敏感肌の人必見の肌に優しい洗顔方法とは?洗顔料の選び方と共にご紹介
顔を洗うと「皮膚がピリピリする」「赤みが出る」という敏感肌の方にとって、洗顔はとても重要なものです。肌に刺激を与えない洗顔方法はないのか、今使っている洗顔料は肌に良いのか、悩みは尽きませんよね。そんな敏感肌の方へ、正しい洗顔方法や洗顔料の選び方、チェックしておきたい洗顔料の成分などをご紹介します。
2018年05月07日更新
記事の目次
[1]敏感肌になる原因
乾燥により肌のバリア機能が失われる
肌が乾燥することによりバリア機能が失われ、敏感肌になることがあります。乾燥肌の方は、敏感肌になる場合が多いと言われています。
花粉などのアレルギー
季節の変わり目や花粉などのアレルギーによって、敏感肌になっている場合があります。特に春ごろに敏感肌になることが多い方は、このタイプかもしれません。しかし、アレルギーが改善することで肌の調子も戻ることが多いので、一時的なものでしょう。
洗顔の際の洗い過ぎ
洗顔での洗いすぎや、すすぎ残しも敏感肌の原因となります。1日に何度も顔を洗ったり、ゴシゴシ擦って洗った結果、肌が敏感になりやすくなります。洗顔する回数を見直して、優しく泡で洗うようにすることで、改善していきます。
[2]なぜ敏感肌の方は洗顔でヒリヒリするの?
様々なな要因で敏感肌になると言うことをご説明しました。その中でも「バリア機能の低下」は、洗顔の際に肌がヒリヒリするなどのトラブルを引き起こしやすいのです。
肌のバリア機能が低下している状態だと洗浄成分の刺激や、洗った時に起こる摩擦刺激なので炎症を起こすのです。
肌に起こるトラブルとしては
・ヒリヒリする
・赤みがでる
・かゆみを感じる
・化粧水がしみる
などが挙げられます。洗顔の際の肌トラブルをさけるためにも、まずは敏感肌に優しい洗顔フォームを選びましょう。
[3]敏感肌の方におすすめの洗顔料とは
洗顔料の種類
洗顔料の主流は、泡立てて使用するクリームタイプですが、固形タイプの洗顔石鹸もあります。最近では、プッシュするだけで泡の状態で出てくるものもあるので手軽に使用できます。
その中で、洗顔料に含まれている洗浄成分は主に2種類あります。
- 脂肪酸石鹸
- 成界面活性剤
脂肪酸石鹸を主体とする洗顔料は、泡立ちがきめ細かく泡切れも良いので、すすぎ残しがないのが特徴です。
「弱酸性」と表示のあるものは、合成界面活性剤を主体としたものが多く、軽やかな泡立ちが特徴です。肌の表面は弱酸性なので、肌と同じ成分でやさしいというイメージがあります。
洗顔料の選び方
- 肌に負担のない成分を選ぼう
洗顔料を選ぶ際には、成分表示をチェックしましょう。肌に良い成分が入っているか、避けたい成分が入っていないかどうか確認することが大切です。無添加タイプのものもいいですね。ほかにもオーガニックの原材料を使用したものもおすすめです。
顔料で避けたい成分
- エタノール、アルコール
- 鉱物油(パラフィン、ワセリン、流動パラフィン)
- 防腐剤(パラベン)
- 香料
これらの成分は、肌のバリア機能を低下させたり、肌への刺激となったりと悪影響をあたえるものです。洗顔料を選ぶ際には、これらの成分が配合されていないもの、また配合量が極力少ないものを選ぶようにしてください。
洗顔料で良い成分
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- セラミド
- レシチン
これらの成分には、水分を補給したり肌のバリア機能を保護したりする効果があるので、洗顔フォームを選ぶ際には、チェックしておきましょう。
泡切れのよいものを選ぼう
すすぎ残しの心配のない、泡切れの良い洗顔フォームを選びましょう。すすぎ残しは肌荒れの原因ともなり、敏感肌の方にとっては気をつけたいところです。もちろん洗顔フォームに頼るだけでなく、すすぎ残しがないかどうかチェックする習慣もつけましょう。
肌がしっとりするものを選ぼう
洗顔した後に、肌がしっとりするものを選びましょう。肌がぴりぴりしない、つっぱらないことも重要です。もし使用した洗顔フォームで肌に違和感を感じるのなら、肌に合っていない可能性が高いので、別のものを使用したほうがいいでしょう。
肌別!おすすめの洗顔料
- 【乾燥性敏感肌】敏感肌×乾燥肌
- 【脂性敏感肌】敏感肌×脂性肌
敏感肌と乾燥肌をあわせ持った肌のことで、気温や湿度は大きく変化する時期に症状が表れやすくなります。この肌タイプの場合は、敏感肌の方用の低刺激の洗顔フォームを使用し、保湿力も高いものを選びましょう。
肌のうるおいや保湿成分は残しつつ、不要な角質や汚れのみを取り除けるようなものがおすすめです。
脂性敏感肌は、皮脂が酸化してできた物質が肌の刺激となり、敏感肌となっている状態の肌のことで、洗顔と保湿が重要です。洗顔の際には過剰に発生している皮脂を洗い流さなければいけませんが、必要以上に洗いすぎてもいけません。
実は脂性敏感肌用のスキンケア商品はあまり販売されていないので、脂性肌向けの化粧品を使ってしまうと、余計に刺激を受けてしまうこともあります。洗顔フォームは低刺激であり、皮脂対策ができるものを選びましょう。
[4]敏感肌の方はこれ!優しい洗顔方法とは
敏感肌の方にとっても刺激の少ない洗顔フォームを使用したとしても、間違った方法で洗顔を行なっていると肌の炎症悪化を招きます。肌に優しい洗顔方法を見直しましょう。
敏感肌の方の洗顔ポイント
- 洗顔前にパッチテストを行う
新しい洗顔フォームを使用する際には肌に合うかどうか、かぶれたり赤みがでたりしないかどうか、使用する前にパッチテストを行いましょう。
≪パッチテストの方法≫
- 洗顔フォームを二の腕に塗り、3分経った後で洗い流す
- 24時間後に肌の症状、反応を確認する
敏感肌用の化粧品には「パッチテスト済み」と記載もありますが、事前に自分の肌でもパッチテストを行うことで、安心して使用することができます。
- 正しい洗顔方法
- クレンジング
- 洗顔
洗顔を始める前に、クレンジング剤でメイクを落とします。クレンジング剤も刺激の少ないものを選ぶようにし、濃いアイメイクなどのポイントメイクは専用のリムーバーを使用して落とすなどします。
クレンジングを行う際には、肌をこすらないように短時間で済ませることが重要です。すすぎも含めて、1分以内に終わるようにしましょう。また、クレンジング剤の使用量が少ないと、肌の摩擦となる場合があるので、適量を使用するようにしてください。
⇒手を洗う
洗顔の前に、まずは手を洗います。手には油分は汚れが付着しているので、石鹸が泡立ちしにくくなりますし、汚れをそのまま顔につけることになります。
⇒泡立てる
クリーム状の洗顔料や石鹸など、どのような洗顔フォームを利用するにしても、しっかり泡立てるようにします。ネットを利用して泡立ててもかまいません。少量のぬるま湯を加えながら、モコモコの泡を作りましょう。
⇒洗う
いよいよ洗顔です。洗う際には、顔と手を直接付けるのではなく泡のクッションで洗うようにします。まずはTゾーンから始め、優しく撫でるように洗います。そして顔全体に泡が行き渡るように馴染ませます。特に皮膚が薄い目元部分は、泡を馴染ませるだけでかまいません。
⇒すすぐ
顔全体に泡を馴染ませた後は、すすぎ残しがないようにしっかりすすぎましょう。特に髪の生え際やフェイスラインはすすぎ残しがよくある部分なので、注意しながら丁寧に行いましょう。泡のすすぎ残しは、肌荒れの原因となる場合もあるので気をつけてください。
⇒タオルで水分を吸い取る
すすぎ終わったとは、清潔なタオルで肌の水分を吸い取ります。ゴシゴシ吸い取るのではなく、優しくタオルを肌に当てて、水分を押さえて吸い取るようにしましょう。
絶対にやらないで!NGな洗顔方法
洗顔の際、気をつけているけどついついやってしまいがちなNGポイントをご紹介します。現在の洗顔方法を見直して、間違っていた部分は直していきましょう。
- 熱いお湯、冷たいお湯で洗顔をする
- 洗顔に時間をかける
- 強く擦るようにして洗う
- タオルでゴシゴシ拭きとる
- 毎日何度も洗顔をする
熱いお湯は肌の乾燥を招いたり、冷たいお水は肌の刺激となる場合があります。洗顔の際は、必ずぬるま湯で行いましょう。
ぬるま湯とは、32℃~35℃ぐらいの温度で触るとひんやりする程度です。皮脂が溶けだす温度が32℃からと言われているので、温度設定で皮脂の落ちる量も変わってくるのです。
洗顔を丁寧にしたいからと時間をかけていませ?か。洗顔料は肌の上に乗せておく時間が長ければ長いほど、肌の負担となりダメージを与えます。
洗顔料には洗浄成分が含まれており、洗顔料を使用する限り少しの刺激でもかかってしまいます。洗顔は全てを1分程度で終えることができるようにし、なるべく肌への負担を少なくしましょう。
洗顔時に肌をこするようにして洗うと、皮膚は刺激を感じやすくなり痛みや赤み、かゆみを感じることが多くなります。肌のバリアが低下している状態では、皮膚に摩擦が起こることで炎症を起こしやすくなってしまうのです。
肌をこすりながら洗顔をしてしまうと、肌の表面にある必要な皮脂膜まで落としてしまうことになり、乾燥を悪化させてしまいます。
強く擦って洗うときと同様に、皮膚に摩擦を与えるタオルでの拭き取り方も、肌に大きなダメージを与えます。タオルで水分をふき取る際には、擦らずにタオルの生地を肌にあてて水分を吸収するようなイメージで行いましょう。
洗顔のやりすぎは、肌へのダメージとなります。洗顔には、肌の汚れを洗い流すだけでははなく、皮脂膜や保湿成分といった必要な役割を持つものまで洗い流す可能性があります。
そのため、洗顔は多くても朝と夜の1日2回までにとどめて、1回あたり1分程度で済ませるようにしましょう。
[5]炭酸洗顔は?スクラブは避けた方がいいの?
肌のバリア機能が低下し、弱くなっている状態の時には肌の摩擦を起こしやすいもの、角質を乗り除くタイプのものは避けた方がいいでしょう。
酵素洗顔
たんぱく質を分解する働きのある酵素は、肌の古い角質や毛穴に詰まっている汚れを取り除く効果があります。肌がじょうぶな時にはスッキリ気持ちいいものですが、バリア機能は低下している状態では乾燥が進み、肌トラブルを起こしやすくなります。
スクラブ洗顔
スクラブ洗顔とは、洗顔料に含まれている粒子によって古い角質を取り除く効果のある洗顔料のことです。この粒子が肌への摩擦となり、刺激となるので控えたほうがいいでしょう。
炭酸洗顔
炭酸洗顔とは、炭酸水を使用して洗顔を行うと言うもので、洗顔料を泡立てる際に炭酸水を含んだり、泡を洗い流す時に炭酸水を使用したりとするもので、ニキビ予防やシミ予防に効果があるとされています。
しかし、敏感肌の場合は炭酸が刺激となりやすく、肌を傷つけてしまう可能性が高くなります。敏感肌の方の炭酸洗顔はおすすめできません。
[6]洗顔後のスキンケア方法
洗顔後は水分が減少し、乾燥しやすい状態となっているので化粧水や乳液を使ってケアを行いましょう。
化粧水
肌へ水分を補給するもので、肌のキメを整えて美容液や乳液を馴染ませやすくします。化粧水はコットンで付ける方もいると思いますが、敏感肌の方にとってはコットンも刺激となるので、なるべく手で付けるようにしましょう。手のひらで押さえこむようにして馴染ませて、2~3回に分けてつけてもかまいません。
美容液
美容液は保湿成分が凝縮されたもので、肌に水分を閉じ込める働きがあります。美容液も手のひらで押さえるようにして肌になじませてください。乾燥を感じる部分には重ねづけしてもかまいません。
乳液
油分を含んだ乳液は、肌の表面にベールをかけるようにして、なめらかな肌に導いてくれます。乾燥しやすい肌には油分も大切な成分であり、肌をこすらないように馴染ませてください。
クリーム
乳液同様、油分を多く含むクリームは肌の表面を外部刺激から保護して、乾燥から守ってくれます。全体に塗るよりも、乾燥しやすい目元や口元を中心に馴染ませるようにします。
[7]どうしてもダメならこれ!洗顔料を使わない洗顔方法
水洗顔の方法
肌の炎症がひどい場合やなかなか改善しない場合には、水洗顔を行いましょう。水洗顔とは、洗顔料を使用せずにぬるま湯で洗顔する方法で肌への潤いを残しつつ、汗やホコリなどを取り除くことができます。水洗顔を行うことで、肌への負担も減らすことができるので、一度試してみてください。
[8]洗顔方法を見直して、肌に優しい洗顔をしよう
いかがでしたか?敏感肌の方にとって、洗顔の際に肌荒れや痛みを心配するのは辛いですよね。肌のためにも安心して洗顔をしたいと思うでしょう。
今行っている洗顔でヒリヒリした痛みや赤みを感じる場合には、洗顔フォームの見直しと洗顔方法の見直しを行いましょう。それでもどうしても痛みが消えない場合には、思い切って洗顔料を使わない水洗顔も大切です。ぜひ肌に優しい洗顔を行ってくださいね。
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