われているため、途中で使用をやめてしまっては、レチノールの効果を実感しにくくなってしまいます。
自分にとって使いやすい条件の商品を見極めて、続けやすいものを選びましょう。
[5]効果的なレチノールの使い方
パルミチン酸レチノール配合の化粧品やスキンケア商品は、一般的にも多く販売されているため、上手に使用することでレチノールのもつ効果を実感することができます。より効果的に使うためには以下の2つのポイントを守ると良いでしょう。
レチノールを使うタイミング
レチノールの効果を最大に引き出すためには、レチノールが常に肌に乗っているという状態が理想的です。汗をかいたりすることでレチノールは流れてしまうので、朝・晩レチノールが配合された化粧品をスキンケアの時にしっかり使うことが大切です。
レチノールを上手に使うコツ
レチノール配合の商品はクリームタイプが多いです。クリームタイプを使用するときは、気になる部分にやさしくなじませてしみこませるとより有効的です。
クリームを勢いよく伸ばしながら塗ると、皮膚に摩擦を与えてシワやたるみを悪化させてしまう原因になってしまうので注意しましょう。
[6]レチノールを使って艶つや美肌に!
レチノールを上手に取り入れることで、美肌や肌の若返りを期待することができます。ターンオーバーが乱れて、なかなか肌トラブルが絶えない方にもレチノールはおすすめです。
肌のターンオーバーを正常化してくれるため、弾力のあるふっくらとした肌を手に入れることができます。化粧品などでレチノールを取り入れることがとても大切ですが、平行して緑黄色野菜を摂取し内側からの美肌対策も忘れず行いましょう。
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